甲府西教室

漢字・英単語暗記法

個別指導の学習空間 山梨エリア 甲府東・甲府西教室の山川です。

今回は私が学生時代に行っていた暗記のやり方を紹介させていただきます。
皆さんは漢字や英単語を覚えるのは得意ですか?
私は特別な苦手意識はなかったのですがただノートに漢字や英単語を書いて練習することが嫌いでした。だって面白くないので…

そんな私が行っていた漢字や英単語の覚え方はとにかく触れる回数を増やすことでした。

まず10~20個の漢字、英単語を決めます。それを何でもいいので紙にまとめます。それをいつも持ち歩いていました。
まず朝起きたらベットの上で見る。朝ご飯を食べたら1回ずつでも、全部書けなくても書いてみる。トイレに行くときも眺める。学校の休み時間に5分だけ練習する。部活が終わったら眺める。家に帰ってちょっとやる。夕飯を食べた後少し書く。風呂にもジップロックなどに入れて持っていく。寝る前もベットの上で眺める。というように1回あたりの時間はそれぞれ5~10分程度です。私にとってつまらない漢字練習も5分なら耐えられました。時間が短い分、回数はかなりやりました。これを数日やると私は完璧に覚えられるようになりました。出来たら次の漢字と単語のシートを作っていきます。
ただやはり数日、数週間後に前のシートを復習することは必要です。ですが一度覚えたものなのですぐにまた思い出せます。

例えばある漢字を一度に100回書いたとしましょう。100回も書いたのですからそのときは覚えます。次の日にテストがあれば書けるでしょう。ですが1週間後、1か月後はどうでしょうか?私は忘れてしまうことが多くありました。100回書くのは疲れるし面白くありません。それを10個20個やるなんて考えたくもありません。

5分でいいからやってみて!その代わり何回もやって!この20個完璧に覚えて!これは教室で生徒たちに何回言ったかわかりません。なかなか集中力が継続しない子も5分ならと頑張ってくれます。

これで覚えたよ!とかテストで書けた!といってもらえることも多くすごくうれしいです。

勉強の仕方は人それぞれあっていいと思います。
いい方法が見つけられなくて困っていたら試してみてください。
もしくは教室で私に相談して下さい。
力になります!

山梨の塾なら個別指導の学習空間

本番を想定した努力

個別指導の学習空間、山梨エリア甲府西教室の河手です!

普段の学習中は出来るけれど、本番になると・・・という方はかなり多いのではないでしょうか。
実際、これは 試験のみならず、スポーツなどの世界でもよく聞く話です。
この話になると、いわゆるメンタルという話につながるのですが、今日はあくまでも学習法の観点から具体的な対策を2つ書きたいと思います。

まずは時間を計って解くこと。
これは基本中の基本になります。本番は制限時間の中で力を出し切ることが必要です。
普段から時間を決めて解くことで、本番に強くなる第一歩を確実に踏み出したと言えるでしょう。

次に省くべきことを普段から意識して実行することです。
数学の解の公式を例に取って説明するなら、ルートの中のb2-4acを計算する際にその計算式はルートの中に書かずに外で計算する。そして出た数字を最も簡単にしてから、書くといった具合です。
正直に公式通りに書いて、また最初から書くよりも、省ける部分は省く。
少しでも時間を削りだす意識、これは普段から磨かないと身に付きません。

学習空間では生徒の学習姿勢を初め、本番を想定した指導を実践しています。
何故、そのやり方が必要なのか生徒の皆さんに納得感を感じてもらい、成果の共創に繋げます。ご縁をお待ちしております。

山梨の塾なら個別指導の学習空間

解答・解説の使い方

個別指導塾の学習空間 山梨エリア 甲府西教室の山川です。

みなさん、ワークや問題集の解答・解説をうまく使えているでしょうか?
ワークや学校の課題をやるときに、答えを丸写ししている子がたまにいます。
これはもちろんいいことだとは言えません。

しかし時と場合によっては答えを見ることは「あり」だと私は考えています。

例えば国語のワークの漢字の問題。
わからない問題があったときに、推測して、勘で答えを書く。
テストや模試では必ずやってほしいことです。

しかし家でワークをやっているときはそこで悩んでいる時間よりも答えを見てでも正しい漢字を覚える時間にあてませんか?

英語の単語の意味を答える問題や理社などの暗記科目などにも言えると思います。

もちろんある程度は考えて悩む時間も重要ですが、わからなかったときの対応がとても重要です。

数学の問題でも解説をよんで
「あぁ!そういうことか!」
と納得し、問題の解き方を習得する。
どうしてその答えになるのかしっかり理解する。
これでいいと思います。

解説を読んでも理解できなかったら先生に「ここがこうなるのはどうしてですか?」と質問してみましょう。
間違えたところ、わからない問題を解説を見ながらしっかり考え理解しようとする。
これが出来れば必ず成績は上がります。

改めて同じ種類の別の問題を解いてみて、正しい答えにたどり着けばそれでOK!
ワークのその一問にこだわる必要はないです。

大事なのはテストや入試の本番で出来るかどうか。
ワークや教科書の問題はそれまでの練習に過ぎません。
練習ならいくら間違えても失敗しても大丈夫。
だって練習ですから。
一回で出来なければ二回、三回と練習するだけ。

うまく解答・解説を使えればより効率的な学習が出来ると思います。

みなさんも是非上手に使ってみてください。

山梨の塾なら個別指導の学習空間

自分で調べることの大切さ

個別指導の学習空間 山梨エリア 甲府西教室&学プラ担当の堀内です^^

多くの生徒や保護者様からよく相談されるのですが

「興味のあることは覚えられるけど、興味のないことは覚えられないんですよね。」

確かに、自分の興味があることは覚えられますけど、苦手な教科や嫌いな教科は覚えること難しいですよね・・・。
じゃあ、何にでも興味を持てるようになればいいじゃんって思うじゃないですか!
でも、嫌いなものに対して興味を持つことって難しいと思うんです。

そもそも、興味を持つことってどういうことだろうなって考えてもらいたいのですが、興味を持っているものと興味を持っていないものの差ってなんだと思いますか?

そうです!
そのことに対してたくさん見たり聞いたり調べたりするかどうかだと思うんです!
でも、それって興味があってもなくてもできることだと思いませんか?
無意識にやるか、意識してやるかの違いだと思うんです。

その中でも特に大切だと思っていることが、「自分で調べる」ということです。
何を使って調べても構いません。
教科書はもちろん、参考書でもいいですし、ネットでも構いません。
とにかく、わからないことは必ず「調べる」という作業を「繰り返す」ことで、必ず覚えられます。

たくさん勉強しているのに成績が伸び悩んでいる子は、ただやるだけになってしまっていませんか?
自分がせっかく勉強したものをそのままにしていたり、捨ててしまったりしていませんか?

間違えてしまった問題は、答えを書いて終わり、答えを確認して終わりにしてしまうのではなく、必ず調べるようにしましょう!
また、自分が書いた答えはなんだったのかも調べましょう!
そして、調べたものはやったものに書き込んでおきましょう!
間違えてしまった問題だけでなく、「自信ないけど答えがあってた!」なんていうものもあると思います。
それについても調べるようにしましょう!

この調べる作業というのは、大人になってからもとても大事なことです。

私はあまり情報機器関係が得意ではないので、周りの人に聞いたり自分で調べたりします!
自分で調べることでしっかり理解できます。
もし、忘れてしまってももう一度調べればいいんです!
それを繰り返していくうちに、勝手に覚えることができます!

とにかく自分で納得できるまで調べてみる。
「あ!そういうことだったんだ!」
と思えれば、いつの間にか苦手じゃなくなっているかもしれませんよ?^^

ぜひ、みなさんも試してみてください♪

山梨の塾なら個別指導の学習空間

国語辞典の可能性を広げるのは自分

個別指導の学習空間、山梨エリア甲府西教室の河手です!

早速、本題に入ります。
「セイカ」という音を聞いて皆さんは最初にどんな漢字が頭に浮かびますか。
部活を懸命に取り組んでいる方なら練習の「成果」、野菜や果物が好きな人は「青果」、オリンピックは来年2021年に延期となりましたが「聖火」リレー、お菓子が好きな人は「製菓」など、それぞれの経験等によって思い浮かべる言葉は違ってくると思います。

これらはいわゆる同音異義語になります。
音は同じなのに意味が違うため、使う状況によって正しいものを判断して選ばなければならない。
日本語の少々ややこしい点ではありますが、面白いと感じられたなら、その時点で世界は少しずつ変わっていくと断言できます。

同音異義語の世界へのナビゲーターと言えるのが国語辞典です。
ここでは、電子辞書はお薦めせず、敢えていわゆる紙の国語辞典です。
使い方はもうお分かりですね。
辞書はあいうえお順で言葉が載っているので、同音異義語が文字通り並んでいます。
ちなみに先程の「セイカ」ですが、他にも「生花」・「生家」「聖歌」「製靴」・「声価」などなど漢字はそれ程、難しくないですが、辞書にはしっかりと当然のごとく載っています。 
最後に挙げた声価ですが、私は以前、漢字は簡単なのにこんな言葉があるんだと素直に驚いたことを覚えています。
ちなみに「声価」とは「世の中の良い評価のこと」です。

自分が素直にへぇ~と思えたものはよくしたもので定着もしやすいです。
まずは辞書を片手に適当なところを開いたら、そのページから同音異義語に着目して、新しい言葉と出会ってみてはいかがでしょうか。
辞書には一生かかっても全て向き合えない程の量の言葉が、ほんの少し意識を高くして辞書を見つめるあなたを待っています。
私も指導で生徒の主体性を引き出す一つの方法としてやっていきたいです。

山梨の塾なら個別指導の学習空間

きっかけって大事

個別指導の学習空間 山梨エリア 甲府西教室&学習空間プラスの堀内です。
今回は今年度高校3年生として卒業となった生徒についてお話しようと思います。

彼が入塾したのは中学校2年生の半ばくらいでした。
サッカー部のクラブチームに所属していて、最初の頃は勉強に対してのモチベーションはそんなに高くなかったように思います。
そして、塾ではおとなしい感じの印象でしたが、学校ではやんちゃな生徒だったようです。(後日,お母様から聞きました)
2年生の間は特に向上心もなくただ勉強をこなしていましたが、勉強に対して黙々とこなす生徒ではあったので徐々に点数は伸びていました。
最初は、こちらが話しかけても反応が薄く、うなずいたり首を振ったりということはしてくれてましたが、返答してくれることはほとんどありませんでした。
私は生徒が分からないことを分からないと言える環境をつくりたいので、とにかく話しかけ、徐々に心を開いてきてくれました。

彼の心境の変化のきっかけは、自分の学校にいるかなりやんちゃな先輩が、塾で遅い時間まで受験勉強をしている姿をみたからといっていました。

彼が明確に変わったのは中学校3年生の1学期中間テストからでした。
中学校3年生になった時の数学の最初のテストで100点をとりました。
100点とれる範囲だから、100点目指してみようということで見事成し遂げてくれました。

そこから、彼は自分がやった分だけ点数がとれる!と自分の能力を信じるようになりました。
毎回テストのたびに、
「この教科心配だからもっとプリント出して欲しい。」
「ここはなんでこうなるのかちょっとよくわからないから教えて欲しい。」
と、自ら進んでこちらに提案してきてくれるようになりました。

3年生の定期テストでは常に400点以上を取るようになりました。
志望校も2年生の段階では若干諦めかけていた高校を第一志望として、とにかく問題をやりこんでいました。
定期テストの頑張りと、サッカーも頑張っていたこともあり、第一志望の学校からお声をかけていただきました。
それでも心配なので、塾での面接練習に参加し、かなり厳しい話をされたこともあったようです。
しかし、言われたことを改善して無事前期入試で合格することができました。

高校に入学後も、部活動が忙しい中、合間の時間でこつこつ勉強を行ない、高校生活最後のテストでは何教科か学年で1桁を取ることができました。
大学もすでに内定をもらっていて、春から無事に大学生です。

心を開きすぎて、私に本気で怒られたのは今までで彼だけです(((笑
そんなことも今となってはいい思い出で、12月で卒業でしたが、「なにか困ったことがあればいつでも相談して下さいね。」と頼もしい言葉をかけてくれました。

彼は、「努力は人を裏切らない」という言葉を証明してくれたと思っています。
そして、自分の力、能力を信じてあげることがどれだけ大切なことなのか、私に教えてくれたように思います。

今年中学校3年生ももうすぐ受験なので、そんな彼の背中を見て最後まであきらめずに努力を続けてほしいと思います。

山梨の塾なら個別指導の学習空間

自分を信じる

個別指導塾の学習空間甲府西教室&学習空間プラス担当の堀内です。

今回は私が入社して初年度から学習空間プラス:通称学プラ(家庭教師)で指導している生徒を紹介したいと思います。
彼女は当初中学校3年生で、大人数の中で学習することがあまり好きではないということで、1対1の学プラで指導をすることになりました。

受験生にも関わらず、やらなきゃいけないと分かってはいてもなかなか宿題に手をつけることができない生徒でした。
このままで本当に合格できるのか、私も保護者の方も不安でした。
なんとか成績が下がることなく志望校には合格できました。

看護師になる夢を叶えるために看護の専門学校の指定校が欲しいということで、高校も学プラを継続することになりました。
中学時代を繰り返したくないと彼女が話をしてくれました。
まず、学校の授業をしっかりと聞くことから始まり、とにかく高校の内容の復習を徹底して行い、一緒に行った内容を宿題に出していました。そして、宿題でわからなかったところを再度学プラの時間で行いました。
高校入試ギリギリの点数で入学した彼女が、最初のテストで全教科合計で学年30番以内(280人中)に入りました。
そこから彼女は自分もやればできると、勉強に対して前向きになってくれました。
宿題も以前よりもかなりやってくれるようになり、苦手な英語で20番以内に入ったり、さまざまな教科で1桁の順位をとるようになりました。

彼女も今年高校3年生となり、高校入学当初からの目標であった看護の専門学校の指定校をもらい、先日無事に合格しました!
卒業まで学プラを続けることになり、「卒業までに3教科同時に1位をとりたい」と言って、進路が決まった後も勉学に励んでいます。

人は目標が定まるとこんなにも変わるのだと、彼女を通して学びました。
私が学プラで一番長く見ている生徒なので、寂しい思いもありますが、ここから彼女がどんな将来を歩んでいくのかとても楽しみです。

山梨の塾なら個別指導の学習空間
家庭教師、1対1指導をお探しなら学習空間プラス

一番難しいけど一番大切

個別指導の学習空間 山梨エリア 甲府西教室&学プラ担当の堀内です。

今回はどんな教科においても大切な、読解力についてお話したいと思います。
「読解力」と聞いて、単純に思い浮かぶのは国語ではないでしょうか?
確かに、読解力(文章を読み解く力)が一番問われるのは国語だと思いますが、小学生のときにほとんどの生徒が「算数の文章題が苦手」だと感じたはずです。算数だけではなく、高校入試や大学入試の問題を見てみると、ほとんどが文章を読み取って自分の知識を活用して問題を解いていくものばかりです。つまり、読解力とはすべての教科に共通して身につけておかなければいけない能力なのではないでしょうか。

ではその読解力はどうしたら身につけることができるのかお話したいと思います。
あらかじめお伝えしたいのは、ただ単純に本をたくさん読み散らかすだけでは読解力は身につかないということです。

まず重要なことは「言葉を理解すること」です。
例えば、
『自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。』
この文は中島敦作『山月記』の一部です。
初めて見た人は、ぱっと見で「なんじゃこりゃ!」って思うと思います。その気持ちわかります・・・・。
単語ごとに分けて噛み砕いて考えてみましょう!

自ら=自分を
恃む=信じる
頗る=とても
厚く=大きくなる
賤吏=身分の低い役人
甘んずる=そのまま受け入れる
潔しとしない=許さない

書き直してみると
「自分を信じることがとても大きくなり、身分の低い役人でいることをそのまま受け入れることを許さなかった。」
少しわかりやすくなりましたか?
さらにまとめてみると
「自分の能力をとにかく信じていて、自分が身分の低い役人でいるということを許さなかった。」
となります。
私なりに言い換えると
「自分超天才だから、下っ端とかありえないんだけど!」
という感じになります!
このように言葉を知っているだけでも文章の見え方が全く異なります。

次に大切なことは文章をよく読むことです。
「ちゃんと読んでるよ!」なんて声が上がりそうですが、その読み方、本当にちゃんと読んでいますか?
よく読むということは文章を読み終わった時に、結局今読んでいた文章は何の話をしていて、何を伝えたかったのか答えることができるということです。さらに言ってしまえば、各段落ごとで何の話をしていたのか自分なりの言葉で説明できるということです。
この、文章をよく読む癖をつけることは簡単ではありません。
これは訓練の仕方ですが、一文一文自分がわかりやすい言葉に置き換えて文章を読んでいきます。慣れるまでは句読点で区切ってみるのも良いかもしれませんね。さまざまな文章を読み散らかすのではなく、一つの文章を何回も読み込むことで、だんだんと少ない回数で文章を読み解くことができるようになっていきます。それがさらになれると普通にすらすらと文章を読んでいくだけで頭の中で勝手に言葉が変換されていくようになります。

文章をよく読まないまま問題を解くとどんなことが起こるのかというと、社会や国語などで間違っているものを選べと書いてあるのに、あっているものを選んでしまったり、理科や数学で聞かれているものとは別のものを計算して求めてしまったり・・・なんてことが発生してしまいます。

今まで国語以外を一生懸命勉強していてもなかなか点数が伸び悩んでしまった生徒さんは、まずは読解力を身につけることから始めてみましょう!
びっくりするくらいに、教科書や参考書も理解できるようになりますよ♪

山梨の塾なら個別指導の学習空間
家庭教師、1対1指導をお探しなら学習空間プラス

夏休みの過ごし方

個別指導の学習空間 山梨エリア 甲府西教室の河手です!

1学期のテストはほぼ終了し夏休みに入ります。

今回は夏休みの過ごし方について書きますので、参考にして下さい。
まず、当たり前の事実を確認しますが、夏休みは普段より使える時間は長いです。
そして、だからこそ意識して過ごさないといけない時期であるということです。

意識するポイントその①
起床時間・就寝時間を一定に保つ。
当たり前のことですが、一定に保つ目的は朝から活動的に動けるようにすることです。
午前中、寝ているようでは、夏を自信に変えることはできません。
メリハリのある生活をしている自分に誇りを持つことです。

意識するポイントその②
予定の確認を夏休み前に行う。
テスト日程、家族旅行、部活の大会等、イベントへの参加など夏休みならではの目標と楽しみがあるはずです。
学習の目標、楽しい時間があることを確認しておくことで、夏休みに対する肯定的な気持ちを確認することです。

意識するポイントその③
学校課題の完成日を決めておく。
課題をやっつけで終わらせるということでは当然ないですが、7月中に完成を目標にすることを甲府西教室では呼びかけています。
例えば、7月中に課題が終わっていたら、どんな気持ちで8月を迎えられるか、未来の自分を想像してみることです。

最後になりますが、夏休み明け、または夏休み中にテストがある学校がほとんどだと思います。
敢えて逆説的な提案をするなら、テストの為の夏休みにする発想ではなく、自分で自分の時間を主体的にコントロールする夏休みを目標にしていきましょう。
主体的に時間をコントロールすることとは、楽しいことを優先することでなく、楽しみも入れつつ、自分の決めた約束を守ることを意気に感じて1日1日を過ごしていくことであることを最後に確認して下さい。

学習空間では講師陣が、日常の過ごし方も心を込めてアドバイスしていきます。では良い夏休みを!!!

山梨の塾なら個別指導の学習空間

真の成績Upとは何か

個別指導塾の学習空間、甲府西教室・学プラの河手です!!

今日は私が学プラ(家庭教師)で指導しているH・M君について紹介します。実はH君のお兄さんも私が学プラで指導しています。

お兄さんの指導が御縁でH君も指導させて頂いています。
H君は中学1年生。部活動では野球をやっており、県優勝を目指してやっています。
H君の指導を始めたのは文字通り中1の夏からです。
数学を指導してもらいたい。目的が明確でした。
実際、夏休み前のテストでは50点を切っていました。
まだ中学1年生ですから、今後のことを考えると強化は絶対に必要でした。
ただ私はH君が伸びると指導の話を頂いていた時から確信がありました。
その根拠は、私が1年前からH君のお兄さんを教えていた時からH君は必ず挨拶をしてくれていたからです。
指導する側として最初の成績で生徒の好き嫌いはありませんが、応援しやすい生徒とそうでない生徒がいることは事実です。
応援しやすい生徒、もう一歩踏み込んで応援したいと思える生徒は一言で言うと「素直で礼儀正しい」です。
H君は自分が特に教わるわけではないのにいつも挨拶をしてくれていた点が私の確信の根拠でした。

さてその後の推移は2学期の中間テストで97点をいきなり出しました。
担任が驚いていたとH君が笑顔で言っていたのを思い出します。

そして2学期期末テストでは99点でした。
私が指導する際に内容を教える以上にH君に伝えていたのは次のことです。
数学はある意味で完璧主義な科目だから投手でいうなら抑え投手の気持ちで問題を解こう。」と。
実際、数学では(1)の答えを(2)以降で使うことが多いのです。その前提に立つと(1)で間違えれば、やり方は正しくても(2)以降の答えは当然正解にならないわけです。
ひとつの計算でもミスをすれば失点です。
野球では最終回である9回を任されるのが抑え投手です。それも僅差の展開で投げるのが通常です。
ということは、まさに1球1球が勝負です。
そのたとえ話に野球も本気で取り組んでいるH君には感じる何かがあったために取り組み方が変わり、それが点数に結実しました。
実際、帰り際H君のお母さんに「ミスさえなければ今回は大丈夫です。」と毎回伝えていました。
結果が出たのは覚えるべきことを覚えて、ミスがないように1つ1つに抑え投手の気持ちで取り組んだH君の姿勢に総てがあります。

真の成績Upとは学ぶ本人の習慣の変化にある。それを各個人に合わせてサポートしていくのが指導者の役目である。

そう私は定義付けたいです。そしてそのような縁に恵まれたのも自ら学習と関係のない部分で応援したいと思えるような行動をとっていたH君なくしてないのです。感謝です。

山梨の塾なら個別指導の学習空間