松本東教室

意味を調べよう

個別指導の学習空間 長野中部エリアの松本東教室・松本南教室の小野です。

勉強する際に、たくさんの言葉を覚えることになります。
その際、言葉の意味を知ったほうが覚えやすいし、正確に覚えられます。
なので、私は「意味を調べる」ことを強くおススメします。
意味調べ自体は当たり前のことのようですが、由来を知ることができたり、新たな疑問が出てきたり…それを通して、知識が盤石になります。
以下に一例を書きますので、参考にしてください!

○五里霧中
様子や手掛かりがつかめず、方針や見込みが立たないこと
五里にもわたる深い霧の中にいるという意味から出来た言葉
事情などがはっきりしない中、手探りで何かをするという意味

こうして意味を調べると
五里夢中
という間違いはしなくなるはずです。

ところで、「五里」って何ですかね?
また調べてみると

「里」というのは長さの単位で、1里=約4km
「五里」とは、それの5つ分…

そう考えると、確かに方針や見込みは全く立ちませんね。

○異口同音
多くの人が、同じ言葉を口にすること
また、多くの人が一致して同じ意見をいうこと
「異口」は、異なった口(別々の人の口)の意味

こうして意味を調べると
異句同音
という間違いはしないはずです。

学校の国語のテストでは特に、漢字を書く際の使い分けや正しく覚えていることが求められます。
日頃から「意味を調べる」習慣をつけて、テストで間違えないように気をつけましょう!

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英語の勉強スタイル

個別指導の学習空間 長野中部エリア 松本東・広丘村井教室の大谷です。

突然ですが、みなさんは「自分の勉強スタイル」を持っていますでしょうか?
特に英語は、英単語が覚えられないなどどうやって覚えれば良いのか疑問に思う方も多数いるはずです。
そこで、今回は英語の勉強スタイルについて書かせていただきます。
キーワードは「VAK」です。
Visual:視覚から学ぶ
Auditory:聴覚から学ぶ
Kinesthetic:体感覚から学ぶ
この3つになります。

例えば、新しい単語を習得しようとしているとき、何度書いても覚えられないのに、声を出して口ずさむと頭の中に入ってきた!このような経験はありませんか?
これは「聴覚から学ぶ」という学習スタイルが向いています。

効率的な勉強をするためには、自分がどの学習スタイルが良いのかを知っておく必要があります。
では、各学習スタイルの特徴をそれぞれ見ていきましょう!

①視覚タイプの学習スタイル
視覚タイプは、目から入ってくる情報から学ぶのが得意な方はこの学習スタイルが向いています。
勉強のやり方としては、教科書を最大限活用!教科書使うときに情報を書くのは良いですが、重要箇所以外にも自分で重要だと思う箇所がないかも確認しましょう。
また、日常生活でテレビを見るときに是非洋画を字幕で見てください!こちらはかつてやったことがありますが、洋画なので面白さもありより鮮明に頭に残ります。

②聴覚タイプの学習スタイル
聴覚タイプは、CMで流れているオリジナルソングなどが頭の中に流れて来た!もしくは、メロディーとともに歌っていたとしたら聴覚タイプの学習スタイルが合っている証拠です。
このスタイル向きの方は、聴いて覚えるのが効果的です。
特に、楽しく学んで英語に親しみを持ってほしいので「洋楽」を聴くのをオススメします。
ただ、聴くのよりも楽しく聴いた方が勉強自体も楽しめます!

③体感覚の学習スタイル
体感覚のスタイルは「体を動かすこと」です。
例えば、バスケットボールの戦術で最初は慣れないかもしれないけど毎日同じ戦術を練習することで完成します。それは、体で覚えたことが頭の中にも残りやすくなるからです。
なので、スポーツをするときに単語を繰り返し言いながらやると頭の中にも残りやすくなります。

みなさんはどのスタイルが当てはまりましたか?
自分の勉強スタイルを見つけて効率の良い勉強をしていきましょう!

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ツリー暗記

個別指導の学習空間 長野エリア 岡谷教室 松本東教室の新田です。

気温もみるみる下がり、受験という言葉が現実味を帯びてきている中、最近良く暗記が苦手、歴史が全くできないといった話をよく耳にします。そこで今回は長期記憶につながる勉強方法についてお話しさせて頂きたいと思います。

そのひとつがメモリーツリー法と呼ばれるものです。その名の通り、一つの単語、事柄について枝分かれ式に単語や知識を暗記していくというものです。安土桃山時代→織田信長→本能寺の変→明智光秀のようにただ一つの単語を暗記するよりもそのバックグラウンドまでを知識として頭に入れることができ、一問一答だけではなく、記述の求められる応用問題にも対応しやすくなります。頭の中ではそんなこと分かってるよ!と思っていても実際にツリーのようにノートに書きだしてみると視覚的にも知識が整理されてより暗記しやすくなる!かもしれません。是非お試しあれ!

他にも身近な場所と単語をひも付けして覚える場所法や、イイクニ(1192年)作ろう鎌倉幕府に代表されるごろ合わせなど様々な方法がありますので気になった暗記法があればぜひ実践してみてください!

ここまで暗記における効率の良い方法についてお話をさせていただきましたが、根本的に人間は忘れる生き物です。そのため反復暗記に敵うものは基本的にはありません。そのため、楽して覚えよう、楽して点数を取ろうという考えの下生まれた暗記法ではうまくいかないことが多いように思います。
「言っていることが支離滅裂じゃないか!」という言葉があちこちから飛び交ってきそうですが…

つまり、自分に合った暗記法を探し出し、その上でその暗記法を反復することが最強の暗記法であるということです。努力に勝る暗記法はない!という前提の下その努力のサポートに紹介した暗記法が少しでもプラスになって頂ければ幸いです。

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敵を知り、己を知る

個別指導の学習空間、長野エリア 松本東・松本南教室の小野です。

テストは、学年が上がるごとに難しくなってきて、点数がとりづらくなってきます。
そのなかで、どうテスト対策をすれば良いか、迷う人がいると思います。
そこで、対策方法について、「長野県の高校入試 理科」を例に①~③で挙げますので、参考にしていただければと思います。

①まず、「敵を知る」
敵というと、「受験校が同じの人」と思う人がいるかもしれませんが、彼らに対してできることは特にないので、今回は「試験問題」を敵とします。

長野県の理科の試験問題は、大問が4~5つあります。
特徴は
 A 大問は分野別になっていて、「生物」「化学」「地学」「物理」(+年によっては「小問集合」)
 B 問題文の説明部分がページの半分以上など長いことが多い

②己を知る 
以下のようにざっくり分けます
40点以下→苦手
40~60点→普通 
60点以上→得意

③どうするか
 ①②をもとに対策をしていく

・苦手→暗記が中心の分野を優先
高校入試ならば、暗記が中心の分野は、「生物」、「地学」「化学」の一部
・普通→どの分野も解く+得意分野を伸ばす
・得意→計算・考えて解く問題が多い分野を解いていく
計算・考えて解く問題が多い分野は、「物理」、「地学」「化学」の一部

ただ、長野県の理科ならば、苦手な人と得意な人が気をつけなければいけないことは
「理科の4つの全ての分野から試験が出ること」
優先する分野以外の分野も、テスト前に軽くでもやっておいたほうが良いです。

どの科目、どの試験にも、およその傾向があります。
ある私立中学の算数の入試には、
「『時間か速さの単位の変換の問題』が必ず出ていて、しかも問題の位置が2P目の右下」
というケースもあります。

敵を知り、己を知り、対策をして……
合格を勝ち取りたいですね。
学習空間は、講師一同、合格のサポートをするよ!

それではまた(^^)/

スポーツと両立!

個別指導の学習空間、長野エリア 松本東・塩尻教室の小野です。

今回は、中学2年生の塾生の紹介をします。
彼はサッカーのクラブチームに入っていて、かなり練習が大変です。
そんな中、週3回3時間の基本コースを受講し、また忙しい中でも塾に来て勉強をがんばりました。

ただ、勉強のやり方が身についていませんでした。
正確に○つけをしていなかったり、×の問題の間違い直しをしていなかったりでした。そこで、我々講師のほうで○つけの内容をチェックしたり、一度間違えた問題が間違い直し後に解けるか確認したりしました。
また、テスト範囲表の分析をして出題されそうな内容は特に解いてもらいました。それに、テスト勉強のペースについても大丈夫かチェックしました。

その結果、入塾してから3カ月後に、入塾前より90点も上がりました。

彼に、点数が上がった理由を聞くと
「たくさん勉強したから」「テスト範囲のワークを何回も解いたから」
とのことでした。

なお、彼にはまだまだ伸びしろがあります。
途中式をもっと書けば
漢字を省略せず書くようになれば
もっと間違いの原因を突き止められれば……

そうなるよう、日頃から声をかけ続けています。

学習空間では、このように生徒の皆さんの成績アップのサポートをします。
勉強のやり方を伝え、テスト範囲の分析をして、それをもとに対策をしてまいります。
興味のある方は、お問い合わせください。

お待ちしております。

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受験生こそ○○を!?

“個別指導の学習空間 長野エリア 岡谷教室・松本東教室の新田です。

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願い致します!

「新年」。めでたいなあと言う感情と一緒にいよいよ受験がやってくるなあと私自身も受験時代に思いを馳せ、胃が痛む今日この頃です。
この時期受験が近いということで、時間なんていくらあっても足りない!一秒でも無駄にしたくない!と勉強に心血を注いでいることかと思います。
もちろん受験を控える生徒にとって何よりも大切なことなのですが、それだけではなく意外と知らない勉強の合間に運動することで得られる意外なメリットについてお話させていただきたいと思います。

「勉強」というと、机にじっと座っているというイメージがあります。もちろんそのような勉強法が有効な場合も多々あります。

しかし、アメリカのとある大学では、有酸素運動や筋トレを行うと、血管を作り出す「VEGF」や記憶や思考にとって必要な「BDNF」が増えるという研究結果もでているようです。
難しい用語だらけで、私自身も大まかな概要しか理解出来ていませんが、、、(笑)。要するに、運動をすることによって脳の働きを良くする成分が増えるということです!

それだけではなく、常に運動をしている人としていない人で、物事の記憶を司る「海馬」の大きさを比較すると、運動をしている人の海馬の方が約2%ほど大きいという研究結果も発表されているようです。
もちろん海馬の大きい方が記憶力が上がりますので、記憶テストなどの成績が飛躍的に上昇しやすくなります。

また、勉強における考える力や計画を立てる力、物事を記憶する力なども向上しやすくなることも研究から分かっています。

このようになアメリカの研究からも分かる通り、運動と脳には大きな相互関係があることが分かります。

といっても、何でもかんでも運動をすれば良いというわけではありません。
息を切らし身体が疲れ切ってしまう激しい運動をやった後は、集中力の阻害や疲労、眠気など勉強をするうえでは必要のない要素がたくさん出てきてしまうからです。

となると、勉強をしっかりとやるためには、簡単にできて少し息切れするくらいの運動が最適となります。
勉強の合間にちょっと伸びをしてストレッチなんてことも軽い運動に入ります。あくまで勉強主体のこの時期には勉強に支障がない程度のリフレッシュとして体を動かしてみてはいかがでしょうか。

それではみなさん、良いお年を!

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解答の再現性

個別指導の学習空間 長野エリア 松本東・岡谷教室の神宮寺です。

理科の勉強法として、暗記や理解が重要です。もう知っているよと言われるかも知れませんね。そこで、実際にテストで解答すること(アウトプット)に注目しました。今回は、理科の場合で、解答のコツを紹介したいと思います。

まず、テーマにある「再現性」って何を指しているのかについてです。

再現性…科学実験などにおいて、所定の条件や手順の下で、同じ事象が繰り返しおこったり、観察されたりすること。(大辞泉)

要するに、一回きりの結果で終わりではなく、同じ条件や方法のもとでは繰り返し同じ結果が得られることです。(信頼性と似ています)

これをテスト場合で置き換えてみましょう。
テストでは、まったく同じ問題(条件)はほぼ出ないと思います。しかし、実験・観察を中心とした手順・結果・考察などの基本的内容は変わりません。そこで、設問ごとに多少の違いはあっても、同じ条件や方法であることに気づき、繰り返し解答できる(結果)を得ようというわけです。

たとえば、化学分野の「化学変化と物質の質量」を例に挙げます。
例題 酸化銅4.0gと炭素粉末0.3gを良く混ぜ合わせ、加熱した。気体が発生しなくなったら、加熱をやめ、ピンチコックでゴム管を閉じた。加熱後、試験管に残った赤茶色の物質の質量は3.2gだった。
※文章だけでは伝わりにくくてすみません
補足(酸化銅と酸素粉末の入った試験管の口は下げてあります。その試験管にはゴム管が付いています。ゴム管にはピンチコックとガラス管が付いています。ガラス管の先は石灰水の入った試験管に入っています。)

(1)加熱をやめる前に行う操作を簡単に説明しなさい。
(2)この実験でおこった化学変化を説明しなさい。
(3)この実験で、酸化銅と炭素粉末はすべて反応し、気体と赤褐色の物質が生じた。銅
原子1個の質量は酸素原子1個の質量の何倍か。

ここで、解答とあわせて4つのポイントも一緒に進めます。

1. 置き換える
(1) では、加熱をやめる=(徐々に)冷える と置き換えることです。そうなると、何が変わるのか。加熱すると空気の体積は大きくなります。よって、試験管中の空気の体積は大きくなっています。けれど、冷えると元の大きさに戻ってくるはず。つまり、体積が変わります。その差があるのだから、空気の足りない分を外から入れようとします。そこで、ガラス管の先が石灰水に浸かっていると吸い込んでしまうな、となります。あとは、加熱した試験管に冷たい石灰水が入って割れます。表現を置き換えることで、イメージが具体化して、暗記したこととリンクさせやすくなります。
(1)A.ガラス管を石灰水から出す。

2.見方を変える
(2)では、石灰水・炭素粉末に注目することです。この材料からでも、実験で二酸化炭素が発生することがわかります。ということは、その酸素は酸化銅から炭素に渡すのだな、となります。こうなると、何が酸化して、何が還元するという説明の要点も分かりやすいですね。
(2)A.この実験では、酸化銅は還元され、炭素は酸化する。

(3)も、見方を変えてみましょう。設問にある、全て反応・気体という2つのフレーズ
についてです。全て反応している=あまりがない、気体=二酸化炭素 と置き換えます。(赤褐色=銅は、そのままですね)
あとは、酸素が必要であり、質量を求めることだけです。酸化銅と炭素粉末の混合物が余りなく反応しているから、銅の質量を引けば二酸化炭素の質量がでます。

 4.0+0.3-3.2=1.1(二酸化炭素)
 1.1-0.3=0.8(酸素)
よって、銅÷酸素で何倍かわかります。
 3.2÷0.8=4(倍)
A.(3)4倍

3.振り返る
これは日頃の積み重ねです。(3)はとくに、銅と酸素の質量比が4:1と覚えていれば、即答でしょう。しかし、常にそのような問題だけではありませんし、後になって思い出すこともあるでしょう。そこで、テスト後に問題用紙に印(✔)をつけて振り返り、忘れないようにすることが大切です。目標は、暗記・理解している状態にすることがベストです。

4.短縮する
 アウトプットするまでの時間は、短いに越したことはありません。なので、タイマーなどで時間を測ってください。スマートフォンのアプリだと、みなさん使いやすいですね。とくに印(✔)をつけた問題は、秒単位でも早くなると嬉しいものです。

まとめ
アウトプットは、あくまでも暗記・理解と一体です。
暗記・理解が重要なことは変わりません。
しかし、その2つの効果をより高められるということです。

いかがでしたか?
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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一の位が、十の位の4倍

個別指導の学習空間、長野エリア 松本東・塩尻教室の小野です。

みなさんの中で、数学が嫌いだったり、苦手だったりという人はいませんか?
……多分、たくさんいますよね。

ここで1問、問題を出します。
「一の位が、十の位の4倍です。十の位と一の位を入れ替えた数は、もとの数より27大きい。もとの数を求めよ。」
これは、中2数学の連立方程式の範囲です。
学校の解き方だと、十の位をx、一の位をyと置いて、連立させて解きます。
ただ、
「どんな式を立てればいいか分からない」
ということがあると思います。

そんな時は、
「xやyを使わなくてもいいから、とにかく答えを出そうとしてみる」

この問題だったら
「一の位が十の位の4倍?
ならば、もとの数(答え)は『14』か『28』しかないんじゃないか。
あと、入れ替えたら『41-14=27』『82-28=54』だから、27大きくなった『14』が答えだな」
と出ます。
私は、数学は「①習った知識を使いこなすこと」「②答えを求めること」が目的と考えています。したがって、上のような解き方でも正解できれば「②はできたんだから、とりあえず良かったね(^^♪」と思います。

なお、解けないことも当然あるでしょう。
でも、「何とか解こうとして、いろいろ考えたこと自体に価値がある」と思います。

ただ、解けても解けなくても、この後にしなければいけないことがあります。それは
「解き方を、解説だったり教科書だったりで確認して、解き直すこと」
です。
これにより、「①習った知識を使いこなすこと」ができるようになります。
ちなみに、答えだけ見て「合っていた」「間違っていた」では、次に同じような問題が出た時にまた「どんな式を立てればいいのだろう?」となってしまいます。

いろいろ書きましたが、まとめると「とにかく答えを出そうとしてみよう」「解説を見て解き直しをしよう」です。
参考にしていただければと思います。

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地学の見方

個別指導の学習空間 長野エリア 松本東教室・岡谷教室の神宮寺です。

今回は、中学生のみなさんに、地学の見方についてご紹介します。
とくに、中学3年生で勉強しているのに、点数が上がらないといった方に向けています。

地学は、中学校の理科の2分野で習います。
火山活動と火成岩(1年生)、天気の変化(2年生)、地球と天体(3年生)といった方がイメージしやすいかもしれません。

語句を調べて暗記したけど、問題が解けなかった経験ってありませんか。
「グラフや図は知っているけど、どこに注目すればいいんだろう…。」
これだと、暗記しただけでは解けないですよね。

そこで、3つのポイントです。
① 読み取る部分をおさえる
グラフや図は、注目するポイントが決まっています。たとえば、震源からの距離を求める問題では、「初期微動継続時間」がポイントなので、そのためにどこの差に注目すればいいかをおさえるといった具合です。
② 手掛かりをつかむ
手掛かりに気付けるかは、大きなポイントです。たとえば、日の出・日の入りの時刻を求める場合に、XとYのどちらが西と東か・紙テープの各点の間の長さをどう計算すればいいのかといった具合です。
③ 出題パターンに慣れる
グラフや図の問題にはパターンがあります。天気の変化で、「寒冷前線が通過したのはいつごろか?」という問題などがそうですね。これは、寒冷前線が通過したあとには「気温」・「風向き」がどのように変化するのかが、パターンとして決まっています。何回も解いていると、みなさんなら覚えてしまいますね。

いかがでしたか?
これは、あくまでも見方です。本当に真価を発揮するのは、試験でみなさんが解答できたときです。
ぜひ、活用してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

信濃の国の証明対策

個別指導の学習空間、塩尻教室・松本東教室の小野です(^^)

今回は、特に私の住んでいる

「『長野県(信濃・信州)』の公立入試と図形の証明」

について、いろいろお伝えできればと思います!

 

まず、問題分析から。

 

長野県の証明は、以下の通り。

(長野県教育委員会の過去問の正答・正答例及び評価基準より)

① 「証明が完結しているものが評価の対象」

つまり、証明が途中で終わっていたら0点ってこと。

テスト中に証明を書いていて、結構考えたけど「うーん、分からん」ってなって途中でやめて、他の問題をやりましたってこと、みんなあると思うんだ。でも、これを入試でやると、大損するみたいだね。入試では書ききる必要があるみたいだ。

② 「『証明が完結』とは、『AB=DBなどの条件(3つ)と△ABC≡△DBC』を書いてあること」

…ほう、適当に書ききればいいわけではないらしい。

なお、合同や相似の条件は書かないと減点1とのこと。

③  証明する条件が難しいものは、不正解で減点2。

説明が難しい部分は配点が高いってことだね。

④ 「完全記述式」で穴埋めじゃない。

大変だよね。

⑤ 「証明の配点は5点。なお、その後ろの『証明が解けた前提で解く問題』があり、

配点が合計5点もある場合もある」

 

対策など。

 

まず、①と②については、普段の勉強でも

「3つの条件を見つける」+「証明を書ききる」訓練

をするといいね。特に「3つの条件を見つける」訓練は、他の科目で集中力が切れた時などに数学の問題集の証明を見て、条件だけ見つけてみるなんてのもいいね。

そしてテスト時は、条件が見つからなかったら後回しにする作戦が良いかと。

③は、ややこしい説明(重なっている角を使った証明など)は、書き方を暗記してしまおう。

④と⑤については…

勉強時は、「証明+その後に問題が続いている」ものを探して、

証明を書く前に、「証明をできたものとして問題を解く」訓練をする

→完全記述の証明を書く

と良いね。すると、テスト時に証明が書けなくても、その後の問題を正解できる可能性が上がるね。

 

 

いかがだったでしょうか。

他県の人も、自分の県の教育委員会の過去問の採点基準から、それぞれの対策を立ててよう!

 

ではでは(^^)//

松本・塩尻の塾なら個別指導の学習空間

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