個別指導の学習空間 札幌第1エリア 札幌富丘・新琴似北教室担当の花岡です。
「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉が定着し、何事にも効率の良さが求められる時代になりました。
勉強においても「短時間で一気に覚える暗記術」や「要点だけをまとめた参考書」が人気を集めています。
しかし、中学生の勉強において本当に最初から効率だけを追い求めて良いのでしょうか。
結論から言えば、勉強で行き詰まっている人ほど、まずは愚直に時間をかけてみることが最大のブレイクスルーになると思います。
効率の良い勉強法とは、いわば「近道」です。
どこにどんな罠があるか、どの道が平坦かを知っているからこそ、最短ルートを走り抜けることができます。
しかし、基礎体力がなく、地図の読み方もわからない状態のまま近道だけを探そうとすると、結局はその場で足踏みをすることになりかねません。
教室内でも、「暗記が苦手」とか「全然覚えられない」といった言葉をよく耳にします。
そんなとき私は、「それは覚えるまでやり切ってないからだよ。」というような話をします。
“私はここまでやれば覚えられる”という自分の能力を知って初めて「効率」という次のステップに向かえると思うのです。
そのためには、まずは時間をかけることで、以下のような「勉強の土台」を作りましょう。
•自分の「わからない」の正体に気づく
机に向かう時間を増やすと、自分がどこでつまずいているのか、何に時間がかかっているのかを客観的に分析できるようになります。
•泥臭い反復が「型」を作る
英単語を何度も書いて覚える、数学の計算問題を何問も解くといった一見非効率な時間が、脳に知識を定着させる盤石な土台となります。
•集中力の持続力が身につく
最初は15分しか机に向かえなくても、毎日時間を意識して座り続けることで、定期テストや受験に耐えうる「体質」へと変化します。
質より量か、量より質かという議論はよく耳にします。
しかし正解は、「圧倒的な量をこなした先にしか、質の高い効率性は生まれない」のです。
たくさん時間をかけて失敗を経験するからこそ、「この方法は自分に合わない」「次はこう工夫しよう」という主体的な改善アイデアが湧いてきます。
成績が伸び悩んでいるときは、魔法のようなテクニックを探すのを一度やめてみましょう。
まずはスマートにやろうとせず、今日から机に向かう時間を15分だけ延ばしてみる。
その泥臭い時間の積み重ねこそが、のちにあなたを助ける強力な武器になります。
まずは次のテストに向けて、ほんの少しだけ意識を変えてみてください!









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