あいの里教室

国語の定期テスト対策について

個別指導塾の学習空間、北41条東教室、あいの里教室の尾造です。
本日は【国語の定期テスト対策】についてお話ししたいと思います!

あえて【定期テスト対策】と書いたのには理由があります。
これからお話しするのはよく言われてる【国語の勉強法】とは少し違います。

一般的に国語力とか読解力とかいうものの勉強法と、
学校の定期テストの国語の勉強法は別物だからです。

ですので、今日は学校の定期テスト対策のお話です!

まずはっきり言わせていただきますが、
国語の定期テストは、「暗記」です!!

まず、模試や入試問題の国語は、当然ながら必ず初見の文章が出題されます。
その初見の文章を読解する、という「読解力」をはかる試験です。

しかし定期テストは、「この文章が出題されるとあらかじめ分かっている」ものなのです。
ということは、その文章の要点や、よく聞かれやすい部分、授業で先生が話していたことなどが出題されるのですから、そこをおさえておけば良いのです。

例えば、中1のみなさん、
「シンシュン」でよく出題されるのは、
・シンシュンはどうして仲が悪くなったの?
・そして、どのように仲直りしたの?
というあたりがよく出題されます。そこがこの文章の要点だからです。

例えば、中2のみなさん、
「アイスプラネット」でよく出題されるのは、
・「でもまあもう少し」にはどんな意味があるか?
・「勝手に行けばいいじゃないか」と言ったときの「僕」の心情は?
・最後の手紙で「ぐうちゃん」が伝えたかったことは?
というあたりがよく出題されます。そこがこの文章の要点だからです。

例えば、中3のみなさん、
「握手」でよく出題されるのは、
・ルロイ修道士の指の動きにはそれぞれどんな意味があるか?
・ルロイ修道士が「いっとう楽しいとき」「いっとう悲しいとき」はそれぞれどんな時か?
・最後の行で「私」が両手の人差し指をせわしなく打ち付けていたのはどんな心情か?
というあたりがよく出題されます。そこがこの文章の要点だからです。

上記のような問題は、毎年毎年よく出題されています。
もちろん、たまにひねった問題もありますが。

さらに言いましょう。
古文・漢文こそ、本当に暗記です!!
「竹取物語」「枕草子」「夏草」「学びてときに之を習ふ」などなど。
これらの古典の勉強は、
・単語を覚える
・文法を覚える
・本文の内容を覚える
など、【やっていることは英語と同じ】です!

そして、出題されることもだいたい決まっています。
毎年毎年、同じようなことが聞かれています。
・歴史的仮名遣いを現代仮名遣いになおしなさい
・次の古文単語を現代語訳しなさい
・傍線の意味を次から選びなさい
などなど、たいていはこのあたりです。さらに、
・この作品の作者名、作られた時代を漢字で書きなさい
なんて問題もよくありますね。

これらは、本っ当に、まるっきり、暗記、なのです!
覚えたもん勝ちなのです!
覚えていれば書けます。覚えていなければ書けません。それだけです!

お分かりいただけたでしょうか。国語の定期テストは【暗記科目】なのです。

もちろん、これは「読解力」というものかというと、違います!ww
あくまで定期テストのお話しです。

でも、「この文章のどこからよく出題されるの~??どこを覚えたらいいの??」って、思いますよね。
それは、教室で先生に聞いてみてください(^^ これでもかってぐらい教えて差し上げます。

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歴史の勉強法

初めまして、学習空間 札幌第1エリアの矢ヶ崎です。
今回は歴史の勉強法について、私が普段から気を付けていることについてお話したいと思います。

社会は暗記科目、ということはよく言われますし、私も暗記は非常に重要なことだと考えています。
しかし少し見方や考え方を変えると、ただの暗記ではなくちょっと楽しくなるという勉強法です。

それはズバリ、「物事の因果関係を知る」ことです。
難しいので簡単に言うと、「どうしてこういう出来事が起こったんだろう?」と考えることです。

例えば、安土・桃山時代の戦国武将、織田信長の名前は聞いたことがありますよね。信長のエピソードは様々ありますが、長篠の戦いで鉄砲を使用したことは有名ですね。
では、「なぜ信長は鉄砲を手に入れることができたのか?」を考えてみましょう。

織田信長が活躍する少し前、ヨーロッパではルネサンスという時代の変換点を迎えました。それまでキリスト教文化に支配されていたヨーロッパで、より自由に生きよう、という考えが広まりました。
自由な社会になると様々な研究者が現れ、火薬・方位磁針などの発明が行われました。
この火薬が鉄砲に使われたというのはすぐに分かると思います。では方位磁針は鉄砲となんの関係があるでしょう?
もう知っている人もいるかもしれません、大航海時代の幕開けに欠かせない発明だったのです。

今では飛行機に乗れば半日程度でヨーロッパまで行けてしまいますが、当時は船での移動でした。そして一度海に出れば陸地は見えなくなるので、方向感覚を失ってしまい遭難する可能性が高まります。
そこで、安全に航海をするための道具が方位磁針だったのです。方角が分かれば、強風や海流で流されてしまったとしてももとの進路に戻すことができます。
こうした発明に支えられ、種子島に鉄砲が運ばれ、財力に余裕があった織田信長が目をつけた、ということです。

ではどうやってルネサンスは始まったのか?と考えるとまた時代をさかのぼって考えていく必要がありますが、歴史には必ず理由があります。
このように、歴史をストーリーとして捉えながら勉強することでいくつかのメリットがあります。

1つは、エピソードとして覚えた記憶は忘れづらいということです。
人間の脳は以外と記憶力が弱く、意味のない単語や数字は一度に7~10個程度しか覚えられず、また記憶が長続きしないそうです。例えばたまにしか使わない電話番号などは覚えることが難しいですよね。
それに対してエピソード記憶は、細かい記憶は抜けてしまったとしても大まかなストーリーは長期的に記憶として残りやすいそうです。例えば、ずっと前のことだけどはっきり覚えてる、という家族や友達との出来事があると思います。
このように長期記憶になりやすい、というのがこの勉強法のメリットの1つです。

加えて、入試問題などへの応用が利くというメリットもあります。
最近の入試問題では、歴史の因果関係をふまえた並び替え問題などが増えてきています。ただ言葉を覚えるだけでなく、「~が…したからこうなった」ということをしっかり抑えておけば、こうした傾向にも対応できます。

そして最後に、ストーリーを意識しながら勉強することで、歴史の楽しさを感じられるということが最大のメリットです。
ただの暗記科目としてではなく、誰の行動によってどういう結果になったのかを学び、過去の経験から現在の社会を分析し未来を考える、そんな社会科本来の楽しさを感じられる勉強法だと思いますので、歴史が嫌いで覚えるのが苦手、という人はぜひ一度お試しください。

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歴史はストーリー

個別指導塾の学習空間あいの里教室・新琴似北教室の関根です。

今回は昨年一緒に受験勉強を頑張った生徒についてご紹介しようと思います。
彼女は教室のオープン時から通ってくれていた生徒で、ムラっ気があってとにかく気持ちが乗るまでに時間がかかりました。

そんな彼女が特に苦手意識があったのが歴史でした。
重要語句を覚えさせて口頭チェックを行おうと思っても覚えられない。
はじめ私は勉強量が足りていないからもっとがむしゃらにやれば覚えられるのにと思っていましたが、次第にそういう事ではないと気づきました。
そもそも歴史に興味がなかったのです。
語句はそれなりに覚えられているのに、時代と登場人物や出来事の組み合わせがバラバラ。
彼女に限らず、人間は興味のないこと、面白くないことは覚えていられないものですよね。
でも例えば昨日見たドラマや映画などは、一度しか見ていないのに次の日学校で話題になってあらすじを話すと結構言えるものです。
私は教材は漫画でも時代物のドラマでも何でもいい、多少正確じゃなくてもひとまず細かいことは覚えなくてもいいから大筋の流れをつかむよう話しました。
そして昨日見たドラマのあらすじを話すように、週1回歴史の流れを私に話してほしいとお願いしました。(私も沢山語りましたが 笑)

そんなことを続けていると、「(摂関政治の)藤原氏って突然出てきたように思ってたけど、もとは(大化の改新の)中臣鎌足だったんですね~」なんてことを言ってくれるようになり、歴史は繋がっている1つのドラマ・ストーリーなんだということが掴めてきた様子でした。それが掴めれば、あとは細かいところを肉付きさせていくだけ。
あんなに嫌いだった歴史が今では面白いと言うようになりました。
嫌いな教科への興味は不思議なことに他の教科にも影響を与え、そして彼女自身にもスイッチが入ったことも大きく、全体的に少しずつ模試の点数も伸びていきました。
最初は300点満点中120点代前半にしか満たなかったものが最後には190点近くまで上がりました。

しかし志望校受験は正直難しい状況で、親御さんも含め何度も意志確認を行いましたが、彼女はどうしてもその高校に行きたいという気持ちが強くチャレンジすることを決意しました。
私たちも最後まで励まし続け、見事志望校へ合格してくれました。
進学した今でも学習空間で次の夢に向けて一緒に頑張ってくれています!

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日々の積み重ねです

個別指導の学習空間 札幌エリア 北41条東教室・あいの里教室の尾造です。

今回は英語の勉強のやり方のお話です。特に、中学生を対象としてお話させていただきます。
英語がどうしても苦手な子って、いますよね。
「英語が大得意だ!!」という子なんてごくわずかではないでしょうか。
どうして英語が苦手な子が多いのか。
私なりに思うのは、英語は“面倒くさい”からだと思っています。

英語は、いわゆる“一夜漬け”というものがあまり通用しません。
※ていうか全ての教科で通用しませんが!

英語は、毎日少しずつでも触れて、コツコツ蓄積していくような科目だからです。
センスやひらめきよりも、日々の積み重ねがボディブローのように効いてくる科目だからです。

ではどうするかというと、
まずはじめに申し上げたいのは「近道はありません」ということ。
1つの定期テストが終わったら、次の単元に向けてまたコツコツと予習復習の手を止めないこと。
それが大前提です。
ノート作りをしましょう。
新出単語の意味をしらべましょう。
新しい文法の練習をしましょう。
本文の日本語訳をしましょう。
本文の内容を覚えましょう。

こうした日々の積み重ねが必ずテストの点数にじわじわ効いてきます。
「英語の勉強やってるつもりなんだけど、いっつも点数とれないんだよなー。。」と思っている人は、まず日頃の取り組みを見直しましょう。

ね?面倒くさいでしょう?(笑

そしてそれと同じくらい大切なのが、テストが近づいた頃の勉強です。
英語の点数が20点~30点、もしくは40点くらいで、なんだかぱっとしないという人は、
「ワークの文法問題をひたすら繰り返し解いて練習」してみてください。
例えば、今度のテスト範囲の文法は「現在進行形」「疑問詞」「canを使った文法」だな。となれば、学校ワークでも良いし塾の本棚にあるワークでもかまいません。その単元の文法を、何度も何度も解くのです。

私の教室で、英語が苦手で、2学期の英語が20点台だった中2の生徒(現中3)がいました。
テスト2週間前くらいから、とにかくテスト範囲の文法(この時は「動名詞」や「比較級」などでした)をひたすら繰り返し解かせました。
※毎日英語だけというわけではなく、5教科をまんべんなく勉強しましたが。
2週間くらいかけて、テスト範囲の単元の文法を3周くらい解きました。

「動名詞の~ingはこうやって使う。否定文ならこうする。疑問文ならこうする」
「比較級のときはbetterはこうやって使う。bestはこうやって使う」
「moreはこういう時に使う。mostはこういう時に使う」

などなど、ほぼ丸暗記に近いです。これを、同じものを何回も何回も繰り返し解くのです。

結果その生徒は、3学期の英語は68点までアップしました。
別の教室でも同じように「英語がイマイチで」という中1の生徒(現中2)が、2学期50点台だったのが3学期は78点までアップしました。

英語は、基礎文法を繰り返し解いて、体に染みつけるのです。
基礎文法が身に付いていれば、あとは問題に応じて単語をいれかえるだけです。
否定文の時はnotをつけ足してやるだけです。

ただもちろん、前述した二人の生徒は、日ごろから英語の予習復習は欠かさず行っていました。
苦手だけれども、なかなか単語も覚えられないけれども、和訳も苦手で時間もかかるけれども、それでもコツコツやっていました。
それが土台にあってこそだということは、再度お伝えさせていただきます。

やっぱり勉強って、面倒くさいですよね(笑
日々コツコツやらないとなかなか成果は出づらいですから。
でも、二人とも、点数が上がった時は本当に喜んでいました。
※正直、あまり表情に出さない子たちですが、その時はまんざらでもない表情をしていたことを私は見逃しませんでした!

少しでも参考になれば幸いです。
もちろん、生徒一人一人によって、得意不得意はあります。子どもの数だけ勉強法もあります。
ですので、勉強でお困りであれば是非学習空間へご相談ください!
もちろん勉強以外のことでも大歓迎です!

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戦いの日々

個別指導の学習空間 札幌エリア 北41条東教室・あいの里教室の尾造です。

今回お話しさせていただきたい生徒は今年の春に無事第一志望校に合格した高校生のA君についてご紹介したいと思います。

彼と初めて会ったのは彼が中2で、1学期の頃でした。テストでは5教科で200点台のまんなかぐらいでした。

正直、勉強に対する気持ちが「ノってるとき」と「ノってないとき」の差が激しい子でした。
というか、「ノってないとき」の方が明らかに多かったです笑

・しんどいことは嫌い
・つかれるからさっさと帰りたい
・趣味の話は楽しそうにするのに勉強の話になるとだんまり
・家ではお母さんにだけは強めに文句を言う
・言い訳が多い
・夜遅くまでゲームしてばっかり

などなど、、思春期まっさいちゅうの「THE 中2の男子!」というかんじでした笑

ただ、私の中学生の時とそっくり!と思ったので、どこかほっとけない存在でした。
「どうにかして、ちょっとでもたくましい男に育てたい」といつも思っていました。

彼は「センスはあるのに意志が弱いからポテンシャルを持て余している」タイプでした。
でも本当は“勉強できるようになりたい”という気持ちを隠し持っていることを私は気づいていました。

なまけようとする彼と、それを引っぱって起こし上げる私との戦いの日々でした。

たくさん叱りました
たくさん一緒に遊びました
たくさんゲームの話もしました
ケンカもしました※もちろん口喧嘩ですが
仲直りもしました

かなり割愛しますが、結果彼は中2の2学期のテストで300点台まんなか、3学期には400点弱まで上がりました。入塾前から比べると120点以上のアップでした。
結果が伴ったことで、彼の意識にも変化が起こり自信もついてきました。
中3になるころには、「テスト近づいたらそろそろこれやらなきゃいけないですもんねー」と、こちらの言いたいことを言う前に理解しているようになり、ツーカーの間柄になっていました。

もちろん、前述したなまけ心が全くなくなったのかと言うとそうでもなく笑、
相変わらずなまけようとする彼と、それを引っぱって起こし上げる私との戦いの日々はずっと続いていましたが。

第一志望校に見事合格して彼は卒業していきましたが、
高1の最初の定期考査の前には塾に勉強しに来てくれました。
「やっぱここだと集中できるなあ~」なんて言いながら笑
試験前のほんの数日だけなので特別に来させて勉強させました。
ただ、この時はすでに卒業した生徒なので特に何も“指導”はしていません。
私は彼が試験勉強しているのをただ見ていました。

正直、それだけでも嬉しかったです。
“卒業しても来てくれた”こともそうですが、
「この子は今、自分の為に、自分で考えて、自分の足でこの教室に来て、自分の力だけで勉強している」と。

出会った頃と比べたら、見違えるようでした。
あれだけ勉強いやがっていたのに笑
あれだけ「やらされてる感」だらけだったのに笑

定期考査後、また教室に来て結果を見せてくれました。
「900点満点中、751点。クラス2位(しかも特進コースの方で)」とのことでした。

「クラス1位とりたかった!次は1位狙います!」「高校入ってすごく良いスタートが切れました」
と、喜びいっぱいでした。

私は「すごいじゃぁ~ん笑」とか言っていつものようにスカした感じで聞いてましたが、
正直、ぐっときてました。目頭が熱くなったのを覚えています。

彼はもう自分の足で歩いていける、走っていけるようになったんだな。
もう塾が必要ないくらいに、自分で勉強できるようになり、勉強の楽しさを味わえているんだな。
と思い、中学時代の彼との勉強の日々を思い出しました。

彼が頑張ったことは「当たり前のことを当たり前に行う。そしてそれを続ける」ことだと思います。
入塾前の彼にはそれが出来ていなかった。
しかし受験勉強という壁を乗り越え、それの大切さに気づいたことが一番の成長だと思います。

長文でしたがここまで読んでいただきありがとうございます。
教室でお会いできたらもっと色々とお話ししますよ!

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知っていることに置換えてみよう!

個別指導の学習空間 札幌エリア 新琴似・あいの里教室の関根です。

突然ですが、問題です。
次の数のうち自然数を答えてください。
-0.1 ,1 ,5 ,3 ,0 ,-2 ,+4 ,2.8

正解は左から、1 ,5 ,3 ,+4 です。

これは中学1年生の最初の頃に数学で登場する内容で、
自然数とは正の整数のことを指します。
ここで意外と間違い易いのが、
自然数の中に0を入れてしまう人が非常に多いということです。
0は-(マイナス)の符号がついていないので正の整数の仲間と勘違いしてしまい、
自然数に含めてしまう人が結構いるんです。
そんな時私は生徒たちにこんなことを聞いています。
「小さい頃お風呂に入った時に、お母さんから10数えたら上がっていいよって言われたことない?」
大抵の生徒はあると答えます。
じゃあ、その時どんな風に数えてた?と聞くと、
「い~ち、に~い、さ~ん、し~い…って…」
と答えてくれます。
そうなんです、普通ものを数える時には1から数え始めますよね。
「ぜ~ろ、い~ち…」と0から数え始めるなんてことはしません。
だって何も無いものを数えたりしませんから。
つまり、ものを数える時に0から数え始めることは不自然な行為なんです。
だから0は自然数には含まれないんですね。

建物の階数もそうですよね。
1階、2階、3階…とあって、
地下1階(B1)、地下2階(B2)…と数えますね。
0階ってないですよね。
だから数学史上、0の発見というのは遅れているんですねぇ。
それまで0という概念がなかったんです。

公式や定理も突然誰かが勝手に決めたものではなく、これまで皆さんが持っていた知識を押し広げて考えていった結果から生まれたものです。

先程の自然数のお話はあくまで一例ですが、難しい問題でも元々自分の知っている類似した事柄に置き換えて考えてみると、あれ?意外と簡単じゃん!って思えることが多くあります。
そして身近な事に関連付けて覚えていくと意外と忘れません!
そう考えると少し取っつき易くなりませんか?
是非試してみてはいかがでしょうか!

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英単語の暗記!

個別指導の学習空間 北海道札幌エリア 北41条東教室・あいの里教室の尾造です。

すでに多くの先生がご紹介しているトピックかとは思いますが、英単語の暗記についてです。
主に私が高校3年生以降、大学受験時代に行っていた方法をお伝えします。

ポイント①まずは単語帳を使って毎日単語をたくさん勉強する。
これは受験生であれば必須です!

ではどの単語帳を使えば良いの?

それは、まず学校で使っている単語帳があればそれを使います。やはり普段使いしているものが最適です。
しかし、「学校で買わされたやつは受験向きじゃない」という場合もありますよね。
それなら、受験用の単語帳を書店で買いましょう。

単語帳選びで大事なポイントは、
◆センターレベル、難関私大レベルなど、自分に必要なレベルのもの
◆開いて読んでみた時に、自分にとって読みやすいもの
こんなあたりですね。

ポイント②分からなかった単語を書きためてストックする
いくら単語帳で勉強していても、模試や過去問を解いていて分からない単語に出会いますよね。

そういう時は、解き直しの際に、分からなかった単語・慣用句をノートに書きためます。

私はルーズリーフを縦に使って英語と日本語を書いておいて、いわゆる“自分専用の単語帳”を作りました。

ポイント③ここで、最も重要なポイントです!
最も重要なのは、“書きためたものを定期的に見返して覚える”ことです。

せっかく書きためたもの、見返していますか?
すぐにサっと取り出せる場所にありますか?
書きためても、そのまま机やカバンの中で眠っていては意味がありません!
頭に入れないと、意味がありません。

例えば今日は英語の勉強をしようという時に、最初の10分~15分で“自分専用単語帳”を開いて「今日はここからここまで覚える!」と決めて覚えます。

自分で作った単語帳なので、見返したときに「あの時の模試で分からなかったやつだ!」というかんじで記憶がよみがえります。
その方が、脳に刻まれます。

「また同じやつ思い出せない!自分で書いたのに!」
とかいうのを繰り返して、徐々に覚えていきます。

「自分で書いた方が覚える」とよく耳にしますが、これは「書いたその時」ではなく、「書いた後見返した時」に一番効果を発揮できるものです。

繰り返します。重要なのは、書きためたものを見返して覚えることです。
これを面倒くさがっていては、単語は覚えられません。
単語が覚えられなければ、英語の点数は上がりません。

正直、今回紹介した内容は、とても地道な作業です。
地味で、地道です。
しかし、それなくして、受験は乗り切れません。
受験は、そういう闘いです。

受験生は試験当日の朝まで伸びます!
最後まで走り切りましょう。

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