歴史

歴史つなげるノート

こんにちは、個別指導の学習空間、栃木エリア、小山城南教室・野木教室担当の稲見です!

みなさん、社会、特に歴史の学習はどのように行っていますか?

教科書に出てくるものは全て重要なものばかりなので、ノートにまとめている人も多いですね。
ただ後で見直した時に見やすいノートではないと、せっかくの皆さんの努力がもったいないですね。

そこでよりよいノートに出来るちょっとした方法をお話ししたいと思います!

それは「つなげる」ノートです。
歴史上の出来事には必ずつながりがあります。
いきなり改革や戦争は始まりません。
「原因」と「結果」というのをしっかりおさえることが大切です。

たとえば中学3年生で習う日本と清(中国)との間で行われる「日清戦争」。
この戦争の前には朝鮮で起こった「甲午農民戦争」という戦争があります。
この戦争を止めようと、日本と清がそれぞれ朝鮮に向かってこの戦争を止めます。
ただお互いに朝鮮を自分のものにするため、そのまま残り続けて最終的には「日清戦争」が始まってしまうんですね。
その戦争に勝利した日本は清との間に「下関条約」というものを結び、多額の賠償金(戦争に勝って獲得したお金)と複数の島をゲットするわけです。

このように「甲午農民戦争」→「日清戦争」→「下関条約」はセットで覚えていくといいでしょう!
さらにこの「下関条約」を結んだ結果、そのお金で「八幡製鉄所」という工場を作ったり、ゲットした島をめぐって次の出来事へとつながっていくのです。

こんなふうにそれぞれの出来事を単語として暗記するのではなく、つながりをくっつけていくことでテスト前でもパッと確認することができるノートが出来上がります。
これを継続していけば定期テストだけではなく、高校受験対策の自分だけのオリジナルノートとしても使うことが出来ます。

まずは最近習った学習の出来事の前後を見てみて作ってみてはいかがでしょうか!

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歴史の勉強法

初めまして、学習空間 札幌第1エリアの矢ヶ崎です。
今回は歴史の勉強法について、私が普段から気を付けていることについてお話したいと思います。

社会は暗記科目、ということはよく言われますし、私も暗記は非常に重要なことだと考えています。
しかし少し見方や考え方を変えると、ただの暗記ではなくちょっと楽しくなるという勉強法です。

それはズバリ、「物事の因果関係を知る」ことです。
難しいので簡単に言うと、「どうしてこういう出来事が起こったんだろう?」と考えることです。

例えば、安土・桃山時代の戦国武将、織田信長の名前は聞いたことがありますよね。信長のエピソードは様々ありますが、長篠の戦いで鉄砲を使用したことは有名ですね。
では、「なぜ信長は鉄砲を手に入れることができたのか?」を考えてみましょう。

織田信長が活躍する少し前、ヨーロッパではルネサンスという時代の変換点を迎えました。それまでキリスト教文化に支配されていたヨーロッパで、より自由に生きよう、という考えが広まりました。
自由な社会になると様々な研究者が現れ、火薬・方位磁針などの発明が行われました。
この火薬が鉄砲に使われたというのはすぐに分かると思います。では方位磁針は鉄砲となんの関係があるでしょう?
もう知っている人もいるかもしれません、大航海時代の幕開けに欠かせない発明だったのです。

今では飛行機に乗れば半日程度でヨーロッパまで行けてしまいますが、当時は船での移動でした。そして一度海に出れば陸地は見えなくなるので、方向感覚を失ってしまい遭難する可能性が高まります。
そこで、安全に航海をするための道具が方位磁針だったのです。方角が分かれば、強風や海流で流されてしまったとしてももとの進路に戻すことができます。
こうした発明に支えられ、種子島に鉄砲が運ばれ、財力に余裕があった織田信長が目をつけた、ということです。

ではどうやってルネサンスは始まったのか?と考えるとまた時代をさかのぼって考えていく必要がありますが、歴史には必ず理由があります。
このように、歴史をストーリーとして捉えながら勉強することでいくつかのメリットがあります。

1つは、エピソードとして覚えた記憶は忘れづらいということです。
人間の脳は以外と記憶力が弱く、意味のない単語や数字は一度に7~10個程度しか覚えられず、また記憶が長続きしないそうです。例えばたまにしか使わない電話番号などは覚えることが難しいですよね。
それに対してエピソード記憶は、細かい記憶は抜けてしまったとしても大まかなストーリーは長期的に記憶として残りやすいそうです。例えば、ずっと前のことだけどはっきり覚えてる、という家族や友達との出来事があると思います。
このように長期記憶になりやすい、というのがこの勉強法のメリットの1つです。

加えて、入試問題などへの応用が利くというメリットもあります。
最近の入試問題では、歴史の因果関係をふまえた並び替え問題などが増えてきています。ただ言葉を覚えるだけでなく、「~が…したからこうなった」ということをしっかり抑えておけば、こうした傾向にも対応できます。

そして最後に、ストーリーを意識しながら勉強することで、歴史の楽しさを感じられるということが最大のメリットです。
ただの暗記科目としてではなく、誰の行動によってどういう結果になったのかを学び、過去の経験から現在の社会を分析し未来を考える、そんな社会科本来の楽しさを感じられる勉強法だと思いますので、歴史が嫌いで覚えるのが苦手、という人はぜひ一度お試しください。

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「打ちこわし」と「百姓一揆」の違いって?

個別指導の学習空間
上尾西教室&入間扇台教室の本橋です。

今回私からは、「社会」のネタを一つ投稿しますね。

「歴史」です。
それも、
【打ちこわし】と【百姓一揆】の違いについて。

これ、どちらも「江戸時代」「暴動」が共通しており、非常にまぎらわしいんですよね。
生徒さんも混同してしまうケースが多いです。

とりあえずどっちも、
「農民の反乱?」で何とな〜く覚えている人、多いのではないでしょうか?

でも実は、ハッキリとした違いがあるんですね。

こんな感じです↓

【打ちこわし】
誰が?→「都市の住民」がおこした。
どこで?→「都市」でおきた。
文句は?→「米よこせ!」

【百姓一揆】
誰が?→「農民」がおこした。
どこで?→「農村」でおきた。
文句は?→「年貢減らせ!」

けっこう違いますよね。

少しだけ詳しくいきましょう。

「打ちこわし」を起こしたのは、「都市部の住民」です。
江戸や大阪などの都市部で起きた暴動です。
米を買い占めた米商人の家などを、破壊したりしました。
「飢饉で米が不足してんのに、ひとり占めするなー!」て感じですね。

一方、
「百姓一揆」を起こしたのは、農民。百姓ですね。
これは「農村」で起きました。
目的は、「年貢を減らせ!」です。
当時の税金は、お金ではなく米(年貢)。
「税金が高すぎて生活が苦しいよ!」と村役人や領主に訴えたんですね。

「江戸時代」「米」「暴動」がもろに共通してるから、まぎらわしいんですね。
でも、以上の「違い」を抑えておけば大丈夫です。

まとめますね。

【打ちこわし】
→都市で。都市の住民が「米よこせ!」。

【百姓一揆】
→農村で。農民が「年貢減らせ!」。

これで完璧ですね。

ちなみに、「百姓一揆は打ちこわしほど過激ではなかった」という記録もあります。
そのため、
「打ちこわし」=暴動
「百姓一揆」=デモ
このイメージで覚えておいて大丈夫かと思います。

さらに「土一揆」てのもありますが、
こちらは「室町時代に起きた百姓一揆」
て覚えておいて大丈夫です。

歴史は、用語を覚えればとりあえずテストで点数はとれます。

しかし、
「そのできごとがなぜ起きたの?」
「そのできごとの後、社会はどう変わったの?」

これを学ぶことで、歴史は楽しくなります。

歴史は「点」で学ぶのではなく、「線」で学ぶ。
…少し難しいかもしれませんが、これは重要なポイントです。

以上
ありがとうございました。

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年表語呂合わせ

個別指導塾の学習空間 札幌第一エリア 北24条東・新琴似教室の清水です。

僕が実際に生徒に教えている「歴史ごろ合わせ必殺技」をご紹介します。

単純な年号+流れと順番が分かれば尚使いやすいと思うので、覚えやすいものから一部抜粋してみます。

①ザビエルが来て、1549(以後よく)伝わったキリスト教。
②今日(享保の改革)寒天(寛政の改革・天保の改革)食べたい。→よし(徳川吉宗)まづ(松平定信)水飲(水野忠邦)もう。
③天才(天台宗・最澄)延暦寺!真空(真言宗・空海)金剛峯寺!
④いい国(1192年)作ろう鎌倉幕府→足利の一味騒(1338年)いで室町幕府!→家康が異論おさ(1603年)えた江戸幕府
⑤天智死に、ぶなんに(672年)行かない壬申の乱。→上皇が義時打てと、 一気に不意(1221年)打ち承久の乱。

例えば僕は中学時代に【ごろ合わせをまとめたノート】作りました。
今回抜粋したものは当時のノートから引っ張ってきたものです。
自分で作った語呂合わせは忘れないし、友達に教えられればさらに楽しいですよ。

各教室の先生にコツを聞きながら、オリジナルごろ合わせノートを作ってみよう!

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つなげてつなげて社会勉強法

個別指導塾の学習空間、坂戸東 本庄南教室担当の望月です。

入試で対応できる社会の暗記の仕方をおつたえします。

ポイントは 
知識はつなげないと入試では対応できない。
A=Bではなく A=B=C=Dと つなげる です!

たとえば
聖徳太子は何をした人ですか?
冠位十二階した。
十七条の憲法をつくった。
などなどありますね。

教科書の黒字で、重要用語です。

もちろん
冠位十二階の意味は才能や功績によって役人に採用した

ととらえる生徒が多いと思います。

これは
用語と意味ですね。A=Bです。

ほかにも
聖徳太子は飛鳥時代
法隆寺を建てた。
世界最古のお寺

なんてのもありますね。
聖徳太子=飛鳥時代
聖徳太子がたてた寺=法隆寺
法隆寺=世界最古のお寺
冠位十二階=才能や功績によって役人に採用した
飛鳥文化=仏教の影響つよい
これもA=Bですね。

ではこの知識をつなげると

聖徳太子=飛鳥時代=飛鳥文化=仏教の影響をうける=法隆寺=世界最古

聖徳太子=摂政=せっしょう=冠位十二階=才能や功績によって役人に採用した

なんて知識がつなげることもできます。
A=B=C=Dですね。

入試テストではこのような問題が出ます。

問2
Bさんは藤原道長について調べたところ,次のa,bの文と資料1,資料2をみつけました。
藤原道長が活躍した時代の文化について述べた文とその時代の代表的な文化財の組み合わせとして正しいものを,
表中のア~エの中から一つ選び,その記号を書きなさい。

a 漢字を変形して,日本語の発音をあらわせるようにくふうしたかな文字ができ,これを用いて人々の感情を書きあらわせるようになった。

b床の間が設けられ,生け花などが飾られたり,石や立ち木をたくみに配置した庭園がつくられたりした。

資料1 平等院鳳凰堂
資料2 水墨画

以下のように解答していきます。
STEP① 藤原道長のキーワードから平安京ととらえます。
STEP② 平安京=国風文化=かな文字ととらえます。
STEP③ 平等院鳳凰堂=藤原氏 ととらえます。

この問題で必要なのは
藤原氏=平安時代=国風文化=平等院鳳凰堂 というキーワードを最低限関連付けてとらえているか問われています。

ということは、ひごろからA=Bしか勉強していないと、、、入試には対応しにくいという問題点にぶつかります。
偏差値50に届くか届かないかの一つのポイントです。
マインドマップという学習方法で有名ですが、
実はポイントをつなげるというのは結構難しいんですよね。
そもそも、ポイントをつなげられるのであれば偏差値50に届くと予想しています。
仮に、勉強苦手な生徒に、じゃあつなげてみようと指導するとなかなか手が進みません。
学習空間では 勉強の仕方を教える塾です。
スモールステップを重ねつつA=Bの学習方法をA=B=C=Dとつなげられるように勉強のサポートをしてまいります!!
もちろん結果はついてくるので、生徒もさらにやる気アップにつながっています!

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歴史はストーリー

個別指導塾の学習空間あいの里教室・新琴似北教室の関根です。

今回は昨年一緒に受験勉強を頑張った生徒についてご紹介しようと思います。
彼女は教室のオープン時から通ってくれていた生徒で、ムラっ気があってとにかく気持ちが乗るまでに時間がかかりました。

そんな彼女が特に苦手意識があったのが歴史でした。
重要語句を覚えさせて口頭チェックを行おうと思っても覚えられない。
はじめ私は勉強量が足りていないからもっとがむしゃらにやれば覚えられるのにと思っていましたが、次第にそういう事ではないと気づきました。
そもそも歴史に興味がなかったのです。
語句はそれなりに覚えられているのに、時代と登場人物や出来事の組み合わせがバラバラ。
彼女に限らず、人間は興味のないこと、面白くないことは覚えていられないものですよね。
でも例えば昨日見たドラマや映画などは、一度しか見ていないのに次の日学校で話題になってあらすじを話すと結構言えるものです。
私は教材は漫画でも時代物のドラマでも何でもいい、多少正確じゃなくてもひとまず細かいことは覚えなくてもいいから大筋の流れをつかむよう話しました。
そして昨日見たドラマのあらすじを話すように、週1回歴史の流れを私に話してほしいとお願いしました。(私も沢山語りましたが 笑)

そんなことを続けていると、「(摂関政治の)藤原氏って突然出てきたように思ってたけど、もとは(大化の改新の)中臣鎌足だったんですね~」なんてことを言ってくれるようになり、歴史は繋がっている1つのドラマ・ストーリーなんだということが掴めてきた様子でした。それが掴めれば、あとは細かいところを肉付きさせていくだけ。
あんなに嫌いだった歴史が今では面白いと言うようになりました。
嫌いな教科への興味は不思議なことに他の教科にも影響を与え、そして彼女自身にもスイッチが入ったことも大きく、全体的に少しずつ模試の点数も伸びていきました。
最初は300点満点中120点代前半にしか満たなかったものが最後には190点近くまで上がりました。

しかし志望校受験は正直難しい状況で、親御さんも含め何度も意志確認を行いましたが、彼女はどうしてもその高校に行きたいという気持ちが強くチャレンジすることを決意しました。
私たちも最後まで励まし続け、見事志望校へ合格してくれました。
進学した今でも学習空間で次の夢に向けて一緒に頑張ってくれています!

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歴史のキャラは好き嫌い

個別指導塾の学習空間、富士吉原・裾野教室の及川です!

今日は歴史の勉強について話したいと思います。
歴史っていろいろな人が出てきてなかなか覚え切れませんよね。
自分も人の名前と顔を覚えるのが苦手な方なので、歴史にはずいぶん苦労させられました。
ただ、好きなキャラクターの多い戦国時代あたりは割と得意でしたが。
皆さんにも経験があると思うのですが、ゲームや漫画で出てきたキャラクターは大体名前を覚えていますよね。
強いキャラなら特に記憶に残っていると思います。
そのキャラのしたことが好きだったり嫌いだったり、セリフが印象的だったり。
良くも悪くも思い入れのあるキャラクターであればインパクトの弱い名前でも頭に入っているはずです。
同じ様に、歴史の人物もどんなことをしたのか調べて(教科書に載っている範囲でもいいです)好きか嫌いか想像してみましょう!

ちなみに自分は井伊直弼がすごく印象に残っています。
朝廷(上の人)の意見も聞かず勝手に条約(しかも日本に不利な条約!)を結んだ挙句、反対した人達に罰を与えて、水戸藩の恨みを買って殺されてしまう。
なかなかの悪役です、わがままで冷酷な目をして処罰を下しそうです(個人の感想)
なんとなく鬼滅の無惨のようなビジュアルが想像できそうじゃないですか?
もちろん実際は井伊直弼にも考えがあったり、やむにやまれぬ事情があったりしたと思うのですが、こんな風に想像してみると歴史上の人物が生き生きとしてきますね!

他にどんな事をしたのかなど興味がわいて来れば完璧です!
興味を持って調べているうちに実はこんないい事もしていたとか、そのキャラの意外な一面を知って印象が変わることもあるかもしれません。
是非、こんな風に歴史のキャラクターを好き嫌いで判断しちゃいましょう。
きっと歴史が楽しくなりますよ!

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歴史は最高のノンフィクションドラマ!

個別指導の学習空間 岐阜エリア 岐阜都通教室・岐阜則武教室の伊藤です。

今日は歴史の勉強において根本的なお話をしたいと思います。

歴史が好きな人は言わずもがな、歴史なんて大っ嫌い!って人にも読みやすく書いていくのでついてきてください!笑

『歴史は繰り返す』

なんて言葉聞いたことありませんかね?
時代は変われど人間の根本はなかなか変わるものではありません。

よく
「歴史なんて昔のこと勉強して何になるの?」

「昔のこと振り返っても進んでいくのは未来だから!」
と言われたりします……

もちろんそうなのですが、上にも書いた通り『歴史は繰り返す』のです。

『人類の歴史は争いの歴史。』

そこには色々な人物の色々な思惑が織り交ぜられています。

平和な日本で生まれ育ってきましたが、半年前には終戦から丸74年が経ちました。
多くの先人たちが、祖国日本を守らんとすべく若い命を散らしていきました。
それ以来日本は戦火に見舞われたことはありませんが、この瞬間もどこかで戦火が交えられて家を失う人、大切な人を失う人がいます。

少し重たくなってきたのでこの辺にして……

筆者はテレビドラマを全くと言っていいほど観ないのですが、ドラマが好きな人って多いですよね!

それって人気の俳優・女優を起用しているなど色々な要因が考えられるのですが、「現実じゃ起こりそうにない」という若干のファンタジー要素が含まれるために惹きつけられているのではないでしょうか?

白馬に乗った王子様や絵に描いたような多数対多数の喧嘩シーン

なかなか現実じゃあり得ないですよね 笑

でも歴史にはそれがゴロゴロ転がっているんです。

教科書や参考書に書いてあるのは最低限の情報だけ……
言葉も堅苦しくてイメージしにくい……

そんな時は脳内ドラマのスタートです!!
歴史上の出来事なので登場人物を好きに設定してください!

A「あいつ(C)最近、帝に媚び売りすぎじゃね?」

B「娘を帝に嫁がせたいらしいぞ?」

A「は?マジ?てことはCは朝廷に取り入ろうとしてるってこと?」

B「まぁそういうことやろうな」

A「解せぬ。どうするB。処す?処す?」

B「俺もCのことあんま好かんのよなぁ……処すか」

~謁見の時~

C「~であるからして、我が娘を帝に嫁がせることとなった。」

A「C!覚悟!!」

C「なんだA!ええいBよ!早くAを何とかするのだ!」

B「覚悟!!」

C「B……貴様……バタッ」

こうしてCの謀略は失敗に終わったとさ ちゃんちゃん♬

という感じで脳内ドラマを再生してあげることでイメージも付きやすいと思います。
実際どんな風に話していたかはわかりませんが、そこは大体でOKです(笑)

いかに文字で書かれている出来事をイメージしていくかが大事だと思っています。
この時この人物はどんなこと考えていたのかな、どんなことを思って戦いに身を投じたのか、など昔の人物、出来事に思いを馳せるのも楽しいですよ!

それではまた!

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苦手科目が得意科目になるとき

個別指導の学習空間 千葉エリア八千代台教室・習志野藤崎教室の高橋です。

今回は歴史の勉強について、ある生徒の実例をもとにお話ししていきたいと思います。この生徒Sさんは1年ほど前、歴史の点数が40点から73点まで上がりました。本人曰く、「歴史という科目は暗記事項の羅列でどうしても受け付けない」とのこと。たしかに、ワークや教科書を読んでいるだけだとそう思っても不思議じゃありませんよね。そんな生徒に歴史の授業をしていた時の事、「先生、昔の事なんて学んでどうするんですか」と素朴な質問が来ました。私の答えはこうです。「人間というのは面白くて、特定の条件がそろうと、どこの国の人でもやる事は大体一緒なんだよ。歴史の勉強は、人間はこういう条件がそろうとこういう行動を起こす、という一種の行動パターンを学ぶことだ」と。

国が混乱していて、どうにもまとめられない時、どうすればまとめられるか。答えは、外部に敵を作ればいい。です。関東大震災に襲われたとき、日本人は大切な人を亡くしたり、職を失ったり、多大な借金を抱えたり、とにかく大変でした。皆自暴自棄になり、日本はめちゃくちゃです。結果はどうなったか。朝鮮人の虐殺事件です。「俺たちは日本人だ。あいつらは違う。」自暴自棄になった人間は、こんな排他的なアイデンティティーにすら安心感を見出してしまうのです。
同じことがドイツでも起こりました。第一次世界大戦、決して返すことのできない多大な賠償金を背負ったドイツは、まもなく訪れる世界恐慌のあおりを受けて大混乱。失業者にあふれ、経済がマヒ、貨幣の価値が下落し、パン一個が100億円というような事態に陥ります。ここで一人の男が、敵を作り出し、ドイツをまとめ上げます。ご存じ、ヒトラーによるユダヤ人虐殺です。ここでも「我々は優れたドイツ民族。ほかのやつらとは違う」。ドイツ人は歪んだ自尊心にすがらずにはいられなかったのです。

ね。そっくりでしょ。と話してみると、Sさんは目からうろこだったようで、以降歴史が得意科目になるまでさほど時間はかかりませんでした。暗記科目はそれだけではつまらないですが、逆にその背後にある「因果関係」をは知ると一気にすべてがつながります。そんなSさんは現在、大学受験で史学科を目指しているとのことです。

千葉の塾なら個別指導の学習空間

時代と流れもセットで覚えましょう。

個別指導塾の学習空間、愛知エリア 岡崎南・みよし教室の嶋田です。

 中学生で社会科の苦手な生徒の皆さんは、普段どのように勉強をされているでしょうか。
問題集を解き、間違えたところを覚え、関連することを意識してまとめて覚えたことの整理をする。これが基本で、おそらくは意識している人も多いと思います。
 しかし最近、私の入っている生徒に口頭テストをしていると、「承久の乱は何時代にありましたか」のように、時代を聞くと間違える人が多いです。また「昭和恐慌と金融恐慌はどちらが先におこりましたか」や「国会期成同盟ができたのと自由党が結成されたのはどちらが先ですか」といった問題でも、歴史が苦手な人だと間違える人が多かったです。

 定期試験の対策ならば、『問題集を解き、間違えたところを覚え、関連することを意識してまとめて覚える』という基本通りの勉強で大丈夫です。しかしいざ受験を意識したとき、都道府県によっては「あっているものを選べ」という問題や「起こった順に並び替えよ」のように、時代の暗記が起点になっているものが出題され、大切になる場合があります。そしてこちらは、常日頃から「時代の意識」をしていなければ、身に着けることは大変だと思います。

 私の教室では、夏休み明けに実力テストのある学校がありました。このため、夏休みの間の口頭テストでは、この「時代の確認」を普段よりも多めにするようにしました。すると、社会の歴史があまり得意ではない人の何人かが、得意としている科目よりも良い点をとることができました。

 あくまで基本は、「問題集を解き、間違えたところを覚え、関連することを意識してまとめて覚える」ことです。しかし、もしも受験を少し意識するならば、できればこれに「時代を意識して覚える」ことと「歴史の流れを意識して覚える」ことも付け加えてみて下さい。

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