個別指導の学習空間 群馬エリア 高崎西・伊勢崎南教室の渡辺です!
今回は『計算ミスの減らし方』についてお話したいと思います。
普段計算問題を解いている際に、マイナスの符号を付け忘れたり、文字の数や種類を間違えたりすることが皆さんあるかと思います。
特に学校のテストのような時間が限られているときほど焦ってしまい、いつもはやらないようなミスが…(・_・;)
こういったミスをなくすために、普段から途中式をしっかり書く必要があることは言うまでもありません。
しかし、そこにある癖をつけておくことで計算ミスを減らすことが出来ます。
それは・・・
『計算を考える順序を決めておく』
です!
そしてその順序とは常に『①符号 ②数字 ③文字』の順で考えるようにしてください!
これだけではよく分からないと思うので、実際に例を使ってやってみましょう!
例:3x2y3×(-4xy)
問題の答えを考える際に以下の順番で考えます。
①符号 → (+)×(-)=-
②数字 → 3×4=12
③文字 → x2×x=x3
y3×y=y4
⇒これらの答えを1つにまとめて『-12x3y4』となります。
この話を読んで、「普段からそうやって考えてるよ…」と思う方もいると思います(笑)
しかし、ここで大切なのは本当に『常に』そう考えていますか?
3×(-4)やx2y3×xyとまとめて考えたことはありませんか?
それがテストで間違える原因の1つです!
解き方がその時々で違うと、いざという時にミスが出ます!
ここで挙げた例は比較的単純な式のため、まだ正解しやすいとは思いますが、
もう一つ掛け算や割り算が増えた問題の時にはさらに計算ミスが出やすくなるはずです。
また、テストのような焦りやすい時ほど複雑な計算は避けるべきです!
「そうは言っても1つ1つバラバラに考えていたら時間がかかってしまう…」と思う方もいると思いますが、それは間違いです!!
なぜなら、まとめて計算すると、結局考えるのに時間がかかるからです!
複雑な式になればなるほど時間がかかるはずです。
それならば出来るだけバラバラにして考えるのが正確かつ簡単です(^_^)/
また、普段からこの解き方で問題を解いていれば、慣れてきて考えるスピードも上がってくるはずです!
そしてこの方法でもう一つ大切なポイントは『符号から考えること』です!
いつも数字の計算から考えて符号を付け忘れていませんか?
一度符号忘れでミスをした後、しばらくは意識しているため符号を忘れることは減ると思いますが、時間が経つとまた同じミスをしてしまうことがあると思います。
その理由はそこに『ルール』として取り入れていないからです。
初めから計算は『①符号 ②数字 ③文字』の順で考えるものだというきまりを作っておけば計算ミスは減らせます。
計算問題はテストでは落としたくないところだということは皆さんもよく分かっていると思います。
それならば今すぐにでもこの方法を学習空間で実践していきましょう(^_^)/
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