英語読解

英語長文の学習法

個別指導の学習空間 東京多摩エリア 羽村・青梅東教室の佐藤です。

受験も近くなったこの時期、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

本日は『英語長文』の勉強のやり方についてお話させて頂きたいと思います。

まず、今までの経験から、『英語長文』と聞いて大半の生徒は「嫌い」と答えます。これを読んでいるあなたにも心当たりがあるのではないでしょうか?
ではなぜ「嫌い」か?それは、
「読めない(音読)+単語が分からない+長い」→「意味が分からない」→「嫌い」
となるからだと思います。
長文が苦手な生徒を見ていると、テストでも模試でも長文が出ると最初から諦めて読もうとすらしません。これではいつまで経っても英語の点数は伸びませんし、長文も読めるようにはなりません。

 「まずは、当たって砕ける勇気を持つことです!!」

では、どうすれば長文が読めるようになるのか??その解決法を具体的に書きたいと思います。

【解決法】

① 重点研究B問題の短い長文(長文は何でもよい)を、辞書を使って一文ずつノートに全訳を書く。
→ ここでのポイントは、主語と動詞に必ず下線を引き、主語動詞を意識しながら直訳を心掛ける。間違ってもよいので、まずは
書くこと。その後、解説を見て間違いを直す。(最初は間違えだらけで落ち込みますが、それでいいのです)

② 分からなかった単語は辞書で調べ、単語チェックシートに発音と意味を書く。
→ ポイントは、意味だけでなく必ず発音も調べること。(読めない単語は記憶に残りません

③ 文章を最初から目で追いながら、内容のイメージを頭の中で思い浮かべる。
→ 出来るだけ具体的にイメージする。

④ 最後に文章全体を、イメージを思い浮かべながら目で追って音読する。(回数は歳の数が良いです)

⑤ 以上の①~④の作業を最低でも10題以上の長文問題で行う!(この辺りで、初めて見る長文でも同じようなフレーズや似たよう
な文の形が出てきて、不思議と内容が理解できたり、長文を読むのが苦じゃなくなっている自分に気付くと思います)

以上が具体的な勉強法ですが、一番重要なのは⑤で、最低10題以上は継続して行わなければ変化は出てきません。
→ この勉強法において一番肝心なところです。

この勉強法よりももっと良い勉強法は他にもあるかと思いますが、この勉強法の一番の目的は、
「長い英文に強制的に慣れること」です。

英語は成績が上がるまで時間のかかる教科です。以上の①~⑤を実践してもすぐに成績には反映しないかもしれませんが、以上の勉強法を実践した結果、テストや模試の長文で「少しだけでも読んでみよう」と思えたら、効果抜群です!!あとは全訳を書かなくても、毎回継続して少しずつ長めの長文に挑戦していけば、気が付いたら長文の方が好きになっている自分に気づくことでしょう!!

長くなってしまいましたが、誰かが代わりに読んでくれたり、楽して長文が読めるようになれれば誰も苦労はしません。あなたが知っている英語が得意な人は見えないところで努力を積み重ねているものです。何も行動を起こさずに「自分には読めない」と初めから諦めてしまうのは、あなたの能力に対しても失礼だと思います。まずは自分を信じて限界までやってみることです!新たな扉を開ける資格を持つのは努力した者だけです!! 扉は決して逃げません!逃げるのはいつも自分なのです!
それでは受験生は最後の追い込みの時期だと思いますので、体調管理には十分に気を付けて最後の最後まで諦めず、自分の為に悔いのない受験にしましょう!!

  東京都の学習塾は、個別指導塾の学習空間

 東京都の家庭教師は、家庭教師の学習空間プラス

英語長文読解

個別指導の学習空間 山梨エリア 西高等部・敷島教室の前嶋です。

今日は英語の長文についてです。

中学生でも高校生でもとにかく聞くのは「時間がなくてやりきれなかった」という話です。
一番配点が高い長文問題を勘でやるのはもったいないですよね。

いくつか長文に取り組む際のポイントはあるのですが、個人的におすすめな手法を紹介します。

その手法とは「曖昧雰囲気読み」です!(自分で命名しました笑)
当然そんなんでいいの!?という人もいるとは思いますが、とにかくこの手法で「文の流れ」を掴んでもらいたいです。

英語慣れしてない日本人は、英語長文に遭遇したとき、国語と同じように最初からすべて読もうとします。
これでは到底時間はたりません。解からない単語がちょっとあっただけでかなりのタイムロスです。
普段から英語文章に触れていて速読でき、かつ「英語のまま解釈できる」脳がないと時間内にすべて終えるというのは難しいです。

ではどうするのか。具体的な手順としては以下のようになります。
手順1:各段落に番号をふる
手順2:各段落の一番初めの文に下線を引く
手順3:文全体を見て、接続詞や熟語に印をつける
手順4:段落番号順に下線部分を和訳する(アバウトでok)
手順5:設問に目を通す

※手順3では、「because」「but」「however」「so」「according to」「on the other hand」など話の切り替えになる箇所を特に重視します。
※手順4では、きっちり訳すことよりも雰囲気を重視しましょう。あくまで、流れをおさえる作業です。
これにより「文全体の流れ」が大体つかめます。理由としては、英語の基本的な構造としては「言いたいこと⇒その根拠・理由」という順番になっていることが多いからです。
※手順5にて指定箇所があればその近辺はじっくり読みましょう。(手順3にてつけた印に注意しながら)

いかがでしょうか?そんなに難しくない手法だし、文全部読むことはなくなるので時間短縮に繋がると思います。
小説系にはなかなか適応しにくい手法ですが、流れがわかるだけでも結構違いますよ。

ちなみに自分は英語専門でないので、専門家からしたら何をたわけたことを!と一喝されそうです笑
こんな手法ですが、興味のあるかたはぜひ参考にしてみてください。

山梨県・静岡県・埼玉県・神奈川県・滋賀県の塾・学習塾・個別指導塾