公民

経験値って大切

学習空間 兵庫エリア 明石西・明石魚住教室の小又です。

今回は社会の「公民」についてお話しさせていただきます!
中学3年生になると「地理」や「歴史」が終わり「公民」という分野がスタートします。

公民には小難しい話が多く、出てくる用語も漢字ばかり…。
何が何だか分からないという生徒が毎年多く見られます。
「歴史や地理はできたのに、公民だけできない…」なんて人もいます。
そんな学生たちのために、公民を勉強する上での注意点について書いていこうと思います!

歴史や地理は名前のまま意味を覚えても問題ない用語が多く出てきます。
例えば歴史は
「日米修好通商条約」「日ソ不可侵条約」など
名前を見ただけで「日本とアメリカ」「日本とソ連」が結んだ条約という事がわかります。

公民では
「普通選挙」「平等選挙」「直接選挙」「秘密選挙」
とありますが、みなさんわかりますか?
ある生徒は「普通選挙っていう選挙があって、平等選挙ってのもある。選挙っていろいろあるんですね」と言っていました…。
もちろん違います。これは「選挙の基本原則」というもので、簡単に言えばルールです。この4つのルールのもとで選挙は行われているということです。
「選挙」「国会」「内閣」「裁判所」…。
普通に生活している中では、関わることがない用語ばかりです。
用語だけ見ても意味なんて分からなくて当然です。
学生の間に経験することがあまりない分野が多い公民は、自分だけで理解しようとせずに、近くの大人に聞くようにしましょう!
お母さんやお父さんや学校の先生はみんなとは経験値が違うので知っていることも多いですよ!
もし、聞きづらいなどある場合には、ぜひ学習空間へお問い合わせくださいね!
講師一同全力でサポートさせて頂きます!!!

ここまで読んでいただきありがとうございました。
お問い合わせお待ちしております!

兵庫の塾なら個別指導の学習空間

「思い出す力」を身につけよう

個別指導塾の学習空間 埼玉中部エリア 大宮宮原教室・埼大通り教室の岩田です。

今回は文系科目を中心に学習時に試して欲しいやり方についていくつか紹介していきます!
勉強を避けて通るにはそれ相応の誰にも負けないような特技が必要ですが、そんなものをもっている人はごくご少数。。。でもどうせ避けて通れない道ならば、同じ時間でも少しでも効率が良いやり方を覚えた方が良いですよね?
試しにやってみて、自分にプラスになるなと感じてもらえた部分があればそこだけでも吸収してもらえたら嬉しいです!

【英語・文法編】
何かしら文法を覚えるために問題集(学校ワークでも勿論OK)を解くとします。当然説明は読みます。マーカーで線を引く人もいるでしょう。では問題を解き始めたら・・・

本を閉じてみてください。

・この単元の文法のタイトルは何でしたか?
・例文に何が書いてあったか思い出せますか?
・いくつか用法があったとしたらその違いは何ですか?見分け方はどうすれば良いですか?

これらが全然言えなかったとしたら・・どうやらまだまだ勉強法が身についていない可能性が大です!
まずスタートはしっかりと文法のキーポイントを押さえること・それを理解すること・覚えることです。
そのどれかが欠けていたら、その場では解けてもテストでは発揮できないかもしれません。
一度試しにやってみてくださいね!

【英語・長文編】
長文のポイントは複数あるので今回は1つだけ紹介させていただきます。
(残りのポイントが気になった人には、学習空間の塾生さんになってもらえた時にそっとお伝えします☆)

今この文章を読んでくれているなら、当然日本語が理解でき日常的に使いこなせると思います。
でも急に「一般相対性理論を非ユークリッド幾何学を利用して説明しなさい。また特殊相対性理論において時空のメトリックを定義し、その差異を述べよ」と言われたら、
「はぁ????」
となりませんか?少なくとも私はなります。笑
「知らない単語は答えようがない」というわけです。

受験の問題でも内容一致や正誤問題に限るならば、先に全文の和訳を見て質問文の意味もわかってしまえば正答するのは難易度が格段に下がりますよね。
少しでもこの状態に近づけるために

①長文で分からなかった単語はきちんと調べてメモをとる
②和訳に自信がなかった文章は正しい訳を調べ・きちんとそれを理解する(学習空間ではその訳の仕方を知るだけでなく、わかるようになるための勉強法が学べます★)
③その時に文法が訳のポイントだった場合は、その文法が抜けている可能性が高いので必ず文法書で確認する

この3点を習慣化するだけでも長い目で見れば確実に差がついてきますよ!
では次は社会編です。

【社会編】
社会といっても歴史・地理・公民と内容が分かれています。
ですがこれから紹介するのはどの分野にも使える方法なので是非お試しください!

①左→右、右→左の学習
目の前に問題集があるとします。

だいたいは穴埋め問題や、ひとつの質問に対して答えを書く一問一答形式だと思います。
左側に質問があり、右側にその答えを書く欄があるとします。
ほぼ全ての人が左側をみて右の答えを覚える学習をしていると思います(私はこれを左から右の学習と呼んでいます)が
、それだけでは社会は点が伸びません。。。
なぜならテストではまとまった流れの中から質問されたり、資料や年表などから必要な情報を読み取る必要があるからです。
テストで答えが出て来なかったのに、解答を見るとその単語自体は知っていた・・そんな経験はありませんか?
その対策として、

・右の単語を見て、左の文章を思い浮かべる

この練習をしてみましょう!ただし、一問一答形式の問題集ではこの説明が満足に載っていない事もあるので、
社会の学習をするときは必ず教科書を用意して「太字を覚えたら教科書と問題集の2種類の説明を見くらべる」事が大事です!
必要な情報をしっかり読み取り、どの単語も右から左が言えるようになっていれば ≪ 絶 対 に ≫ 点数は上がります。
ですがもっと高得点、90点以上をとりたい欲張りな生徒さんは次の②も実践してみましょう。

②上→下の学習
問題を解く事・1つ1つの説明がきちんと出来るようになってきたら、今度は参考書の学習しているページのタイトルや
段落ごとの太字の部分を見てみましょう。例えばページのタイトルが「鎌倉幕府」で最初の段落に大きく「鎌倉幕府の成立と執権政治」
と書いてあったとします。
本からすぐに目を離し、「鎌倉幕府の成立~」の下にあった太字を順番に思い出してください。

例「源頼朝が幕府を開いて・・国ごとに守護、荘園ごとに地頭を置いて・・・御家人と御恩と奉公の主従関係を結んで・・
執権の北条氏が実権を握って・・承久の乱のあと六波羅探題をおいた・・」

というように、タイトルや段落から流れを繋げていきます。これを上から下の学習と呼びます。
この学習をすることで少ない情報から問われている内容を判断できる力がつきます。
以上の二点の学習をきちんと行えれば、何冊も参考書を買うよりもはるかに安定した知識の土台作りができますよ。では、最後に国語編です。

【国語編】
国語では主に受験などの予備知識がない状態を意識した読み方について紹介したいと思います。
英語編や社会編でも登場した方法が出てきますよ!

①読解もやっぱり「あれ」!
国語の読解問題は苦手意識がある生徒ほど先に設問(問1、問2・・等)を見ることをオススメしています。
理由はしっかりと設問を読んで答えるべき内容を頭にいれた方が、解く速さが安定するからです。

また問題集があるとします。
設問を先に一通り読んでみます。(ここでこの先が予想できた人は感が鋭い・・!)

・問題から目を離して、設問内容と答える内容を「思い出します」

これは簡単に出来るようにはならないので、じっくりと時間をかけて出来るようにするつもりの方が良いと思います。
しかし、何を聞かれていて何を答えるべきかがしっかりと頭に入った状態で文章を読むと、解答のヒントになりそうな場所が
自然と気づきやすくなります。国語は自力をつけるのが難しく上達に時間がかかりますが、だからこそ解き方を決めてそれを
磨く事が大切ですよ。

②面倒でもしっかりチェック
ではしっかり読んで問題を解く段階までいったとします。いざ答えを出したとしたら、その根拠が「本文のどこにあったのか」
「ハッキリと」言えるようにしましょう!
私が国語を指導している時に、どこから根拠をもってきて答えたのか聞くと、得意な生徒ほど「この部分に○○○と書いてあったので」
と答えてくれますが、苦手な生徒ほど「・・・この辺?」とあいまいに返答してしまいます。
このあいまいさを無くす事が実はとっても大切なのです。一度試しにやってみると自分がどれくらいきちんと解答の根拠を
見ているかわかりますよ!間違っているものを選べ、と聞かれているのに合っているものを選んでしまったりするおっちょこちょい
な性格の生徒さんほどやってみてくださいね。

以上が文系科目の学習方法のポイント説明になります。
理系科目まで紹介するとキリが無いので、今回は文系科目に絞ってみました。
共通点があったのですが、それは伝わったでしょうか??

それは、 ≪思い出す≫ 作業でしたね。

人間の記憶は「覚える」という作業と「思い出す」という二つの作業の組み合わせです。

日本人の傾向で、どうしてもこの「覚える」=インプットに偏ってしまうそうです。
なので一人でも出来る「思い出す」=アウトプットという事を勉強に組み込むことで、効率は飛躍的に上がります。

まだ何を意識しながら勉強して良いかわからない・・そんな悩みがある場合は是非試してみてくださいね!

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大きな木を育てよう

“個別指導塾の学習空間 岐阜エリア 大垣東教室&岐阜則武教室の伊藤です!

今日はみんな大好き?社会科の勉強法についてお話したいと思います。
タイトルだけ見ると「この人は何を言っているんだ」
と思うかもしれません。
それに、
『理科や社会なんて暗記科目でしょ?』
『単語覚えていけばいいんでしょ?』
という生徒さんも多いかと思います。
でも実は違うんです!

確かに暗記に頼るところは多いですし、実際単語を覚えていなかったら手詰まりです。

じゃあ理科は?
濃度や圧力、電流などの物理・化学分野になると公式を用いた計算問題が絡んできますよね?

少し話が逸れてしまいましたが、今日のお話は社会です!
地理はまた別の機会にお話しできればと思うので、今日は歴史・公民分野での勉強のやり方についてお話していきます!

ここからがやっと本題です!笑

やっぱり暗記が大事なのでとりあえずは単語をガンガン覚えていってください!
『あれ?最初と言っていることが違う?』
ただ覚えると言っても先生が言いたいのはやり方のお話になります。
闇雲に単語を頭に詰め込んでいくのではせっかく覚えた単語が無駄になってしまいます。

例を挙げると……
公民分野で日本国憲法の話が出てきたときに、「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」「社会権」「平等権」「自由権」などいろいろな単語が出現します。
これらを頭に詰め込むだけでは力になりません。

じゃあどうするのか?

まずは1つベースになる単語を決めてそれに関連する単語を2~3個ずつセットにして覚えていきましょう!
そこでまずは公民分野で見ていくと…

日本国憲法:「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」
憲法で保障されている3大権利:「社会権」「平等権」「自由権」

上記の「社会権」を掘り下げると「労働基本権」と呼ばれる権利が保障されていて、そこには「労働三権」なるものが存在します。

労働三権:「団結権」「団体交渉権」「団体行動権」
と3つの権利が含まれます。

では歴史分野で当てはめてみましょう!

戦国時代:「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」

さらに掘り下げると

織田信長:「楽市楽座」「鉄砲」「安土城」
豊臣秀吉:「刀狩」「太閤検地」「天下統一」
徳川家康:「関ヶ原の戦い」「大坂の陣」「江戸幕府」

などなど…

このように一つの単語を覚えるにしても、関連ある単語を結び付けて覚えていくと、どこか一つの単語が抜けてしまっても関連付けて覚えている単語によってその穴埋めができる可能性が高まります。

何か一つの単語を幹(ベース)にして枝や葉をつけていくことで木を作るイメージです。
初めは1日5分。小さな木でも構いません。
少しずつ水や肥料をやって大きな木を育てていくのです。
このように単語の関連付けでみなさんもたくさんの木を育てて知識の森を育てていきましょう!

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社会の学習法

個別指導塾の学習空間 群馬エリア 高崎西・前橋大島教室の清水です!

今回は中学生のみなさんに社会の学習法をお伝えします。

1. はじめに
みなさんは社会が好きですか?どちらかというとあまり好きではないという生徒も多いと思います。最近生徒から次のような質問をよく受けます。
「社会の用語をどうやったら覚えられますか?」
大多数の生徒が「社会=暗記科目」だと思い込んでいるようです。たしかに,覚えなければならないことは多いです。地名,重要事項,歴史人物,史料,法律名,経済用語…等々,漢字で書くべきものはきちんと漢字で書く必要があります。しかし,ただやみくもに覚えれば良いという訳ではありません。具体的に社会をどう勉強すれば良いか,項目別に説明します。

2. 地理
日本のことだけでなく,世界のことについても学びます。農業,工業,貿易に関する細かな知識も学びます。
①まずは日本地図,世界地図をしっかり覚える
 国・都道府県・山脈,平野,盆地,台地,高原,海,川,気候
②関連付けて覚える
筑紫平野→温暖な気候で雨が多い→稲作がさかん
→中国南部や東南アジアも稲作がさかん
③資料,統計が何を表しているのか,そこから何がわかるのかを読み取れるようにする。

3. 歴史
小学校時代よりもさらに細かい事項を扱います。日本の歴史だけではなく世界の歴史についても学びます。
①前後のつながりを意識し,教科書を何度も読む
 (ただ用語を覚えるだけではダメ。内容を説明できるくらいまで読み込むこと)
②人物,できごとをイメージとともに覚える
③関連する資料には必ず目を通す

4. 公民
日本の政治・経済などニュースで取り上げられるような,社会全般の知識を学びます。出てくる用語が難解なので注意が必要です。
①教科書に出てくる語句1つ1つの内容を説明できるよう,確実に理解する
②ニュースや新聞に普段から目を通し,より多くの言葉にふれる
5. おわりに
繰り返しになりますが,ベースとなるのは教科書です。教科書の内容を理解し,説明できるようにしましょう。学校で配布された授業プリント,授業でとった板書も良くまとまっているものが多いので参考にして下さい。また,学校のワーク等を使い,必ず問題演習を行ってください。

公共の福祉って何?三権分立って誰のため?

個別指導の学習空間 山梨エリア 甲府西・都留教室の上條です。

今回は、社会、特に公民分野において、理解しにくい用語や制度について説明したいと思います。

まず初めは、「公共の福祉」についてです。 公共の福祉とは、一般的に、人権同士が衝突するのを調整するための原理、と説明されています。 これでは少し分かりにくいので、もっと分かりやすく説明します。 例えば、Aさんが家で音楽を聞いています。 一方、隣に住んでいるBさんは読書をしています。 もし、Aさんが大音量で音楽を聞いていたら、隣のBさんは、うるさくておちおち読書していられません。 このように、Aさんの音楽を聞く権利と、Bさんの静かな環境で読書をする権利。 こうした人権同士がぶつかり合い、両立しなくなる場面においては、例えばAさんは音量を下げるなり、ヘッドホンで聞くなりしましょう、Bさんもわずかに漏れてくる程度の音量なら我慢しましょう、とお互いに譲り合う、そういった考えのことを公共の福祉といいます。

次に、三権分立という理論があります。 国家権力を立法権・行政権・司法権に分け、それぞれ国会・内閣・裁判所といった機関に委ねる制度のことです。 ではなぜ、このような制度になっているのでしょうか? それは、国家権力を一か所にまとめると、権力の濫用が起こりうるからです。 このことによって不利益を受けるのは私たち国民です。 このことを防ぐため、権力を分け、その抑制と均衡を保つためにできています。 ですから、三権分立とは、国民の権利・自由を保障しようという趣旨(目的)からできているのだということを知っておいて下さい。

公民分野は、暗記することが多く退屈だと思う人もいるかも知れませんが、ひとつひとつの制度にも、このように、必ず何らかの意味が込められています。 ただ、丸暗記するのではなく、「なぜそうなっているのだろう?」という視点を持って学習していって下さいね。

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