実験

私が考える理科の勉強法

個別指導塾の学習空間 多摩北エリア 青梅東・東大和教室の池田です。

「理科はどう学べばよいのか?」という話がよくなされますが、2つお話したいと思います。

 一つ目ですが、教科書において、様々な実験が提示されています。これらの実験について、理科が苦手な生徒は教科書を読みすらしません。内容を自分で確認もせず、ただ分からないと言って逃げ、直前になって重要語句だけ覚える、これでは点数がとれるわけがありません。付け焼き刃では中学生で要求されている内容は対処できないことをまず知りましょう。

 では具体的にまず何をすればよいか? それは「教科書を図表も含めて丁寧にまず読んでみること」です。そしてそのために必要なことは「素直にすべて受け入れる心」です。「わからない」「嫌い」ではなく、「こういうものなんだ!」「こんな世界があるのか」という思いで読みましょう。単純ですが、下手なテクニックよりもまず大切なことです。かならず実践しましょう。そしてそれを何度も繰り返すことで、少しずつ内容がみえてきます。ここまでやり切ることが本当に大切です。

 例えば生物分野で「花のつくり」を覚えるところがあります。それぞれ、がく・花弁・おしべ・めしべなどと繰り返し暗唱するのが通例ですが、 そうしたつくりを調べる実験はどのようにおこなうのですか? そうしたつくりはどのような植物にみられるのですか? そういったことを常に考えながらまず教科書をじっくり読むべきです。

 テストや入試では語句だけを聞く質問はほとんどありません。その言葉の背景にある内容をしっかり読み考えることが大切です。逆にそうやって学ぶことで個々の言葉につながりが出て、忘れにくくなると私は考えます。

 二つ目に「実験を意識する」ことです。中学生の理科は特に身の周りのものや現象に着目して構成されています。なので、必ず実験の項目があり、そこで色々と考えさせるように構成されています。ここを無視してテクニックに走ると、「何でこれをやったのか」「どうしてそれをやる必要があるのか」ということが完全に忘れ去られてしまいます。そしてワークやテストにおいてそうした内容を聞かれると「意味分かんない」になってしまいます。当たり前です。経緯も分からずして質問に答えることはできないのです。
ここで重要なことは「なんでこの実験をおこなうのか」「何をどのように使うのか」「その結果から何がわかったのか」を必ず考えることです。ただ、そのためにはたくさんの時間と労力がかかります。でもこうした勉強をすればかならず理科は得意になります。

 安易な方法や単純な記憶でその場をしのいでも、結局時間が経てば何も残りません。理科を得意教科にするためにも、十分な時間を確保してたくさん考えてくださいね。

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実験の大切さ

個別指導の学習空間 群馬エリア 前橋北・伊勢崎南教室の中村です。

今回は理科の勉強、効率の良い覚え方についてお話したいと思います。
みんなは理科のテスト勉強や、入試勉強の時どのように理科の知識を身に着けていたでしょうか?
ワークや参考書に書いてある重要単語を1つ1つ覚えていくのもとても大切だと思います。
しかし、試験や入試では単語だけでは対処できない『記述』がります。単語も覚えて記述も覚えてだととても大変ですよね。

そこで、実験の工程をまるまる覚えてしまおうというのが今回のお話です。
一見実験をまるまる覚えるのは大変そうに感じますが、実験の中には、テストに出てくる重要単語や、大切な反応が全て出てきているのです。つまり実験を覚えることで単語も記述もどちらもいけてしまうわけなのです。
たとえば水の電気分解。
水をH型試験管に入れて、炭酸水素ナトリウムを入れる…(なんで?)
ここで1つだけポイント。覚える時に実験の工程を覚えるのはもちろん、なぜそうなるのかを確実に確認してください。
ここが記述のポイントになるところだからです。
理科が苦手な子は学校で実際に行った実験だけでもテスト前に確認して見て下さい。文章だけでイメージしにくい物ははじめは大変だと思うので、学校で行ったものだけでも大丈夫!!先生も大切だから実験をするのです!!
同じような実験がテストに載っていると思います。
そうなれば、覚えた知識で得点が稼げるでしょう!!

暗記は大変と思う子もたくさんいると思いますが、まずは1つこれ!と決めた実験をしっかりと覚えてテストに臨んでみてください。

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