高崎西教室

社会の学習法

個別指導塾の学習空間 群馬エリア 高崎西・前橋大島教室の清水です!

今回は中学生のみなさんに社会の学習法をお伝えします。

1. はじめに
みなさんは社会が好きですか?どちらかというとあまり好きではないという生徒も多いと思います。最近生徒から次のような質問をよく受けます。
「社会の用語をどうやったら覚えられますか?」
大多数の生徒が「社会=暗記科目」だと思い込んでいるようです。たしかに,覚えなければならないことは多いです。地名,重要事項,歴史人物,史料,法律名,経済用語…等々,漢字で書くべきものはきちんと漢字で書く必要があります。しかし,ただやみくもに覚えれば良いという訳ではありません。具体的に社会をどう勉強すれば良いか,項目別に説明します。

2. 地理
日本のことだけでなく,世界のことについても学びます。農業,工業,貿易に関する細かな知識も学びます。
①まずは日本地図,世界地図をしっかり覚える
 国・都道府県・山脈,平野,盆地,台地,高原,海,川,気候
②関連付けて覚える
筑紫平野→温暖な気候で雨が多い→稲作がさかん
→中国南部や東南アジアも稲作がさかん
③資料,統計が何を表しているのか,そこから何がわかるのかを読み取れるようにする。

3. 歴史
小学校時代よりもさらに細かい事項を扱います。日本の歴史だけではなく世界の歴史についても学びます。
①前後のつながりを意識し,教科書を何度も読む
 (ただ用語を覚えるだけではダメ。内容を説明できるくらいまで読み込むこと)
②人物,できごとをイメージとともに覚える
③関連する資料には必ず目を通す

4. 公民
日本の政治・経済などニュースで取り上げられるような,社会全般の知識を学びます。出てくる用語が難解なので注意が必要です。
①教科書に出てくる語句1つ1つの内容を説明できるよう,確実に理解する
②ニュースや新聞に普段から目を通し,より多くの言葉にふれる
5. おわりに
繰り返しになりますが,ベースとなるのは教科書です。教科書の内容を理解し,説明できるようにしましょう。学校で配布された授業プリント,授業でとった板書も良くまとまっているものが多いので参考にして下さい。また,学校のワーク等を使い,必ず問題演習を行ってください。

mol計算

個別指導の学習空間 群馬エリア 高崎西教室・伊勢崎南教室の渡辺です。

今回は高校化学のmol計算についてお話します。

今年度から化学をやり始めた方は、初回のテストでは点数が取れることが多いため、そんなに高校化学に苦手意識を持っていないかもしれませんが、多くの方がこの『mol計算』に入った途端化学が嫌いになる話をよく聞きます。

 

まずmolが苦手な人に共通しているのは『単位』が分かっていないことが多いです。

実際に例題を使って説明していきます。

 

①64gのO2は何molであるか求めよ。(原子量 O=16)

 

多くの方が16×2=32と分子量を求めることを知っているのですが、これに単位を付けるとどういった意味になるか分かっていません。

分子量というのは1molあたりの質量(g)を表しています。

つまりO2は1molで32gということになります。

そのため64gでは64÷32=2molとなります。

 

②0.5molの酸素は何個であるか求めよ。(アボガドロ定数は6.0×10の23乗個とする。)

 

ここで出てくるアボガドロ定数というのも1molあたり6.0×10の23乗個あるという意味です。

そのため、0.5×6.0×10の23乗=3.0×10の23乗個という答えになります。

 

③標準状態で3molのO2は何Lか求めよ。

 

標準状態の22.4Lという体積も1molあたりになります。

そのため3molの量を求めたければ

3×22.4=67.2L

となります。

 

ここまでの内容で大事なポイントをまとめると、分子量やアボガドロ定数、標準状態の22.4Lというのは全て1molあたりの値だということです。

 

これが分かるようになると、もう1ランク上の問題に挑戦できます。

 

④1gのH2は何個か求めよ。(原子量H=1)

⑤標準状態で2.24LのO2は何gか求めよ。(原子量 O=16)

先ほどまではmolを求めたり、molの情報がある問題でしたが、

gの情報から個数を求めたり、Lの情報からgの値を求めたりするときは、

まず『molを経由する』ことが必要です。

 

④はH2の分子量は1molあたり1×2=2gになります。問題は1gのため、

1÷2=0.5molになります。

1molあたり6.0×10の23乗個なので、

0.5×6.0×10の23乗

=3.0×10の23乗個

が答えになります。

 

⑤は22.4Lが1molあたりの量なので、

問題文での2.24Lでは、

2.24÷22.4=0.1molとなります。

つまり『0.1molでのO2が何gか』聞かれているのと同じです。

 

O2の分子量は1molあたり16×2=32gなので、

0.1×32=3.2gというのが答えになります。

化学の問題集の解説では計算式が1つにまとまっていることが多いため、細かく分けて説明しました。

少しでもmolの計算が苦手な人の力になれればと思います!

 

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漢文のススメ

個別指導の学習空間 群馬エリア 高崎西&高崎北教室の古屋です☆

今回は漢文の勉強法をみなさんにこっそり教えようと思います。

漢文は、高校受験&大学受験では避けては通れない道ですよね!?

みなさん、先入観から難しいと思いこんでる人がほとんどです!!

しかし、漢文はポイントさえ押さえてしまえば、簡単簡単!!絶対、点数とれます☆

 

まず、漢文の勉強で抑えなければならないポイントは・・・

1.句形

2.重要漢字

 

1.句形

「部分否定」「二重否定」「反語」「詠嘆」など、漢文にはいくつかの句形があります。まずは、この句形を完全に頭に叩き込みましょう。句形はたった100個しかありません。

 

2.重要漢字

漢字は読める・書けるのではなく、漢字のもっている「意味」を知っているかが重要になります。たとえば、「能」という漢字。漢文では、「あたフ」「よク」と読みますが、ともに「~できる」という意味を持ちます。「能」⇒「能力」⇒「できる」。分かりやすいですね。

 

上の2つを抑えてしまえば、後は問題演習あるのみです!!

 

では、実際に問題演習ではどんなことに気をつけて進めていくと良いのかというと・・・

まずは音読です!!

漢文って音で覚えるとかなり便利なのです。

書き下し文作らないといけない時に訳の差が出ないような部分では何気ないこういった音読の積み重ねが役に立ちます。

 

次に、熟語の成り立ちを日頃から意識してみてください。

簡単な例で言うと、4パターンにわけられます。

・同じような意味を並べた熟語

「温暖」(両方共あたたかいという意味)

・反対の意味を並べた熟語

「上下」(うえとした)

・下から読んで2つで意味を示す言葉

「非常」(「常に非(あら)ず」と読み、通常ではないので特別なときのこと。)

←否定語を含む熟語はこれ

・上から読んで2つで意味を示す言葉…「誤解」(「誤った解答」間違ってること。)

このように熟語の成り立ちをふとした時にで良いので意識してると漢文の訳はぐっとやりやすくなります!!

 

最後に・・・

漢文でマーキングすること…

1.登場人物

2.接続詞

の2つで基本的に問題はないでしょう。

1に関しては、古文と同じで出てきた順番にA・B・Cとマークをふり、

違う名前で同じ登場人物が出てきた時はそれが同じ人だとわかるようにマークを統一しましょう。

2に関しては然則(しからばすなわち)のような順接は当然とし、

若(もし)のような仮定や他の逆説の言葉でもマークして

少しでも文章の流れをつかめるようにしましょう。

後は読んでいく中で訳をちょいちょい自分なりに書き込んだりしておくと

問題解く際に本文見なおしても困らないですね。

 

以上が漢文の問題演習の際に気をつけることです☆

これできっと、あなたも漢文マスター★★★

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計算ミスの減らし方

個別指導の学習空間 群馬エリア 高崎西・伊勢崎南教室の渡辺です!

今回は『計算ミスの減らし方』についてお話したいと思います。

普段計算問題を解いている際に、マイナスの符号を付け忘れたり、文字の数や種類を間違えたりすることが皆さんあるかと思います。

特に学校のテストのような時間が限られているときほど焦ってしまい、いつもはやらないようなミスが…(・_・;)

こういったミスをなくすために、普段から途中式をしっかり書く必要があることは言うまでもありません。

しかし、そこにある癖をつけておくことで計算ミスを減らすことが出来ます。

それは・・・

『計算を考える順序を決めておく』

です!

そしてその順序とは常に『①符号 ②数字 ③文字』の順で考えるようにしてください!

これだけではよく分からないと思うので、実際に例を使ってやってみましょう!

例:3x2y3×(-4xy)

問題の答えを考える際に以下の順番で考えます。

①符号 → (+)×(-)=-

②数字 → 3×4=12

③文字 → x2×x=x3

y3×y=y4

⇒これらの答えを1つにまとめて『-12x3y4』となります。

この話を読んで、「普段からそうやって考えてるよ…」と思う方もいると思います(笑)

しかし、ここで大切なのは本当に『常に』そう考えていますか?

3×(-4)やx2y3×xyとまとめて考えたことはありませんか?

それがテストで間違える原因の1つです!

解き方がその時々で違うと、いざという時にミスが出ます!

ここで挙げた例は比較的単純な式のため、まだ正解しやすいとは思いますが、

もう一つ掛け算や割り算が増えた問題の時にはさらに計算ミスが出やすくなるはずです。

また、テストのような焦りやすい時ほど複雑な計算は避けるべきです!

「そうは言っても1つ1つバラバラに考えていたら時間がかかってしまう…」と思う方もいると思いますが、それは間違いです!!

なぜなら、まとめて計算すると、結局考えるのに時間がかかるからです!

複雑な式になればなるほど時間がかかるはずです。

それならば出来るだけバラバラにして考えるのが正確かつ簡単です(^_^)/

また、普段からこの解き方で問題を解いていれば、慣れてきて考えるスピードも上がってくるはずです!

そしてこの方法でもう一つ大切なポイントは『符号から考えること』です!

いつも数字の計算から考えて符号を付け忘れていませんか?

一度符号忘れでミスをした後、しばらくは意識しているため符号を忘れることは減ると思いますが、時間が経つとまた同じミスをしてしまうことがあると思います。

その理由はそこに『ルール』として取り入れていないからです。

初めから計算は『①符号 ②数字 ③文字』の順で考えるものだというきまりを作っておけば計算ミスは減らせます。

計算問題はテストでは落としたくないところだということは皆さんもよく分かっていると思います。

それならば今すぐにでもこの方法を学習空間で実践していきましょう(^_^)/

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