記憶の定着

忘却曲線に基づく勉強方法

みなさん、こんにちは!京都エリア 宇治伊勢田教室の佐藤です。京都に移ってから初投稿ですね。よろしくお願いします。

今回は忘却曲線の紹介とそれに基づく勉強法を紹介します。まず、忘却曲線ですが、知ってる人もいるかな?人間は忘れる生き物です。覚えたことをいつまでも覚えていられるはずはありません。もし、そんなことができるなら、世の中の人はみんな天才です・・。私も含め、全ての人間は忘れます。そんな忘れ具合の時間の経過と忘れる率をグラフで示しているのが忘却曲線です。ドイツの心理学者エビングハウスが発表したものです。
覚えてから
20分後→約50%忘れてる
1時間後→約60%忘れてる
1日後→約70%忘れてる
1週間後→約75%忘れてる
1か月後→約80%忘れてる
ざっと、こんな感じになるのですが・・・さあ、どうですか?当たってますか?まあ、ほぼこんな感じで間違いないでしょう。これが、いったいどう勉強と関係あるんだ?忘れてるだけじゃないか!と思った方、ここからが必見です。人間は忘れる生き物です。但し、覚えたことを必要なタイミングで復習することで忘れずに頭の中に定着させることができます。これはすごい!と思いませんか?

授業も毎日あるし、宿題もいっぱいあるし、部活だって・・そんな時間とれっこないよ・・って言ってますね~みなさん。少ない時間なら可能なんですか?例えば、5分だけノートを見直してくださいとかならいけますか?それでいいんですよ!今から言うタイミングで毎回、5分だけノートを見返してください。
①学習してから1日後
②学習してから3日後
③学習してから7日後(一度できるか実際に書いてください)
④学習してから1か月後(実際に書いてください→迷うことなく書けますよ)

勉強って繰り返しってよく言うじゃないですか。これなんですよ。でも、ほとんどの生徒がそれをやらない、やってもやり方が作業的で結局続かない。だから、いつまでたっても覚えられないんですよ。時間は有効に使いましょう。記憶の定着で大事なことは程よいタイミングでそのことに触れることなんです。時間はそこまでかけなくてもいい。“触れる”そのことが大切なんです。明日からでも使えます。一度お試しあれ!

京都の塾なら個別指導の学習空間

字を丁寧に

個別指導塾の学習空間 千葉エリア 八千代台・八千代大和田教室の川田です。

3学期制の学校は期末テスト、2学期制の学校は中間テストも終わり、一息つきたいところですよね。笑

しかし、一息つく暇もなく学校の授業は進んでいき、これから授業の内容もだんだん難しくなっていきます。

ここを踏ん張って勉強しましょう。

ところでみなさん、自分のノートやワークを一度見て下さい。

文字は丁寧に書かれていますか?

普段から一文字一文字「丁寧に」書いていますか?

上手いとか綺麗とかではなく「丁寧に書く」ということが重要です。

 

全ての科目において字を「丁寧に書く」ということは大事です。

字を丁寧に書くことによって、一文字一文字に集中しなければならないので、勉強に対しても集中力が増します。集中しなければならない状況を自分から作り出してしまうのです。

ここで心配になるのが、そんなに丁寧に書いていたらその分こなせる問題が減ってしまうのではないかということです。

はっきり言うと心配ありません。むしろ、早く書こうとして雑に書けば書くほど、記憶の定着にはなりません。雑に書いて早くワークを終わらせるよりよっぽど効率よく覚えることが出来ます。ワークは仕上げればそれでいいという訳ではありません。しっかり(用語ややり方を)覚えてできるようになっていなければ意味がありません。

テストの時などは最低限読める文字で書いてくれればそれでいいです。普段の勉強の際はいくら時間がかかっても丁寧に書くことを意識しましょう。

 

この学習方法、特別なことは何もしません。特別に参考書を購入する必要もありません。テストで普段ある程度点数を取れる人も取れない人も関係ありません。普段のノートやワークをただ「丁寧に」文字を書くだけです。

ノートやワークを見なおした時に「自分でとったノートが雑に書かれていて読めない」なんていうことは最低限防げるはずです。大事なところをメモして、「見てみたら読めない文字」なんてメモの意味がありません。

字が元々上手に書ける人も書けない人も、ぜひ「丁寧に書く」ことを意識しながら勉強してみて下さい。

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