個別指導塾の学習空間 栃木エリア 小山城東教室・小山城南教室の西村です。

今回は、難しい問題や解けない問題にぶつかった時にどうすればいいか、という点についてお話したいと思います。

当たり前ではありますが、その問題を解くためのヒントは全て問題文や図表に書かれています。
そして、それらを正しく使うことによって答えにたどり着けるようになっています。
つまるところ、問題が理解できていなければ解けるはずがないということになります。

私が指導中に使う方法なのですが、「この問題が解けません」とテキストを見せられたときに、どれどれと言いながらそれを預かって「じゃあどんな問題だったか、この紙に書いてみて」と指示します。
すると、、、けっこうな割合で生徒が苦笑いだけを返してきます汗。
繰り返しになりますが、それじゃあ解けるはずがないんです!

ではそんなときはいったいどうしたらよいでしょう?
そこで私がおすすめするのは、問題文や問題の図表を写すことです。
この方法の一番のメリットは、まずやることを単純明快にすることで、何をしたらいいか分からないまま時間が過ぎてしまうことを防げます。
今のところよく分からないけど、とりあえず書こ♪くらいの気持ちで書いているうちに、気付いていなかったヒントや、調べる必要がある意味を知らない言葉などが見つかったりすることがあると思います。

そのような新しい発見は、ただ眺めているだけではなかなか出来ません。
それらを突破口に、正解へと進める確率が上がると思います。
特にレベルの高い生徒でもうっかり見落としはするものなので、この方法は幅広いレベルの生徒に対応していると思います。
また問題文のきれいな日本語に深く触れることによって、国語力のUPも期待できるというオマケ付きです。

古来より、仏教の世界に写経という修行があります。
仏様のありがたい教えを、心を込めて手で写すことにより深く学ぼうとする姿勢です。
今日ご紹介した方法もそれに近いものがあるかな、と思ったりします。
みなさんも修行するように!とまでは言いませんが、問題写すなんてめんどくさいからヤダ!なんて言わずに、みなさんの学びのきっかけになれば幸いです。

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