個別指導の学習空間 長野エリア 松本東教室・岡谷教室の神宮寺です。

今回は、中学生のみなさんに、地学の見方についてご紹介します。
とくに、中学3年生で勉強しているのに、点数が上がらないといった方に向けています。

地学は、中学校の理科の2分野で習います。
火山活動と火成岩(1年生)、天気の変化(2年生)、地球と天体(3年生)といった方がイメージしやすいかもしれません。

語句を調べて暗記したけど、問題が解けなかった経験ってありませんか。
「グラフや図は知っているけど、どこに注目すればいいんだろう…。」
これだと、暗記しただけでは解けないですよね。

そこで、3つのポイントです。
① 読み取る部分をおさえる
グラフや図は、注目するポイントが決まっています。たとえば、震源からの距離を求める問題では、「初期微動継続時間」がポイントなので、そのためにどこの差に注目すればいいかをおさえるといった具合です。
② 手掛かりをつかむ
手掛かりに気付けるかは、大きなポイントです。たとえば、日の出・日の入りの時刻を求める場合に、XとYのどちらが西と東か・紙テープの各点の間の長さをどう計算すればいいのかといった具合です。
③ 出題パターンに慣れる
グラフや図の問題にはパターンがあります。天気の変化で、「寒冷前線が通過したのはいつごろか?」という問題などがそうですね。これは、寒冷前線が通過したあとには「気温」・「風向き」がどのように変化するのかが、パターンとして決まっています。何回も解いていると、みなさんなら覚えてしまいますね。

いかがでしたか?
これは、あくまでも見方です。本当に真価を発揮するのは、試験でみなさんが解答できたときです。
ぜひ、活用してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。