説明文

知らない文章との戦い方~国語説明文編~

個別指導の学習空間 静岡東部エリア 富士西・富士吉原教室の内村です!

みなさん、国語の勉強のやり方を考えたことはありますでしょうか?
5教科の中で、何をやっていいか分からない教科NO.1なのではないでしょうか?…笑
これから特に苦手意識を持つ人が多そうな「説明的文章」の、特に知らない文章、「実力問題」の解き方・勉強の仕方を紹介していきます!

実力問題説明文では「筆者の主張・言いたい事」が特に大切かと思います!
筆者は堅苦しい言葉を「これでもか」というくらい沢山使って文を作っております。

しかし実際は、「僕はこんな事みつけたよ!他の人と違ってこんな考え方をしているよ!」と自分の発見や意見を伝えたいだけなのです。笑
それが、つい難しい言葉で「○○は△△であり、××で◇◇なのである。」となってしまっているのです。
いわゆるツンデレ?天邪鬼?かなと…
こう考えてあげればすこし親しみやすくなりますでしょうか?…笑

さて、そんな知らない説明文ですが、作者はわかってほしくて書いているので、文中にヒントがちりばめられています。
そんなヒントと、その周りの言葉に線を引きながら説明文を読んでいきましょう!
長い文の中から、筆者の主張につながる場所を自力で見つける能力が、非常に大切になります。
繰り返しますが、かならず、大切だと思うところに線を引きながら読んでください。そこに引いた線たちが、きっと答えの助けや目印になってくれるはずです。
そんな大切な所をみつけるヒントを4点お伝えします。

ヒントⅰ.否定の言葉(だが、しかし、等)
他の人達はこう言っている。だが、私はこう考える。
という流れが作られる事が非常に多いです!必ず線を引く!

ヒントⅱ.まとめの言葉(つまり、したがって、言い換えると、等)
つまり、○○ということだ。
筆者が「色々いいすぎてごめんね」と要所要所でまとめてくれます。必ず線を引く!

ヒントⅲ.具体例の前か後ろ
○○である。たとえば……。……。……。
……。……。……。要するに、○○なのである。
のように、ひたすら長い具体例の前後には何かがあります。線を引く!

ヒントⅳ.指示語のあたり(これ、それ、あれ等)
大切な言葉は繰り返したくなるものです。しかしそれを繰り返してばかりだと、くどくなります。
だから筆者は指示語を使います。
これ、それ等がさしているものはキーワードであることが非常に多いです!
指示語がさす内容に線を引いておきましょう!

この4つを特に意識して、線を引きながら説明文を解く練習をしてみてください!
大体1段落に1つくらいは線を引いていくことになるかなと思います!

4つのヒントがわからなくなったら、直感でいいので「大切だ!」と感じたところに線をひいてみてください。笑
そこが何か問題を解く助けにはなるはずです。
「ひとこと、」のあとに大切な言葉が来る事が多かったりもします!

とにかく、「筆者はわかってほしくて書いている」「線を引きながら読んでいく」
の2点を覚えておいて、これから出会う説明文と向き合ってみてもらえたらと思います!!

静岡の塾なら個別指導の学習空間

論説文はテレビショッピング(^^♪

個別指導の学習空間 山梨エリア 石和教室の宮嶋です。

今回は中学生も高校生も苦手な「論説文」について書きます! 高校では「評論文」とも呼ばれます。 言葉も身近な上にストーリーもあって読みやすい小説に比べ、説明文は言葉が難しい上に文章も長く、あまり人気がありません。 「言っていることが全然わからない。」「意見に共感できない」「自分の考えと同じ時は高得点だけど、違うときはボロボロ・・・。」という感想をよく聞きます。なんとなく理系男子に多いかも?

話はうって変わりますが、みなさんはテレビショッピングを見たことがありますか? 昼下がりや、真夜中に、掃除機やパソコンやらスポーツグッズやらを売っている番組です(^^♪

たいていこんな具合です。

男性が一人で困っている 「困ったなあ」

女性が登場   「そんな時はコレ!」といって商品を取り出し説明を始める。

「こうやって使います。仕組みはこうです!」

「今までの商品のこうだったけれど、最新の商品はここがスゴイ!               だからあんな時やこんな時にも便利」

男性  「それはスゴイ!こんなのが欲しかった!」

テレビショッピングが何を言いたいのか分からない人はいないですよね。 つまりは「これはいいモノ(商品)だから買ってね!」というアピールです。 あまりにわかりやすいアピールなので、見ていて恥ずかしくなる時も・・・。

なんでこんな話をしたかというと、実は論説文も同じなんです!

ただし論説文が売り込みたい商品は「モノ」ではなく「アイデア・考え」なのです! 筆者には、多くの人に「ぜひ売り込みたいアイデア」があって、具体例や理由や反対意見を上げながら、なんとか買ってもらおう(納得してもらおう)として書いたのが論説文です。 ということは、どれだけ長い文章だとしても、筆者が主張したいアイデア(商品)は一つということになり、それを見抜くのが僕たちの課題になります。 その一つのアイデアさえ見つけられれば、文章全体が一気にわかりやすくなります。 「ここは具体例。ここは理由。ここは反対意見。そしてここが主張したいアイデアだ!」というように。 そうなったらこっちのもんです(^^♪ テスト問題はだいたい、そのアイデアを中心に作られるので、自然に解けます。

ここで気をつけなければいけないのは、「必ずしもそのアイデアを買う(共感する)必要はない」ということです。 「掃除機の長所・特徴」と理解することと、「じゃあ買おう」ということとは別ですよね(*^_^*) 国語が苦手な人に多いのが「解かなければいけない」=「共感しなければいけない」という思い込みです。 ちなみにぼくは大学に落ちてから気づきました(>_<) 必要なのは、アイデアを見抜き、理解することだけです!! 論説文に出てくるテーマは環境問題・社会問題・異文化交流など、まじめで難しいものも多いです。 でも、「結局はテレビショッピングと同じなんだなあ。」と思えば、気楽に(?)読めませんか?\(^o^)/

山梨県の学習塾は、個別指導塾の学習空間

山梨県の家庭教師は、家庭教師の学習空間プラス