個別指導塾の学習空間 神奈川西部エリア 秦野西・伊勢原教室の石原です!
今回は、暗記の方法についてお話をさせていただきます。
まず初めにお伝えしますが、私は暗記をすることが超がつくほど苦手です。
中学生、高校生の頃に実施されていた、英単語や漢字のテストも時間をかけて、何度も見て書いてを繰り返しながら覚えた記憶があります。
「どうすればもっと早く覚えられるのだろう?」、「なんで、この子はそんなにもスラスラ覚えられるんだ?」と考えることは何度もありました。
また、覚えたことが頭の中から出ていかなければいいですが、時間が経てば少しずつ思い出すのにも時間はかかってしまいますし、覚えたことすら忘れてしまうこともありました。
しかし、暗記に対して以前よりは苦戦しなくなりました(もちろん、得意という訳ではないですが…)。
今回はそんな、「暗記が苦手な私」が実践している暗記の方法をご紹介します!
まず、暗記というと個人的なイメージですが、「一問一答」というのが頭に浮かびます。
学校の漢字テストや英単語テスト、普段教室で行う口頭チェックの理科、社会のチェックも多くはその形式が多いのではないでしょうか?
もちろん、それが悪いという訳ではありません。
私も暗記と言えば「一問一答」というのが、すぐに思いつきますし、中高生での暗記は、暗記カードや赤シートを使ってというのが大半でした。
ただ、個人的にはこの方法がむかなかったように感じました。
それは、「活用する機会」が想像できなかったからです。
英単語を例にして考えてみましょう!
必ず手に取る教材は教科書です。
教科書の本文は、基本的には対話でのストーリーになっているので、話の流れは簡単におさえることはできると思います。
この教科書で使用している単語は、単語帳の単語よりも比較的スムーズに受け入れることができるのではないでしょうか?
それは文中での役割がはっきりしているからだと思います。
使い方がイメージできれば、単語だけでは思い出せなくても、「あの話で使われていた!」ときっかけになる場合があります。
理科や社会についても同様です。
「葉緑体、光合成、ヨウ素液」この三つの言葉を覚えようとしたとき、それぞれを、以下のように覚えたとします。
葉緑体:葉の細胞の中にある光合成を行う部分。
光合成:植物が光エネルギーを使って、デンプンなどをつくるはたらき。
ヨウ素液:デンプンと反応する試薬。
正しく説明ができれば問題はないですよね。
ただ、「光合成でつくられるのはデンプンだけですか?」、「光合成には何が必要なんですか?」のように質問できる箇所はあります。
特に、ヨウ素液での染色の問題では、「熱湯にそそぐ」、「エタノールにつける」といった操作の必要性を問う問題もあります。
そう考えると一問一答で終わらせてはダメですよね…
このように何かを覚えようとするとき、どうしても一つのことに注目しがちですが、視野を広く関連性のあることを整理しながら考えると、比較的スムーズに理解できると思います。
皆さんも、何かを覚えようとしても中々覚えられない時は是非試してみてくださいね♪
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