社会

歴史の記述対策

個別指導の学習空間 静岡東部エリア 長泉教室、裾野教室の佐藤です。

歴史の記述対策、皆さんは苦手ではないでしょうか?
これが一瞬で勉強せずにできる方法は残念ながらありません。
ですが、授業を聞く時の心構えを身に着ければ、授業中に記述の答えが見つかるようになります。

その心構えは「なぜ」を大事にすることです。
「なぜ」を考えると、記述対策にもなりますし、歴史に納得ができるようになります。

例えば、足利義満が行った日明貿易はなぜ勘合という札が使われたのでしょうか?
そのカギは当時暴れまわっていた、ある海賊です。
当時暴れていた海賊といえば倭寇ですね、倭寇は中国沿岸を攻撃していた海賊で、彼らがいては貿易も成りたちません。
そのため、倭寇と正式な貿易船を区別する必要があり、
そのために作られたのが勘合という合札です。

このように、なぜか考えることで勘合と倭寇という2つの用語が学べましたね。

この「なぜ」を聞く問題はテストでも入試でもよく見る問題です。
「なぜ」こうなったのかを考えると用語の羅列だったように感じた歴史も納得できるようになるのではないでしょうか。

余談ですが、私はこれが歴史の楽しさのように感じます。
歴史でも文化、政治、経済、宗教、芸術など様々な内容があり複雑ですが、これらは互いに影響を持っています。
「なぜ」を考えるとこのような全く違うような物事が結びついてきます。
私はこれが楽しいですね。

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白地図のすすめ

個別指導の学習空間 滋賀エリア 草津・栗東西教室担当講師の中山です。

皆さんは地理の学習で白地図を使ったことはありますか?
白地図とはその名の通り、白い背景に国の輪郭だけ描かれており、細部や文字が書かれていない地図のことです。
なんとこの白地図を使うと、自分の欲しい情報が載った地図を作ることができるのです!

例えば、ミラー図法で書かれた世界地図に色分けした暖流・寒流の流れと砂漠・山脈の分布を書き込みます。

※ミラー図法ってなに?となった方は、「ミラー図法 メルカトル図法 ヴィンケル図法」で検索!

そうすると寒流が流れている大陸西部の海岸沿いに砂漠があることがわかります。
その名も「海岸砂漠(または冷涼海岸砂漠)」。
代表例として、ペルー海流が流れるアタカマ砂漠やベンゲラ海流が流れるアフリカ大陸南西部のナミブ砂漠があげられます。
海岸砂漠ができる原理は以下の通りです。
寒流によって冷やされた空気が偏西風によって陸地に流れてくる
→冷たい空気は暖かい空気よりも重いので上昇気流が発生しない
→雨雲ができず乾燥する
→砂漠ができる!
つまり寒流が流れている大陸西岸には海岸砂漠ができるのです。
「チリのアンデス山脈沿いには海岸砂漠がある」と具体的に覚えずとも、寒流の流れを覚えるだけで海岸砂漠がどこにあるかわかりますよね。

その他、鉱物資源の分布を書けば、主要な輸出品目や主要産業を推測することもできます。

地理の勉強は一つ一つの国について深く知ることも大事ですが、地形情報から読み取ることのできるものも多くあります。
私は漢字や英単語をただ暗記するということが苦手で、地図やイラストを覚えるのは得意でした。
そのため、白地図一枚に暖流・寒流の流れと砂漠・山脈・鉱物資源の分布を書いたものを作成し、それを暗記していました。

一人ひとり勉強方法の相性がありますが、地図の暗記が得意な方は、白地図で自分専用の地図を作ってみるといいかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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経験値って大切

学習空間 兵庫エリア 明石西・明石魚住教室の小又です。

今回は社会の「公民」についてお話しさせていただきます!
中学3年生になると「地理」や「歴史」が終わり「公民」という分野がスタートします。

公民には小難しい話が多く、出てくる用語も漢字ばかり…。
何が何だか分からないという生徒が毎年多く見られます。
「歴史や地理はできたのに、公民だけできない…」なんて人もいます。
そんな学生たちのために、公民を勉強する上での注意点について書いていこうと思います!

歴史や地理は名前のまま意味を覚えても問題ない用語が多く出てきます。
例えば歴史は
「日米修好通商条約」「日ソ不可侵条約」など
名前を見ただけで「日本とアメリカ」「日本とソ連」が結んだ条約という事がわかります。

公民では
「普通選挙」「平等選挙」「直接選挙」「秘密選挙」
とありますが、みなさんわかりますか?
ある生徒は「普通選挙っていう選挙があって、平等選挙ってのもある。選挙っていろいろあるんですね」と言っていました…。
もちろん違います。これは「選挙の基本原則」というもので、簡単に言えばルールです。この4つのルールのもとで選挙は行われているということです。
「選挙」「国会」「内閣」「裁判所」…。
普通に生活している中では、関わることがない用語ばかりです。
用語だけ見ても意味なんて分からなくて当然です。
学生の間に経験することがあまりない分野が多い公民は、自分だけで理解しようとせずに、近くの大人に聞くようにしましょう!
お母さんやお父さんや学校の先生はみんなとは経験値が違うので知っていることも多いですよ!
もし、聞きづらいなどある場合には、ぜひ学習空間へお問い合わせくださいね!
講師一同全力でサポートさせて頂きます!!!

ここまで読んでいただきありがとうございました。
お問い合わせお待ちしております!

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ふとした疑問を大切に

個別指導塾の学習空間 静岡中部エリア 藤枝北・藤枝南教室の小笠原です

『こんなにたくさん覚えられない!』 『無理です…』
よく社会を勉強している生徒からこのように言われることがありますが、もし教科書に書いてある内容を全て一字一句正確に覚えなければテストで良い点数が取れないのであれば、かなり大変ですよね…
確かに社会は覚えることが前提でその内容も多いですが、知識を増やしていくためにはコツがあり、その視点を持って日々学習していけば、例え社会が嫌いだとしてもテストで点数は取れるようになると思います!

では、そのコツとは何なのか?それは『次は何だろう?』、『逆って何だろう?』、『似ているけど違いって何だろう?』という3つの視点を持つことです!

1つ目の『次は何だろう?』に関してですが、世界で1番大きな国、あるいは世界で一番人口が多い国といった問題は少なくとも1度は教科書や問題集で目にしたことがあると思いますが、『2番目に大きい国ってどこだろう?』、『次に人口が多い国ってどこだろう?』という疑問を持つようにしましょう!そして、教科書や地図帳で調べたり、あるいはインターネットで検索しても構いませんので探してみましょう!面積であれば、ロシア連邦、カナダ、アメリカ、中華人民共和国、オーストラリア、ブラジルの上位6位まで、人口であれば中華人民共和国、インド、アメリカ合衆国の上位3位まで覚えておくと得をします。
ちなみに、ある中学校の1年生の定期テストで『世界で2番目に人口に多い国の名前を答えなさい』という問題が実際に出ています☆

次に『逆って何だろう?』についてですが、先程の面積が大きい国という質問を考えた時に、『じゃあ、逆に面積が小さい国ってどこだろう?』という疑問を持つことがとても大切だと思います。世界で1番小さい国はイタリアの首都ローマの中にあるバチカン市国ですが、これもある中学校1年生の定期テストで『ヨーロッパ州の説明で「世界でいちばん面積が小さな国」と記されているが、その国名を答えなさい』という問題が出題されています。また、中学校2年の内容ですが、授業で世界の河川と日本の河川の特徴について学んだと思います。日本の河川は長さが短くて流れが急でしたね。その一方で世界の河川は長くて流れが穏やかです。これもやはりどちらか1つを覚えるのではなく、世界と日本の河川を比較して覚えることで定期テスト本番で点数が取れる確率が上がります!こちらに関しても、『この資料は日本と世界の主な河川を比較したものである。日本の河川の特徴を説明しなさい。』という問題が2年生の定期テストの問題に出題されています☆

最後に『似ているけど違いって何だろう?』についてですが、2年生の内容になりますが、扇状地と三角州の違いをしっかりと説明できますか?扇状地は山間部から平野にかけて土砂が堆積した扇状の地形、そして三角州は河川により運ばれた土砂が河口付近に堆積することによって形成される三角形状の地形のことでしたよね。2つとも似ていますが、土砂の堆積する場所と形成される形に違いがあり、そこまでしっかりと覚えることでテスト本番でも結果を残すことができます!やはりこちらに関しても2年生の定期試験で図の中から扇状地と三角州を選ぶ問題が出題されています☆また、3年生の内容になりますが、歴史で日清修好条規と日朝修好条規について習ったと思います。名前が似ていますが、日清修好条規は日本と清との間の対等な条約、それとは逆に日朝修好条規は日本が朝鮮に強要した不平等条約でしたね。こちらに関してもある中学校3年生の定期テストで『1875年に日本は日朝修好条規を結ぶことになった。1871年にも清国と修好条規を結んでいるが、二つの違いは何か。』という問題が出題されています☆

教科書を読んでいる時、あるいは問題集を解いている時に『次って何だろう?』、『逆って何だろう』、『似ているけど違いって何だろう』と考えてみてください。そして、そのふとした疑問を教科書やインターネットで調べたり、学校や塾の先生、あるいは社会の得意な友達に聞いてみましょう!その積み重ねがやがて定期テストや入試において実を結ぶと確信しています!

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社会の暗記の仕方

個別指導塾の学習空間 愛知エリア 岡崎北・豊田大林教室の小笠原です。

今回はワークを使った社会の暗記の仕方を紹介します。
学習空間に入ったばかりの生徒をみていると、教科書を見ながら社会のワークを埋めている生徒を見かけます。
「自分のことだ」と、心当たりのある生徒もいるのではないでしょうか?
結論から申し上げますと、その勉強法は間違っています。

以下で理由を述べていきます。
まず1つ目は、調べて埋めたからといって、覚えることができないからです。
時間をかけて調べて埋めて、覚えてないと、効率がとても悪いですよね。
それならば、最初から解答を見て埋めて、暗記に時間を割いたほうが、点数のUPにつながります。

2つ目は、どこを覚えていないかを把握できないからです。
あとからワークを見直すと、全て調べているものですから、すべてに丸がついていますよね。
これではどこをもともと覚えていなくて、暗記すればいいのかがわからないので、困ってしまいます。

以上から、ワークを使った正しい社会の暗記の仕方を紹介します。
①何も見ずにワークを解いてみる。
②丸付けして間違えたところを暗記して、口答テストしてもらう。
以上になります。
とてもシンプルですよね。
でも、勉強って如何にシンプルにこなせるかがとても大切なんです。

注意点としては、ワークを解くときは1問につき10秒にとどめることです。
暗記ですから、考えても出てこないですし、仮に出てきたとしても、悩んでいる時点でうろ覚えです。
また、①に関しては、いきなりワークを解いても何もわからない生徒もいると思います。
そういう場合は、答えを見て、すべて答えを埋めてしまってください。
それを暗記して口答テストをしてもらいましょう。
そして、2回目のワークに取り組むときには、何も見ずにやってみて、書くことのできなかった部分を暗記するようにしてください。
1回目よりは暗記量も減り、かなり短い時間でこなせると思います。

いかがでしょうか。
暗記の仕方のイメージが湧いてきたでしょうか。
まとめると、「テストの時に解ければいいので、勉強時間の大半は暗記する時間に割いてください」ということです。
効率のいい勉強の方法を身に付けていきましょう!

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理科、社会を理解するには

初めまして!学習空間山梨エリア、昭和田富教室の河西です。
今回は理科社会を勉強する際に意識してほしいことについてお話しします。

この二つの教科は暗記をすればなんとかなる、とよく聞くと思いますが教科書やノート、プリントに目を通していざ本番となると、中々解けない問題が出てくるでしょう。それは何故でしょうか。

理科社会を暗記する際によくやりがちなのが、教科書に太字で書かれている重要語句のみを意識して覚えるというパターンです。たしかに太字の部分はよく出やすいのですが、大抵は語句の意味を問われたり、語句を使った記述問題が出たりと、ワークのように直接語句の名前を書けばいい、という問題は意外と多くはないのです。

では、どこに注目すればよいのでしょうか。ズバリ、太字の部分・・・の「前後に書かれている説明」に注目するべきです。「物質から酸素がうばわれる化学変化を還元といい、酸化と同時に起こります。」という文章があったとします。このとき、還元に関する説明として、「酸素がうばわれる化学変化」「酸化と同時に起こる」の二つがありますね。この部分を語句といっしょに書きとるなり、はっきり声に出して読むなりして意識的に覚えてください。そうすると、「還元とはどのような反応ですか?」「酸化銅が銅になったとき、起こった藩王を何と言いますか?」「同時に二酸化炭素が出来ましたが、この化学変化は何ですか?」といった複数の問題に対処することができます。

他にも、語句をグループ分けする方法もあります。例えば、「安土・桃山時代」の出来事に「刀狩り」と「太閤検地」がありますが、これはどちらも「豊臣秀吉」が行ったことです。このように、「いつ」「誰が」「何をした」で覚えるのも(主に社会で)有効です。特に歴史の場合、古い順に出来事を並べる問題もよく出ますので、「信長が本能寺の変で討たれた」→「秀吉が天下を統一した」→「家康が江戸幕府を開いた」というように大まかな流れを意識することも一つの手です。

このように、覚え方を工夫することで理社は比較的手軽に点数を伸ばすことができます。休み時間に友達と問題を出し合ったり、自主学習ノートに書き出してみたり、あるいは自分で自分にわかりやすく説明しようとしてみたり・・・とやり方も様々です。

それでも上手くいかないな・・・と思う人はぜひ周りに相談してみてください。特に学習空間では、教科書以上に語句を見やすくまとめたワークをそろえたり、私たち講師が試験を想定した口頭での問題チェックを行ったりしています。ぜひ、ご活用を!

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苦手科目が得意科目になるとき

個別指導の学習空間 千葉エリア八千代台教室・習志野藤崎教室の高橋です。

今回は歴史の勉強について、ある生徒の実例をもとにお話ししていきたいと思います。この生徒Sさんは1年ほど前、歴史の点数が40点から73点まで上がりました。本人曰く、「歴史という科目は暗記事項の羅列でどうしても受け付けない」とのこと。たしかに、ワークや教科書を読んでいるだけだとそう思っても不思議じゃありませんよね。そんな生徒に歴史の授業をしていた時の事、「先生、昔の事なんて学んでどうするんですか」と素朴な質問が来ました。私の答えはこうです。「人間というのは面白くて、特定の条件がそろうと、どこの国の人でもやる事は大体一緒なんだよ。歴史の勉強は、人間はこういう条件がそろうとこういう行動を起こす、という一種の行動パターンを学ぶことだ」と。

国が混乱していて、どうにもまとめられない時、どうすればまとめられるか。答えは、外部に敵を作ればいい。です。関東大震災に襲われたとき、日本人は大切な人を亡くしたり、職を失ったり、多大な借金を抱えたり、とにかく大変でした。皆自暴自棄になり、日本はめちゃくちゃです。結果はどうなったか。朝鮮人の虐殺事件です。「俺たちは日本人だ。あいつらは違う。」自暴自棄になった人間は、こんな排他的なアイデンティティーにすら安心感を見出してしまうのです。
同じことがドイツでも起こりました。第一次世界大戦、決して返すことのできない多大な賠償金を背負ったドイツは、まもなく訪れる世界恐慌のあおりを受けて大混乱。失業者にあふれ、経済がマヒ、貨幣の価値が下落し、パン一個が100億円というような事態に陥ります。ここで一人の男が、敵を作り出し、ドイツをまとめ上げます。ご存じ、ヒトラーによるユダヤ人虐殺です。ここでも「我々は優れたドイツ民族。ほかのやつらとは違う」。ドイツ人は歪んだ自尊心にすがらずにはいられなかったのです。

ね。そっくりでしょ。と話してみると、Sさんは目からうろこだったようで、以降歴史が得意科目になるまでさほど時間はかかりませんでした。暗記科目はそれだけではつまらないですが、逆にその背後にある「因果関係」をは知ると一気にすべてがつながります。そんなSさんは現在、大学受験で史学科を目指しているとのことです。

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基本に忠実に

個別指導塾の学習空間の沼津西&富士宮教室の松本です。

今回は中学3年生から入塾して、現在も通ってくれている生徒について書きます。

入塾前は社会が低く自信を無くしていましたが、入塾後は90点台も取るようになり現在でも日本史では常に90点以上。他の教科のトータルの順位も10位以内はほぼ確実に入る実力となっています。

その子の強みは伝えたことを忠実にこなす「素直」なところです。しっかり学習空間の基本のメニュー一つ一つ雑にやらず、地味なことでも嫌な顔せず取り組んでくれました。そして勝手に自己流に変えずにこなすことで安定した力を手に入れました。
どんなにいい計画でも徹底できなければ力にはなりません。
シンプルなことでも続けていけば着実に成長することを証明し、教室の良い手本となってくれているのでとても頼もしいです。

富士宮教室では昨年度世界史満点、今年度日本史97点といい流れができているので来年度その生徒に期待したいと思います。

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「思い出す力」を身につけよう

個別指導塾の学習空間 埼玉中部エリア 大宮宮原教室・埼大通り教室の岩田です。

今回は文系科目を中心に学習時に試して欲しいやり方についていくつか紹介していきます!
勉強を避けて通るにはそれ相応の誰にも負けないような特技が必要ですが、そんなものをもっている人はごくご少数。。。でもどうせ避けて通れない道ならば、同じ時間でも少しでも効率が良いやり方を覚えた方が良いですよね?
試しにやってみて、自分にプラスになるなと感じてもらえた部分があればそこだけでも吸収してもらえたら嬉しいです!

【英語・文法編】
何かしら文法を覚えるために問題集(学校ワークでも勿論OK)を解くとします。当然説明は読みます。マーカーで線を引く人もいるでしょう。では問題を解き始めたら・・・

本を閉じてみてください。

・この単元の文法のタイトルは何でしたか?
・例文に何が書いてあったか思い出せますか?
・いくつか用法があったとしたらその違いは何ですか?見分け方はどうすれば良いですか?

これらが全然言えなかったとしたら・・どうやらまだまだ勉強法が身についていない可能性が大です!
まずスタートはしっかりと文法のキーポイントを押さえること・それを理解すること・覚えることです。
そのどれかが欠けていたら、その場では解けてもテストでは発揮できないかもしれません。
一度試しにやってみてくださいね!

【英語・長文編】
長文のポイントは複数あるので今回は1つだけ紹介させていただきます。
(残りのポイントが気になった人には、学習空間の塾生さんになってもらえた時にそっとお伝えします☆)

今この文章を読んでくれているなら、当然日本語が理解でき日常的に使いこなせると思います。
でも急に「一般相対性理論を非ユークリッド幾何学を利用して説明しなさい。また特殊相対性理論において時空のメトリックを定義し、その差異を述べよ」と言われたら、
「はぁ????」
となりませんか?少なくとも私はなります。笑
「知らない単語は答えようがない」というわけです。

受験の問題でも内容一致や正誤問題に限るならば、先に全文の和訳を見て質問文の意味もわかってしまえば正答するのは難易度が格段に下がりますよね。
少しでもこの状態に近づけるために

①長文で分からなかった単語はきちんと調べてメモをとる
②和訳に自信がなかった文章は正しい訳を調べ・きちんとそれを理解する(学習空間ではその訳の仕方を知るだけでなく、わかるようになるための勉強法が学べます★)
③その時に文法が訳のポイントだった場合は、その文法が抜けている可能性が高いので必ず文法書で確認する

この3点を習慣化するだけでも長い目で見れば確実に差がついてきますよ!
では次は社会編です。

【社会編】
社会といっても歴史・地理・公民と内容が分かれています。
ですがこれから紹介するのはどの分野にも使える方法なので是非お試しください!

①左→右、右→左の学習
目の前に問題集があるとします。

だいたいは穴埋め問題や、ひとつの質問に対して答えを書く一問一答形式だと思います。
左側に質問があり、右側にその答えを書く欄があるとします。
ほぼ全ての人が左側をみて右の答えを覚える学習をしていると思います(私はこれを左から右の学習と呼んでいます)が
、それだけでは社会は点が伸びません。。。
なぜならテストではまとまった流れの中から質問されたり、資料や年表などから必要な情報を読み取る必要があるからです。
テストで答えが出て来なかったのに、解答を見るとその単語自体は知っていた・・そんな経験はありませんか?
その対策として、

・右の単語を見て、左の文章を思い浮かべる

この練習をしてみましょう!ただし、一問一答形式の問題集ではこの説明が満足に載っていない事もあるので、
社会の学習をするときは必ず教科書を用意して「太字を覚えたら教科書と問題集の2種類の説明を見くらべる」事が大事です!
必要な情報をしっかり読み取り、どの単語も右から左が言えるようになっていれば ≪ 絶 対 に ≫ 点数は上がります。
ですがもっと高得点、90点以上をとりたい欲張りな生徒さんは次の②も実践してみましょう。

②上→下の学習
問題を解く事・1つ1つの説明がきちんと出来るようになってきたら、今度は参考書の学習しているページのタイトルや
段落ごとの太字の部分を見てみましょう。例えばページのタイトルが「鎌倉幕府」で最初の段落に大きく「鎌倉幕府の成立と執権政治」
と書いてあったとします。
本からすぐに目を離し、「鎌倉幕府の成立~」の下にあった太字を順番に思い出してください。

例「源頼朝が幕府を開いて・・国ごとに守護、荘園ごとに地頭を置いて・・・御家人と御恩と奉公の主従関係を結んで・・
執権の北条氏が実権を握って・・承久の乱のあと六波羅探題をおいた・・」

というように、タイトルや段落から流れを繋げていきます。これを上から下の学習と呼びます。
この学習をすることで少ない情報から問われている内容を判断できる力がつきます。
以上の二点の学習をきちんと行えれば、何冊も参考書を買うよりもはるかに安定した知識の土台作りができますよ。では、最後に国語編です。

【国語編】
国語では主に受験などの予備知識がない状態を意識した読み方について紹介したいと思います。
英語編や社会編でも登場した方法が出てきますよ!

①読解もやっぱり「あれ」!
国語の読解問題は苦手意識がある生徒ほど先に設問(問1、問2・・等)を見ることをオススメしています。
理由はしっかりと設問を読んで答えるべき内容を頭にいれた方が、解く速さが安定するからです。

また問題集があるとします。
設問を先に一通り読んでみます。(ここでこの先が予想できた人は感が鋭い・・!)

・問題から目を離して、設問内容と答える内容を「思い出します」

これは簡単に出来るようにはならないので、じっくりと時間をかけて出来るようにするつもりの方が良いと思います。
しかし、何を聞かれていて何を答えるべきかがしっかりと頭に入った状態で文章を読むと、解答のヒントになりそうな場所が
自然と気づきやすくなります。国語は自力をつけるのが難しく上達に時間がかかりますが、だからこそ解き方を決めてそれを
磨く事が大切ですよ。

②面倒でもしっかりチェック
ではしっかり読んで問題を解く段階までいったとします。いざ答えを出したとしたら、その根拠が「本文のどこにあったのか」
「ハッキリと」言えるようにしましょう!
私が国語を指導している時に、どこから根拠をもってきて答えたのか聞くと、得意な生徒ほど「この部分に○○○と書いてあったので」
と答えてくれますが、苦手な生徒ほど「・・・この辺?」とあいまいに返答してしまいます。
このあいまいさを無くす事が実はとっても大切なのです。一度試しにやってみると自分がどれくらいきちんと解答の根拠を
見ているかわかりますよ!間違っているものを選べ、と聞かれているのに合っているものを選んでしまったりするおっちょこちょい
な性格の生徒さんほどやってみてくださいね。

以上が文系科目の学習方法のポイント説明になります。
理系科目まで紹介するとキリが無いので、今回は文系科目に絞ってみました。
共通点があったのですが、それは伝わったでしょうか??

それは、 ≪思い出す≫ 作業でしたね。

人間の記憶は「覚える」という作業と「思い出す」という二つの作業の組み合わせです。

日本人の傾向で、どうしてもこの「覚える」=インプットに偏ってしまうそうです。
なので一人でも出来る「思い出す」=アウトプットという事を勉強に組み込むことで、効率は飛躍的に上がります。

まだ何を意識しながら勉強して良いかわからない・・そんな悩みがある場合は是非試してみてくださいね!

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資料問題に強くなろう。

個別指導塾 学習空間 静岡東部エリア 富士吉原・富士西教室の深澤です。

今回は中学社会(歴史)と高校世界史・日本史に共通する資料問題のコツについてお話しします。

最近の学校のテストや受験問題などで、昔の風景や人物の絵や写真を見た事があると思いますが、資料問題は普通の暗記(語句など)とは違いなかなか暗記が難しかったり、初めて見る物がいきなりテストに出て分からなかったりと少し解くのに時間がかかってしまうと思います。

みなさんは、資料問題の対策としてどの様な勉強をされていますか?
資料から読み取って解く事が出来ればもちろんいいとは思いますが、なかなか難しいです。

今からご説明する勉強方法は、
・資料の対策はした事が無い。

・ある人物とその人が行った事柄がなかなか結びつかない・・・。
・そもそも歴史などが嫌いでやる気が起きない・・・。
などの方には効果的かもしれません。

それではご説明します。

資料問題の対策はまず資料対策専用のノートを作って下さい。
そこに中学高校の教科書や資料集に載っている重要な資料(教科書に載っている物は必ずノートに入れるようにしましょう。)をコピーして貼り付けます。
その横などに、人物であれば、行った事柄を。作品であれば、作者と作品名を。 風景(太閤検地・アヘン戦争・打ちこわし・・・など)は、起こった場所と名前を、書き込んで下さい。

コピーして、切って貼る。探すのはもちろん教科書や資料集ですが、ただ文字を見て写すだけの作業よりも少しは気楽に作業が出来るはずです。
重要語句や年代などをオレンジペンなどで書いておくと赤シートで繰り返しできるので文字だけを見ながら反復するよりも暗記しやすいと思います。

最後に資料対策の注意点ですが、
①資料をコピーして切って張る作業が終わった時、達成感がすごくあるかと思います。ですがそれはノート作りが終わったという達成感です。目的はテストで点数を取る為であって、ノートを作る事が目的ではないので、作り終わった後にすぐ終わりではなく、作った分だけしっかり暗記しましょう。

②資料問題ではもちろん資料について問われる事が多いです。ですが、少しひねってある問題(人物の写真があり、人物名を答えさせる問題と思ったら実は、その人物が行った政策名を答えさせるような問題)なども出題されますので資料問題は丁寧に最後まで読んでから解くようにして下さい。

このように資料問題の対策をご説明しましたが、資料を各時代や世界史であれば各国などで別々にまとめてみても、受験勉強の際、探しやすいかもしれません。

資料問題が出てきたら、自信を持って解けるように頑張って対策をしてみましょう!

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