個別指導の学習空間 静岡エリア 沼津東・富士宮教室の伊佐です。
歴史の時代ごとの出来事を色々と勉強していく中でよく思うことは、
ほとんど覚えれていないことです。
ちょっと言い訳になりますが、
教科書や参考書を見ていると、
日本の話があり、そしたら中国の話になり、
また日本に戻ってきたと思えば、次はヨーロッパに行ったり…
と、国を行ったり来たりして、勉強していくという流れになっています。
それでは、そのページごとにでてきた出来事をただ覚えていくだけになると思います。
そうならないように自分でどうしたらいいのかやり方を色々と考えた結果、辿り着いた方法は、
その国、もしくは一部分の出来事の流れを覚えていく、一点集中するということです。
例えば、弥生時代になぜ堀や物見やぐらができたのか。
それは、縄文時代では、主に狩りや採集によって食料を得ていた。
弥生時代で、大陸から稲作が伝わった。
稲作は今の水田と同じような形なので、自分たちで食料を得れるようになった。
けれど、稲作を行うには、土地と水が必要になる。
水は川から水田に流せばいい。
ということは、水田は川の近くに作ればいい。
けれど、川の周りは土地が限られている。
けれど、人々みな水田を作りたい。
じゃあ、どうするのか…
奪い合うしかない!!
だから、敵が攻めてきた時ように掘や物見やぐらを作り、
敵の侵入、または敵をすぐに発見できるものを作った。
少し自分のオリジナルで解釈しているところもありますが、
こうすれば、なぜという問題を解決できますし、自分自身で興味を持つことができるのです。
興味を持つということが、知識を身につける一つの手段でもあります。
本当に一点過ぎるところもあるかも知れませんが、
別にこれでも大丈夫だと思います。
なぜなら、これで歴史は何か出来事をつなげることによって、
こういうことでこうなったのか!という歴史全体の興味に繋がってくるでしょう。
そうすれば、井伊直弼が勝手に日米修好通商条約を結んで、
色々な港が開かれて、
けれど、開国に反対する者があらわれて、
その者たちを井伊直弼が処罰して、(安政の大獄)
それでさらに水戸藩の浪士らが怒って、
井伊直弼が暗殺される。(桜田門外の変)
みたいに他の出来事も繋がってくるのが見えると思います。
歴史の面白さに気付ける良い方法です。
自分の主観でもいいので、色々と見つけてみてください。
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