個別指導の学習空間、稲里教室の宮嶋です。

今回は高校の面接試験にのぞむ中学3年生へおくる、最後のアドバイスを書かせていただきます。
【注意!! これから下の文章は、面接試験の前日か、前々日までは読まないでください!】

① 面接で緊張しない人も、失敗しない人もいません
 面接で緊張しない人はいません。みんな緊張しています。そして、面接で失敗せず、カンペキにやりとげる人もいません。どんなに面接な得意な人でも、ぜったいに何らかの失敗をしています。
大切なのは失敗したあとに、あきらめず、がんばって答えようとすることです。面接官は「がんばって答えようとする人 ⇒ 高校でもがんばって勉強や部活にチャレンジできる人」と考え、合格にしてくれます。

② 面接は「入学したい!」という気持ちを伝えられればいい!
  面接官が知りたいのは、「この子は本当にうちの高校に入りたいのか。そして、高校に入って、ちゃんとした高校生活をおくれるのか」という2つです。
  なので、別に「スラスラかっこいい答え」を期待してはいません! 普通の質問に普通に答えられれば大丈夫です。途中、言い間違ってしまったり、無言になってしまっても、がんばって答えられれば、合格になります。そんな時でも、大きな声で答えることを忘れないようにしましょう。あなたが面接官に伝えるのは、「カンペキな答え」ではなく、「一生懸命なやる気」です!

③ 面接の失敗は合格不合格にあまり関係がない!
  面接は高校入試のごく一部でしかありません。正直、面接の失敗は合格不合格にあまり関係がありません。「途中で答える内容を忘れてしまった」という失敗を毎年聞きますが、それでも合格しています。ただ、忘れてしまった後でも、がんばって答えようとする姿を見せてください。

④ ゆっくり話し、ゆっくり動こう。
  緊張すると早口になってしまったり、礼や歩きなどの動きがあわてたものになってしまいます。自分では「ちょっと遅いかも。」というくらいのスピードで話したり、動くと、面接官にはちょうど良く見えます。

⑤ 質問されたら、答える前に、まず「はい!」と返事をしよう。
  たとえば「あなたの長所はなんですか?」と聞かれたら、「はい!」と大きな声で答えましょう。そうすると、緊張していても次の声が出しやすくなります。そのあと、「はい! 私の長所は・・・・・です」というように、面接官の質問のうしろに、自分の答えを言うと言いやすいです。 ほかにも、「最近気になったニュースはなんですか?」なら、「はい! 私が最近気になったニュースは・・・・・です。」というような感じです。

⑥ わからない質問をされて当たり前。わからなければ、時間をもらおう!
  わからない質問は来ます。 なので、「わからない質問をされたらどうしよう・・・」という心配をするより、わからない質問が来た時の準備をしよう。わからない質問が来たら「すみません。少し考える時間をいただけますでしょうか。」と言って、時間をもらおう。思いついたら「お願いします。」といって答えよう。
もし考えても、わからなければ、「すみません。わかりません。」と答えよう。答えられなくても、一生懸命考える姿勢をみせよう。

以上、面接直前のあなたにおくるアドバイスです(^^)/
緊張して当たり前、失敗して当たり前、「高校に入りたい!」という気持ちをいちばんにつたえよう!

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