個別指導の学習空間 静岡西部エリア
浜松天王教室の宮本です。
今回は勉強のやり方ガイドということで、高校物理の力学にポイントを絞って説明していきます。内容は以下の通りです。一番得意な科目で「勉強のやり方ガイド」を書くのは初めてなので、気合は十分です!(∩´∀`)∩ 目次は以下の通りです。
◆目標:偏差値55~60を獲る!
◆その1. 専門用語の理解!
◆その2. 問題集の例題を理解!
◆その3. 例題を3周!
◆さいごに・・・
今回の内容はあくまで基礎ができていない人(偏差値60以下)向けです。
前提として・・・やる気があること、中学生レベルの文字式の計算が一通りできること、文章問題に抵抗がないことが望ましいです。すでに偏差値を60越えている方は、学校の問題集から演習問題を一通り実践してくださったほうが良いかと思います!
それでは説明していきます!(∩´∀`)∩
◆目標:偏差値55を獲る!
まず、今日の説明は高校物理の“力学”のみに焦点を当てていきます。というのも、物理選択の人にとって、模試や大学入試で力学は必須単元になるからです。また力学は物理学の考え方を養ううえで基礎中の基礎と言っても過言ではないくらい、重要な単元になります。それゆえに、力学を完璧にすると、偏差値が60、65、70・・・と上がる科目でもあります。他の単元と考え方が似ているものが多くあるからですね!(∩´∀`)∩
◆実践1. 専門用語の理解!
物理学を勉強するうえで重要なものの一つは専門用語になります。物理では“位置”、“距離”という言葉は“変位”または“変位量”というものに置き換えられます。また1秒、1分、1時間は“単位時間”となります。これらを起点として“速さ”とは“単位時間当たりの変位量”と表されます。力学だけではありません。電磁気学では“電圧”は“電位差”という言葉で理解されます。“電位”という量を表すパラメーターの“差”が、中学校でも習った“電圧”というものに相当するからです。
こうした言葉の一つ一つを理解しないと、あとあと出てくる公式の理解や、運動方程式の立式が困難になります。言葉の意味を突き詰めて理解してみることがとても大切です。(∩´∀`)∩
◆実践2. 問題集の例題を理解!
必要なものは教科書と問題集1冊、この二つは何でもOKです。やり方は、教科書の本文を1単元分読み、そのまま例題をノートへやってみます。問題文を写すまではしなくていいのですが、必ずやってほしいのが、“イラストを描くこと”です。力の大きさや分力の作図もできる限り丁寧に書きます。定規までは使わなくて大丈夫ですが、初めの理解として、図をきれいに書くことで直感的な理解の助けとします。作図が出来たら式を立てる前に公式を必ず書きます。公式は教科書のものをそのまま覚えるつもりで書いてください。特に運動方程式の“F=ma”を書くことには意味があると自分は思っています。“力を加えたとき、質量をもつものは加速度を得る”という意味の式ですが、式の意味を説明できますか?できないのであれば、まずは書いてください。問題を解く中で公式の理解はより深まっていくので。(∩´∀`)∩
◆実践3. 例題を3周!
図を描いて、公式を書いて、そして運動方程式を立式して、そして計算して解く。この一連の流れが掴めるようになるまで、しっかりとやり込んでください。最低でもノートに3周はやってください。公式や問題が何を言っているかをしっかりと説明できるレベルになるのならこれくらいはしっかりとやってほしいところです。私は高2の頃にこのやり方で基本例題のみをひたすらノートに書いていました。模試でもあっさりと結果が出たので拍子抜けしたのを覚えています。それから、物理は一番得意科目になりました。(∩´∀`)∩
◆さいごに・・・
物理はまず力学です。
力学を制する者が物理を制すると言っても過言ではありません。
頑張ってくださいね~(∩´∀`)∩♪
力学を制したら次は電磁気学です!
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