興味を持つ

やる意味のない科目はない

学習空間 長泉・沼津東教室の小笠原です。

『こんなの勉強しても将来使わないじゃん』
塾講師として働いていると、このフレーズを1日1回は聞いているような気がします(笑)自分自身も学生だった時によく言っていた記憶があります。では、大人になった今はどうかというと、
『知ってて良かった・・・』
『もっと詳しく学んでおけばよかったな・・・』
『こういうことだったんだ!』
と思うことが多いです。
そこで、自分自身がどんな場面でどんな科目の知識が役に立ったのか、あるいは知識がないことでどのように困ったのかをいくつか紹介したいと思います。
(国語)
国語に関しては、就職活動で履歴書を書く際に文のまとめ方や表現方法に悪戦苦闘した記憶があります。また、自分は字が下手なので、普段、DCにコメントを書くときに、『習字の時間をもっと真剣に取り組めば良かった・・・』とほぼ毎日痛感しています。

(数学)
社会人になってからは自炊をする時間がなく、コンビニやスーパーでお弁当やお惣菜を買うことが多くなり、『○%引き』という値札を見て、何円に下がっているのかを計算する機会が増えました。また、自動車学校でもブレーキをかけてから止まるまでの距離が公式化されているのを見て、初めて数学が実生活に応用されていることに気付き、遅いとは思いますが数学に興味を持ち始めました(笑)

(英語)
数学に次いで2番目に嫌いな科目でしたが、今では当時1番好きだった社会よりも大好きな科目です。興味がなかった科目が、ここまで自分の人生に大きな影響を与えるとは今でもびっくりしています。この科目のおかげで、外国に友人ができるという素敵な機会を頂きました。

(社会)
特に世界地理と世界史が大好きだったことが功を奏して、アメリカ留学中にいろいろな話で盛り上がることができました。特に、僕と同じ世代のアジアの方々がどのように日本のことを考えているかを知る貴重な機会を得ることができました。

(理科)
人の体とその仕組みを知ることで、ダイエットに成功しました(笑)どのようにエネルギーを生み出し、どう消費されるのかを知ることで、自分なりに食事と運動の両方からアプローチできたことが成功した理由だと思います。

(技術・家庭科)
僕らの世代は技術の時間にパソコンに関して勉強することがなかったので、今の中学生はとても良い機会に恵まれていると思います。大人でパソコンに詳しくなりたい人は、お金を払ってパソコン教室に行くわけですから、それを考えると中学生のみなさんは得をしていると思います。
家庭科に関して言えば、スーツやワイシャツのボタンが取れた時に針で縫わなければいけない時にしっかりとした縫い方を学んでおくできだったと後悔しています。

(美術・音楽)
大人になってから趣味として絵を描いたり、バンドを組んで音楽を楽しんでいる人達を見て、本当に羨ましいです(笑)特に、音楽に関しては自分はピアノもリコーダーもできないので、もう少し真剣に授業に取り組んでいれば良かったと思います。

(保健体育)
理科と同様に、人体の構造を知ることで、自分や自分の周りの大切な人が病気にかかった際に、何が原因で、今現在どのような状態なのか、そして今後どうすれば良くなるのか、といった医師や看護師の方々の話している内容が理解しやすかったです。

このように、人とは面白いもので、自分が興味がなかったことに突然興味を持ち始めたり、自分には関係ないと思っていたものと向き合わなければならない時もあります。今、学生のみなさんが学んでいるものには何一つ無駄なことは無いのかもしれません。
『こんなの将来使わないじゃん』ではなく、『どんな時に使うんだろ』と目線を少し変えて授業を聞いてみませんか?もしかしたら、『それすごくない!』と興味を持つかもしれませんよ☆

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歴史暗記法

個別指導の学習空間 静岡エリア 沼津東・富士宮教室の伊佐です。

歴史の時代ごとの出来事を色々と勉強していく中でよく思うことは、

ほとんど覚えれていないことです。

ちょっと言い訳になりますが、

教科書や参考書を見ていると、

日本の話があり、そしたら中国の話になり、

また日本に戻ってきたと思えば、次はヨーロッパに行ったり…

と、国を行ったり来たりして、勉強していくという流れになっています。

それでは、そのページごとにでてきた出来事をただ覚えていくだけになると思います。

そうならないように自分でどうしたらいいのかやり方を色々と考えた結果、辿り着いた方法は、

その国、もしくは一部分の出来事の流れを覚えていく、一点集中するということです。

 

例えば、弥生時代になぜ堀や物見やぐらができたのか。

それは、縄文時代では、主に狩りや採集によって食料を得ていた。

弥生時代で、大陸から稲作が伝わった。

稲作は今の水田と同じような形なので、自分たちで食料を得れるようになった。

けれど、稲作を行うには、土地と水が必要になる。

水は川から水田に流せばいい。

ということは、水田は川の近くに作ればいい。

けれど、川の周りは土地が限られている。

けれど、人々みな水田を作りたい。

じゃあ、どうするのか…

奪い合うしかない!!

だから、敵が攻めてきた時ように掘や物見やぐらを作り、

敵の侵入、または敵をすぐに発見できるものを作った。

 

少し自分のオリジナルで解釈しているところもありますが、

こうすれば、なぜという問題を解決できますし、自分自身で興味を持つことができるのです。

興味を持つということが、知識を身につける一つの手段でもあります。

 

本当に一点過ぎるところもあるかも知れませんが、

別にこれでも大丈夫だと思います。

なぜなら、これで歴史は何か出来事をつなげることによって、

こういうことでこうなったのか!という歴史全体の興味に繋がってくるでしょう。

 

そうすれば、井伊直弼が勝手に日米修好通商条約を結んで、

色々な港が開かれて、

けれど、開国に反対する者があらわれて、

その者たちを井伊直弼が処罰して、(安政の大獄)

それでさらに水戸藩の浪士らが怒って、

井伊直弼が暗殺される。(桜田門外の変)

みたいに他の出来事も繋がってくるのが見えると思います。

 

歴史の面白さに気付ける良い方法です。

自分の主観でもいいので、色々と見つけてみてください。

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