英語

きっかけは、HIP HOPや馬!?

個別指導の学習空間、埼玉西部エリア・北本教室の山田です。
みなさんは普段、英語にどんな形で触れ合っていますか?
中には、学校の授業の勉強くらいかな~という人も多いではないでしょうか?

私は当時中2~高校生にかけて洋楽のHIP HOPにハマり始めました。
当然英語の歌詞なんて、ほんの少ししか分かりませんでした。
そんな中でも当時は、このかっこいい歌の歌詞の意味って何だろうと気になりましたから、英語の歌詞を紙に書き出し、片っ端から辞書で調べていった何て記憶にあります。
今ではGOOGLE翻訳などの便利な翻訳機能がありますが、当時そういったものはなかったので地道に調べていきました。
でも自分が好きな曲の歌詞を調べるという作業は全然苦痛ではなかったですし、普通に単語帳を開いて練習しているよりもよっぽど多くの単語を覚えられたような気もします。
(といってもHIP HOPなのでスラング:俗語も多く和訳を理解するのは大変でしたが)

また、少し真っ当な学習ではないかもしれませんが、当時競馬中継を毎週日曜日に見ることも好きだった私は、競走馬の馬名に多くの疑問を持っていました。
というのも、何千頭もいる競走馬には1頭1頭個性的な名前がつけられています。
もちろん日本語ですぐわかる意味の馬もいますが、中には英語から取られている馬名もあります。
簡単なところでいけば、DEEP IMPACT(ディープインパクト)→強烈な衝撃
ADMIRE ○○(アドマイヤ○○)→賞賛・憧れ
(※冠名といってアドマイヤ~という馬名がたくさんいました。)
当時、いろいろな馬名を見て、この馬かっこいい名前だな、何て意味だろうと英語辞書でたくさん調べていた記憶があります。
勉強で辞書を使うと考えると、面倒くさい・単語なんて覚えられないとなってしまうところが、自分の興味あることでの辞書引きなんかは全く苦でなかったし、むしろ楽しかった記憶があります。

皆さんもゲームに出てくるキャラクターの名前なんかは苦も無く覚えたりしますよね。
私の場合はHIP HOPや競走馬というきっかけでしたが、きっかけは皆さんそれぞれ色々で良いと思います。
興味を持って英語に触れることができれば(他の教科も同様に何か良いきっかけがあれば)
それが、「好きこそ物の上手なれ」、上達への一番の近道になると思います。

皆さんもぜひ、気軽に英語などに触れるきっかけを見つけてみてください!!

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英文法の攻略法は?

個別指導塾の学習空間、栃木室町教室の宮下颯史郎と申します。
今回は、私の英文法の覚え方をお話ししようと思います。

結論から申し上げますと、自分の母国語との違いを発見して、納得することだと思います。

まず、文法とは何かというと、簡単に言えば、『英単語をこの語順に並べてください』というルールです。英文法が難しいと感じて、英語に苦手意識を持ってしまう人もいるかと思いますが、日本語と同じように英語にも、ある程度のルールはあるということをまず、納得してみてください。
例えば、日本語では、文末に動詞を使いましょうというルールがあるかと思います。例を出すと、「私は昨日、英語を勉強した。」といった例文ですね。一方、英語は、”I studied English yesterday.”のように動詞はではなく、主語の次に来ています。
これが一般的な、日本語と英語の違いです。生徒の英語を指導していて、語順が結構バラバラになっている生徒が、今までにもいましたが、まず、このような規則性の違いを発見できるかが、英文法を攻略できる1つのカギだと思います。

そしてもう1つ、疑問文のときにbe動詞は、文頭に行くのに、playとかswimとか一般の動詞は、どうして文頭に来ないの?ということも、日本語と英語の近いですよね!
これは、英語には、「助動詞は、疑問文のときには文頭に置いてもいいが、一般動詞はだめ!」というルールがあるからなのです。ちなみに、一般動詞の疑問文には、Doが使われますね?このDoもbe動詞も実は、助動詞なのです!だから、疑問文では、文の最初に来ます。けれど、日本語では、「行った?買い物」のように、日常生活でも、たまに使うことがあります。これは、日本語ではオッケーだけど、英語ではダメなのかな?といったことを考えたり、見つけたりしてみてください!
それだけで、英文法は覚えやすくなると思います。

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なぜ単語って覚える必要があるのか

個別指導学習空間 静岡東部エリア 富士西教室・学習空間プラス 内藤です。

英語を勉強するときに単語を覚えなさいと言われたことはありませんか?
私自信、今まで何回か生徒さんに対して言った事もあります。

そのたびよく「覚えられない」という言葉を耳にします。
ただでさえ英語苦手なのに覚えるなんて大変と思う方もいるかと思います。

そこで今回はまず英語の覚え方ではなく、なぜ英単語を勉強する必要があるのかをお話しようかと思います!

例えば、小学生に高校入試の国語の問題を読ませて内容を理解できるでしょうか。
全ての漢字に振り仮名をふってもどんな話しか理解することは難しいですよね。
まだ小学生だから・・・ではなくボキャブラリーの差なのです。
読めないのは知らない言葉がたくさんあるからです。
今この私の文章をすらすらと読めるのは、それぞれの単語を無意識に理解しているからです。
英語の長文読解も同じです。どれだけ単語を知っているかでかなり変わります。
知っている単語の量で長文の読むスピードは変わります。

人は97%の単語がわからないとその文章は読めないと言われています。
しらない単語を推測すれば平気!ではなくまずはとにかく単語を覚えましよう!

覚え方は、また紹介します♪

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英語の並び替えはパズル

個別指導塾の学習空間 愛知エリア西尾北教室・学習空間プラスの出山です。

英語の問題集やテストでよく出題されている並び替え問題。
語群がすでに用意されているので、それらを並び替えるだけで点数につながる問題です。
この並び替え問題はパズルだと思って取り組んでみましょう!

○私は行きます。→ I go.
○私は〔学校に〕行きます。→ I go to school.
○私は〈毎日〉〔学校に〕行きます。→ I go to school everyday.
日本語は、主語+述語に場所や時間と言った追加の情報が入ると、主語と述語の間に言葉が増えていきますよね。
しかし、英語では、主語+動詞の後ろに場所、時間の順に追加の情報をくっつけていきます。

○私は学校に行き〔ません〕。→ I don’t go to school.
○私は学校に行く〔ことができます〕。→ I can go to school.
○私は学校に行か〔なければなりません〕。→ I must go to school.
今度は、日本語の述語の部分の形が変わった時です。
英語では、動詞の前に否定の単語や助動詞が補われています。

ほかにも、頻度を表す言葉 よく、ときどき などは、英語では主語の後ろに配置することが多いですよね。
また、to不定詞の後ろは動詞の原形がくる、といったように様々なルールから、語群の中での単語同士のつながりが見えてきます。

主語や動詞、助動詞、形容詞と言った品詞
その品詞はどこに配置するのか・何とくっつくのか
この2点を把握していくと、並び替え問題は少し解きやすくなってくると思います。
新しい単語や文法を覚えているとき、ぜひその品詞や品詞の配置までチェックしてみましょう!

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英語文法の上達方法

個別指導塾の学習空間 静岡東部エリア 御殿場教室担当の宮川です。

今回は、英語の勉強の仕方について考えていきましょう。

私は英語の文法はパズルのように考えています。
肯定文は主語から始まり、主語は名詞又は代名詞が必ず使われる。なのでIとかMy dogなどは主語になるけどplayとlikeが主語になることは無いですよね。
主語の次に来るのは動詞です。動詞には2種類あります。Be動詞と一般動詞です。Be動詞は be am is are was wereの6つしかありません。それ以外は全部一般動詞です。そしてBe動詞と一般動詞を同時に使う事はできません。どちらか一個だけです。
そして次は使う動詞によって分岐してくるんですが、Be動詞なら次に形容詞または名詞がきます。
動詞ならそこで文が終わることもありますし、目的語が来ることもあります。目的語がくるなら名詞か代名詞がくるでしょう。動詞の後にまた動詞はきません。
そして、場所を言う場合は前置詞を使い場所を示す。
時間をいう場合は文章の最期にYesterdayとかTodayをつける。

否定文はBe動詞ならBe動詞の後ろにnotをつける。一般動詞なら、時制でdon’t doesn’t didn’tをつける。
疑問文ならBe動詞を使っているなら主語とBe動詞の位置を入れ替える。一般動詞ならDo Does Didで始める等。

上記の通り、英語にはルールがあります。そのルールに則って単語を組み合わせていく感じです。某パズルゲームみたいに適切な品詞(動詞とか名詞とか)を順番にくっつけていくイメージです。

なので英語を勉強するときはまずは文法というルールを覚えましょう。そして英単語をパズルのピースとしてどんな形(品詞)なのかを考えてつなぎ合わせましょう。

暗号みたいに英文を覚えても理解できているとは言えません。

ぜひ試してみてくださいね!!!

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受け継がれる意志

個別指導塾の学習空間 兵庫エリア 高砂・稲美教室の馬場です。

今回は、私がこの10月まで指導に関わっていた生徒さんについて話をしたいと思います。

私がその生徒さんを教えるようになったのは、昨年の7月でした。中学2年生の大人しい女の子で、英語と数学の2教科を受講していたのですが、なかなか英語に手をつけない、なんなら英語はやらずに帰ってしまいそうになることもありました。そのくらい英語を毛嫌いしていて、点数も20点前後だったように記憶しています。単語もあやふや、英文法は1年生の後半くらいの範囲から徐々に分からなくなっているようでした。

とにかく英語が少しでも好きだと思ってもらうためにはどうすれば良いのかと考え、定期テストで得点できるようになれば、英語を少しでも好きになり、英語に『自信』持ってもらえるようになるだろうと、一緒に英語の目標点を決めて、指導しました。

単語を一日10個ずつくらい覚えたり、定期テストがない時期には1年生からの復習をしたりと、その生徒さんは並々ならぬ努力はしていたように思います。また、数学だけやって帰ろうとする日もなくなってきました。
そのような中、定期テストで英語の得点が50点を越えたのです。しかも、その次のテストの目標点はと聞くと、「次も50点以上を取る!」という力強い言葉が返ってきました。また、「英語が少し分かるようになってきた」とも言ってもらえました。
その生徒さんにとって『自信』が持てるようになった瞬間に立ち会えたような気がしました。そして、次の定期テストでも目標通り50点以上を取ることができました。

この話を、土曜日特別学習の授業の中で、ある生徒さんに話しました。その生徒さんも大人しい中学2年の女の子で、最初は「自分は無理やから」と言っていましたが、この話の主人公が、同じ時間に土曜日特別学習の授業を受けていた、今では中学3年になった先輩だということを聞いて、驚いていました。そして、その先輩からも「苦労したけど、分かるようになって、英語が嫌いではなくなったよ」と声をかけてもらっていました。その言葉を聞いて、「ちょっと頑張ってみようかな」と言ってくれたことは、嬉しくもあり、また経験者の想いは、受け継がれていくことも感じました。

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基礎の反復で型を作ろう

個別指導塾の学習空間 愛知エリア 豊田朝日教室&みよし教室の杉田です。

今回紹介させて頂く生徒は、昨年度に志望校に受かり卒業をしていったAさんについてです。

Aさんはみよし教室が新規で開校した去年の8月に入会をしてくれた生徒です。当時中学3年生でした。英語がとても苦手で、通っていた別の塾でも英語は諦めなさいと言われていました。そんなAさんですが、最終的には英語の苦手意識はなくなり卒業をすることになります。大の苦手だった英語をどう改善したのか(もちろんAさんがすごい努力をしたことは言うまでもありませんが)を紹介したいと思います。

~入会した時の状況~
Aさんは去年の8月に入会した段階で、定期テストの英語が12点でした。中学3年生で12点。かなり厳しい状況だったと思います。Aさんが後に飛躍的に成績が伸びた大きな要因は2点あるかと思います。まず1点目は、Aさん自身が英語を何とか出来るようにしたいという強い思いを持っていたということです。その思いこそがAさんを飛躍的に成長させる大きな要因だったということは言うまでもないと思います。2点目は、塾で取っていたコースです。Aさんは平日2日(1日3時間)、そして土曜日の少人数指導の授業のコースを取っていました。本来5教科対応のコースでしたが英語のみを徹底してやるカリキュラムをご提案しました。Aさんも保護者にもこのカリキュラムで英語を改善していくことにご納得して頂きました。このカリキュラム設定の段階で中途半端なカリキュラムを組まなかったこともAさんが苦手な英語を改善する要因になったと思います。

~実際に指導をしていた内容~
入会後にどういうカリキュラムで英語を指導していたかというと、とにかく「復習」を徹底して行いました。当時中学3年生でしたが、中学1年生のbe動詞の内容から戻って文法の復習をしていきました。私も数多くの生徒と出会い、英語が苦手な生徒ともたくさん出会いました。英語の苦手を改善する上でとにかく大切なことは「基礎を作る」ことだと思います。無理に今の学校の内容を追っても効果は出ません。基礎体力もないのにマラソンを走らせようとしているようなものだと私は思います。その「基礎を作る」ためにとにかく中学1年生~2年生のはじめの段階で勉強する英語のベースとなる文法を反復してもらいました。具体的に書かせて頂くと、be動詞(現在)⇒一般動詞(1人称、2人称の現在)⇒一般動詞(3人称の現在)⇒代名詞⇒疑問詞⇒一般動詞(過去形)⇒be動詞(過去形)⇒未来形となります。上記のステップをとにかくしつこいと言われるくらいに反復してもらいました。とくにはじめのbe動詞(現在形)⇒一般動詞(1人称、2人称の現在)⇒一般動詞(3人称の現在)の3つを重点的に確認しました。この初期段階をはっきりと理解してもらうことがとにかく重要だと私は思います。この段階で手を抜くと先の文法をやっていても必ず詰まりが出てきます。be動詞と一般動詞を使い分けること、文の作りの違いを理解することが何より大事だと思います。ちなみに文章中に書いた反復ですが、2~3回ではありません。特に上記の初期段階の3つに関しては10~15回、もしくはそれ以上は反復しています。そんなに同じものをやらせてばかりでは答えを暗記してしまうのではないかという質問を生徒や保護者から良く受けます。しかし、答えを覚える位にやり込めば「英語の型」みたいなものが出来上がってきます。その型となるベースを先に記載させて頂いた中学1年生~2年生のはじめで勉強することになります。よって英語の型を作るうえでも復習をしっかり行い、型を作ることが大切になります。

文法のことを上記で記載しておりますが、並行して英単語のテストも毎回行いました。文法だけではどうしても英語は点数が取れないので、単語の力を少しずつつけていくことも必須条件になるかと思います。

~Aさんの英語の成績推移~
入会前 12点
入会後1回目のテスト 38点
入会後2回目のテスト 43点
入会後3回目の最後のテスト 52点(入会前比較40点UP!!)
※内申も3まで上がりました!!

~最後に~
Aさんは上記の通り英語の点数が上がり、英語への苦手意識がなくなりました。点数が上がっ たこともそうですが、英語の苦手がなくなり、そして英語を好きになってくれて卒業をしていってくれたことを私は何よりもうれしく思います。苦手に向かい、立ち向かったAさん。半年でAさんが努力したことは、今後のAさんの人生にとって必ず価値ある経験となったと思います。共に半年間頑張ってくれたAさん、ありがとう!!

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「頑張り方」が大切

個別指導の学習塾、 栃木エリア 美しが丘教室・野木教室担当の柴田です。

私からは、「頑張っているのに結果が出なくて困っている」生徒のお話をしようと思います。
今は中3生、去年の夏に入ってきた生徒さんですが、当時は英語の点数が伸び悩んでいました。
聞くと、学校授業はしっかり聞いて板書もしているし、提出物関連はしっかりやって出しているとのこと。
確かに頑張っている様子はあるのに、上手く結果が出ない生徒さんでした。

 学習空間に来て、一緒に勉強していくうちに分かったのは、
② 語は発音を知らないままスペルだけ頑張って暗記している
②学校ワークは2周3周やるけど、実は中身を分かっていないまま全部マルだけつく
③自分で解けるけど、人に説明はできないことが多い
ということ。
そこに気づいてからは、どの科目についてもそこを意識しながら取り組むようにしました。
学習空間では英語の発音を一人ひとりチェックしますし、終わった教材についても逐一確認をするので「分かったつもり」で勉強が終わらないようになっています。
もともと頑張れる子だったこともあって、成果はどんどん出てきました。

 それから一年ほど経ちました。
当時は平均点を越えれば喜ぶくらいの点数だった子が、今では90点に届かないと悔しがるようになりました。
英語だけではなく、他の科目も「勉強の仕方」が分かり、同じ勉強時間でも効率良く点数が取れるようになってきました。
今では定期テスト範囲の提出物は早々に全部終えて、丸々一週間はテスト勉強に専念できるようになりました。

 その子の今の課題は、「実力テスト」や「模試」で定期テストのような良い点を取ること。
その達成には、今は分かっている「勉強の仕方」を中1・2の復習にもしっかり充てて、しっかり準備することが必要です。
まだまだやることはたくさんありますが、残り数か月、ともに頑張っていきたいと思います!

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「本気」でやる。

個別指導の学習空間 千葉エリア 八千代大和田教室・鎌ヶ谷教室の川田です。

みなさん、こんにちは!
今回紹介する生徒は中学2年生のN君です。

彼が入塾してくれたのは1年生の秋ごろ。
ちょうど1年前ぐらいですね。
入塾当初は英語が苦手科目。
入塾前はテストで35点ぐらいの生徒でした。

英語が苦手な子あるあるで「単語が覚えられません」というのがよくあると思います。
彼も多分にもれず覚えることが苦手です。
しかし覚えることが苦手でもなんでも単語を覚えないことには英語は出来る(テストの点が上がる)ようにはなりません。
とにかくまずは教科書の1単元の単語を覚えてもらうことにしました。
教科書の単語ですから、そんなに量も多くなく、難しい単語もありませんが彼は覚えることが苦手です。
1単元分の単語を1時間練習した後、チェックしてみてもなかなか合格することが出来ません。
何度も合格出来ずにいると、彼の目に涙が浮かんでくることもありました。
やはり悔しいのでしょう。
その分合格できた時のほっとしたような笑顔が印象に残っています。

そんな彼の勉強に変化が出てきたのが2週間ぐらい経った後でしょうか。
単語を覚えるための時間が少しずつ減っていったのです。
最初は1時間以上かかっていたものが、50分、40分と。
しかもしっかりと口頭チェックにも合格出来ているのです。
2、3ヶ月経つ頃には30分はかからないようになってきました。
今では、単元によっては15分かからずに単語を覚えられるようになっています。

その結果でしょうか。直近のテストでは80点を超えるようになってきました。
もう得意科目と言ってもいい程です。
もちろん単語だけでは点は取れませんが、単語が覚えられるようになったことで出来ることが増えていき、勉強に対する姿勢も変わってきたように思えます。

きっと彼は苦手と意識するあまり、今までやっていなかっただけでしょう。
「やっているけど苦手です、点数上がりません。」というのは良く耳にします。
しかし、「本気」でやっていなかったら結果は出ません。
「やっている」気になっているだけかもしれません。
彼のように涙を浮かべながらも向き合って必死に覚える努力をすればきっと結果として出てくるはずです。
やっているのに結果が出てこないという人は勉強のやり方、現在やっている量を先生に相談してみてください。
きっと改善点が出てくるはずです。

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日々の積み重ねが力になる

個別指導塾の学習空間 山梨エリア 甲府東教室&学習空間プラスの伊藤です。

今回は、私が昨年度学習空間プラスで担当していた生徒の話をしたいと思います。

私が彼女を担当したのは中学3年生の8月からで、英語をメインに指導していました。
定期テストではいつも80点台を取れるのに、実力テストになると30〜40点代にガクッと下がってしまうのが彼女の悩みでした。
志望校に合格するためには少なくとも70点は欲しいところ。
受験までの半年とちょっとで約40点の点数UPが必要でした。

山梨県の高校入試の英語は、リスニングと長文2題という形式です。
そのため、定期テストのために一生懸命文法を覚えても、長文に対応出来なければ入試で高得点が取れないのです。
彼女は長文を読む経験が圧倒的に足りておらず、正解できるレベルの問題も落としていました。
そこで、本番形式の長文をとにかくたくさん解いてもらうことにしました。

長文を解く上で気をつけていたことが2つあります。
1つめは解く時間です。
きっちり時間を決め、時間内で解き切れるように繰り返し練習をしました。
最初は目安時間の倍ほどの時間がかかっていたのですが、だんだんと時間配分のコツをつかみ、受験直前には試験時間内で問題を解き切ることができるようになりました。
2つめは解く順番です。
彼女は文法問題中心の長文よりも、読解問題中心の長文を得意としていました。
問題用紙の順番は文法中心→読解中心なのですが、万が一時間が足りなくなってしまった時、より高い点数が期待できる長文問題が解き切れなくなってしまうのはとてももったいないと思い、先に得意な長文を解くよう順番を変えました。
それによって、得意な長文で確実に点数を確保できるようになりました。
また、大問の中でも特に配点の高い問題や長文を最後まで読まなくても答えられる問題を優先するなど、1点でも多く取るための順番を考えました。

さらに文法や単語・熟語は長文の中でわからなかったものをそのつど専用のノートにまとめ、定期的にテストをしてチェックしていました。
これは自分のわからないところだけをまとめたノートとして、試験前の見直しにも使っていました。

指導を始めた8月から12月くらいまでは大幅な点数の変化は見られませんでした。
まわりの友達が少しずつ点数を上げている中、自分だけが取り残されたようでとても不安な気持ちだったと思います。
保護者様から、本人が不安になっているという相談を受けたこともありました。
それでも彼女はあきらめずに、ひたすら長文を解き続けました。
すると1月に入ったところで英語の点数がグンと上がり、安定して70点台が取れるようになったのです。
その結果、入試本番でも70点台を取ることができ、無事志望校にも合格できました。
点数が上がるとともに笑顔が増え、表情にも自信が付いてきたこともとても印象的でした。

正確な数はわかりませんが、彼女は7ヶ月の指導の中でものすごい数の長文を解きました。
その1つ1つが彼女の力になったのだなと、私は改めて継続することの大切を学びました。
何かを続けることは簡単なことではありませんが、1人でも多くの生徒に継続することのすばらしさを知ってもらえるよう、私も努力していきたいと思います。

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