個別指導塾の学習空間 神奈川エリア 大井松田教室・平塚中原教室の石垣です!

今回は、中学校の実技教科の大切さに関してお話させていただきます。

まず、なぜ実技教科が大切かをお話させていただきます。
中学校では9教科ある中で4教科(音楽、美術、技術・家庭、保健体育)あります。
各教科つけられる内申点はそのまま入試に使われ、合否を分けます。
例えば、私が指導している教室がある神奈川県の公立入試では、内申135点中60点分が実技教科の点数分となります。
5教科で優秀な人も実技教科の内申がとれず、希望している高校の目標内申に届かないということもあります。
(都道府県、私立高校によって高校入試においての内申の扱いは異なります。詳しくは各都道府県や私立高校の説明会等でご確認ください。)
よって、実技教科も油断はできないとお分かりいただけたと思います。
では、実技教科で高い内申をとるために何をしたらよいかお伝えします。

実技教科で内申点をとるためにポイントは以下の3つです。
①授業態度をよくする
②作品は期日までに確実に提出する
③定期テストの勉強をして、点数を確保する

まず、①「授業態度をよくする」に関してです。
当たり前のこととなりますが、5教科と比べ授業時間数が少ない実技教科ではなおさら求められることかと思います。
例えば、持ち物をしっかり持って行くこと、寝ずに意欲的に取り組み、プリントの感想などはできるだけ多く書くなど、1回1回が勝負となるのでがんばってみましょう。

次に、②「作品は期日までに確実に提出する」に関してです。
これも当たり前のことですが、しっかりやってほしいです。評価するものが少ないので、1つの作品で大きな評価点となります。
未提出だと0点となり、内申を考えても高い点数は望めなくなるので、苦手でも出すことに意識を置いてください。

最後に、③「定期テストの勉強をして、点数を確保する」に関してです。
5教科に比べるとテストの回数は少ないです。しかし、テスト内容としては範囲が狭いことも多く、記号ばかりのテストとなっていることも多いので、頑張る価値はあると思います。
テストの勉強の仕方として、社会の勉強法に近い形で一問一答形式でまとめるだけでも、点数につながるかと思います。
また、テスト前日にやるだけでなく、テスト範囲が示されてから1回、範囲全体をあらかじめ確認しておくことで、あわてることがないかと思います。
作品は出したけれども、そこまでうまくいかなかった感覚があるのなら、テストで挽回したいところです。

以上が内申点をとるためのポイントです。
私自身、美術はとても苦手意識があり、作品づくりでは苦労した覚えもありますが、1つ1つ丁寧に精いっぱいやることで評価してもらえたので、みなさんもがんばってみてください!

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