個別指導塾の学習空間、三島南教室の齋藤です。

学業がお仕事である学生の皆さんは、毎回定期試験の際には合計点の目標設定をしていることと思います。しかし、ただ漠然と「俺、今回のテストは合計175点目指すぜぇ。175点超えればスマホ買ってもらえるんだぜぇ。」などという理由で決めてしまっていませんか?まだ中学1、2年ならモノでつられて勉強するのもありかと思いますが、受験生になってこのような考え方では少し寂しいですね。

ちょっと話がそれてしまいましたが、テスト期間に入る前に目標設定の逆算を提案します。具体的にお話しすると合計175点であれば平均35点とらなければいけないということになります。しかし得手不得手もある中で、全科目均等に点数をとることは難しいのではないでしょうか。そりゃあ得意科目は得点源にしてほしいので平均止まりでは満足しないよねぇ。反対に苦手科目も同じくらいの点数をとれるのであればそれは苦手科目ではないのでは。

そこで目標合計点から各科目の点数の目標を考えてみましょう。できれば1点単位で。
例えば社会と英語が得意なのであればそれぞれ+5点ずつしちゃう。そうすると苦手科目の失点を補うことができますね。数学が苦手なので-10点、理科も苦手だけど数学ほどではないから-5点。そうなると175点に5点届かない。ならば国語は嫌いじゃないからもう少しとって+2点。あとは社会と英語で+3点とってしまおうって感じです。

この場合、最終的には国語37、数学25、英語41、社会42、理科30くらいの設定が具体的な目標でしょう。そうすると苦手科目は諦めるのではなく、目標に届くためにどこで点を稼ぐかが明らかになります。得意科目はもっと伸ばして絶対的な武器にするために凡ミスが致命的になってしまうということがわかってもらえると思います。出題パターンが決まっている受験問題ではより効果的ですよ。

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