間違え直し

復習のタイミング

個別指導の学習空間 埼玉西部エリア 坂戸西教室 北本教室の清水です。

良く生徒と話をする内容ですが、勉強で一番大切なことって何だと思いますか?
一番といっても、捉え方によっては「睡眠」「食事」「リズム」などなどいろいろ出てくると思いますが。。。
私の中では中学生の生徒、とくに
「長い時間勉強しているのに、成績が上がらない・・・」
と言っている生徒にはまず、間違え直しのやり方を見直すように伝えています。

ワークも問題集も、間違えた問題を赤で書いて終わりにしてしまうことないですか?
数学だったら数字だけ、国語はわけも分からず解説通りのことを書き写すと等々・・・
これだと次につながりません。毎日3時間勉強しようが、ワーク100周やろうが、できるようになるわけありませんよね!!

私は高校時代、特に数学は力を入れて勉強していましたが、わからない問題は悩んだ挙句解説を見ていました。他が見るだけではなく「どんな流れで、どんな公式を使って、どうアプローチしていくのか」を解説とにらめっこしながら解き直していました。
人間不思議なもので、いくらその時理解してもすぐ忘れます。本人は覚えたつもりでも、時間がたって同じ問題をやるとあれっ?ということがありますよね。
数学は特に、1問解くのに10分以上かかることもあったので、わからなかった問題は「次の日の朝」必ず解き直すようにしていました。
しっかり理解して時間が経過してもできている問題、理解したつもりになっていて時間がたってみると忘れていた問題がはっきりわかります。余裕がある時には前々日のできなかった問題まで遡ったりもしていました。

どうしても楽な方法を選びがちですが、楽をした分時間だけ消費して結果には結び付きません。間違えた内容を理解できるような間違え直しと、理解しているかの自分に合ったタイミングで見直しも意識して行ってみてください!!

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数学の途中式・直しの書き方

個別指導の学習空間 埼玉西部エリア 坂戸西・北本教室の清水です。
今回の内容も数学です。

この時期新しくお問い合わせしていただき、体験中の生徒の中で「数学が苦手」という生徒の勉強の進め方について、すこしお話ししたいと思います。

数学が苦手な生徒の特徴として、
①途中式を書かない
②間違え直しで答えしか書かず、解き直しをしない
③間違えた問題を消してしまう

この2点が挙げられます。

①は特に重要です。
計算問題、図形、関数、証明等、どの問題にも必要です。
計算で言えば、符号を変えたり、同じ文字をまとめたり
図形、関数では公式に当てはめて計算したりとどの場面でも出てきます。

よく「途中式の書き方がわからない」という言葉を聞きますが、
簡単にいうと「頭の中で行なっている計算式を書く」だけです。
正負の計算で符号ミスが多かった生徒は
頭の中で符号を変えて、同じ符号どうしを計算して答えを出していました。
そのためどこかで符号ミスを、計算ミスをしてしまい、答えが間違えていました。

(頭の中)で行なっていたことを(書いて確認)する。
これだけで途中式の書き方がわからない、といったことはなくなります。
数学が好きで一応得意科目にしている私でも、どんな計算式でも途中式は書きます。

このことに注意して、皆さんも進めて見てください!!

②は③と合わせてお話しします。
私の教室では許していません笑
どこでどのようなミスをして間違えたのかを自分自身で分析して次に活かすのが勉強です。
符号ミスだったのか、計算を間違えていたのか、そもそも使っていた公式が間違えていたのか等々

そのため、間違えた問題には×だけをつけて、解説を見ながら間違え直しというやり方が大切になります。どこで間違えたのかを探すためにも、間違えがある途中式を消してしまうのもよくありません。

途中式を書く、間違え直しをする
と聞いてしまうとどうしても「めんどくさい」と感じてしまいがちですが、やったあとに「めんどくさかったな」と思うことはないと思います。むしろ達成感の方が大きいですよ!!
ぜひ皆さんの勉強に役立ててください!!

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勉強とは「できない」を「できる」にすること PARTⅡ

個別指導の学習空間 静岡エリアの望月です。

前回、勉強とは「できない」を「できる」ようにすることだと述べました。そして、勉強において最も重要なのは、「間違い直し」と「解き直し」ということを皆さんに伝えました。今回は、「間違い直し」と「解き直し」の具体的なやり方を皆さんに伝授したいと思います。

まず、勉強の流れを再確認します。

問題演習→まるつけ→間違い直し→解き直し

では、問題演習をして、まるつけまで終わった段階から説明します。ここからが勉強の本番だということは前回にも述べましたが、「間違い直し」の目的は、自分がなぜ間違ってしまったのか、どこがいけなかったのかを明確にして、どうしたら良かったのかということや正しいやり方を理解するということです。いうまでもなく、「解答を写して終わり」ではいけません。

間違い直しをする際には、答えだけを見るのではなく、解説をじっくり読んでください。わからない問題やできなかった問題があった時、自分で何も考えずに質問してしまう生徒がいますが、あまり効率の良い方法ではありません。目先の時間だけ考えれば、すぐに教えてもらったほうが良いのですが、自分で考えた場合の質問と何も考えない場合の質問では、理解度や定着度が全く違います。

さらに言えば、わからない問題をその都度質問する方法では、先生がいないと勉強ができなくなってしまいます。入試はもちろん定期テストでも成績を上げるためにマスターしなければいけない問題は膨大な数になります。それを1つ1つ解説してもらうのは物理的に絶対不可能です。しかも、最終的には「できるようになった問題の数」が志望校合格や成績アップの決め手になります。

よって、よりたくさんの問題をできるようにするためには、自分で解説を読んで理解できる問題は自分で解決して、解説を何回読んでもどうしても解決できない問題のみを先生に質問するやり方が最も効率的だと言えます。

解説をしっかり読むということはわかったけど、いったいどうやって読んだら良いのかわからないという意見があるかもしれません。では、解説の読み方に関して説明します。解説は1回読んでもわからないときがあります。その時はあきらめずにもう1回読んでみてください。また、完全にわからなくても部分的にわかるだけでも良いので、完全にわからなくてもあきらめないで下さい。何回か読んでいくと、わかる部分が少しづつ増えてきます。そうしたら、わからない部分を明確にして、その部分に意識を集中しましょう。もしかしたら、以前に勉強したことの繰り返しかもしれません。もしかしたら、調べれば、わかることかもしれません。もしかしたら、繰り返し読むことによってわかることかもしれません。全部をいっぺんに解決しようとするのではなく、解説のどこの部分がわからないかを明確にして、ひとつひとつ潰していってみましょう!

それでもわからない場合は先生やお友達に質問しましょう。その際も、何となく全体的にわからないという形でなく、解説のここの部分がわからないという風に具体的な形で質問しましょう。

また、自分で考えると言っても、問題にもよりますが、1問にたいして1時間も2時間もかかるようでしたら、その前に先生の助けを求めましょう。時間で、判断するものではないですが、1問につき、15分から20分考えてもわからなかったら先生の指示を仰いだほうが良いかもしれません。もし、近くに質問できる人がいなかったら、その問題は、ひとまず後回しにして、他の問題に取り組みましょう。

いずれにせよ、間違い直しの最大の目的は、問題の解き方を「理解」することです。「理解」できていないのであれば先に進んではいけません。

では、間違った問題の正しいやりかたが理解できたとしましょう。「やりかたがわかったんだから、もういいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、そうじゃないんです。理解した正しいやり方を覚えなければいけません。よくテストで、できなかった問題の解答を見たとき「ああ!そうだった!」なんてことを思った経験はないですか?それは、理解はしたけど、覚えていなかったことが原因なんですよ。繰り返しになりますが、勉強の目的は「できる」ようになることです。理解だけで暗記が伴わなければ「できる」ようにはなりません。ですから、間違い直しの最後の作業として、やり方の「暗記」を行ってください。

ここまでで、間違い直しの作業は終了です。最後に、解き直しの作業をしましょう。この作業もとっても大事な作業です、勉強とは最終的に自分の手を動かして問題を解くことが決め手になります。実際に問題を解くことのできる「解答力」をつけなければならないということです。やりかたを理解して暗記したとしても計算ミスをしてしまえば、「できる」ようになったとは言えません。自分で理解できていると思っていることや暗記できていると思っていることが、実はできていなかったということもあり得ます。その最終確認として、解き直しをすることが必要となってきます。また、念のため、類題も解いておけば完璧です。

ここまでで、間違い直しと解き直しの作業が完了です。
この作業がしっかりできれば、どんなテストでもどんな科目でも必ず結果がでます。

皆さんも自分の勉強をチェックして「正しい勉強法」を身につけてくださいね。

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