飾磨西教室

”学ぶ”ために大切なこと

個別指導塾の学習空間 兵庫エリア 姫路灘・飾磨西教室の大野です。

ぼくは、学習空間という場で小学生、中学生を指導しております。
そこで最近感じていることはどの世代にも共通している「伸びる生徒、伸び悩む生徒」の特徴があることです。

それは、自分から手を動かそうとするか、です。

小学生は比較的手を動かします。子供っぽいからこそ失敗を恐れず自分の考えを書きます。
そういった生徒には「こうすると良いよ。」というだけでどんどん進めるので伸びていきます。

中学生は20%は手を動かし、40%は動かそうとしません。では、残りの40%は?
自分の考えを講師におしゃべりします。これは一見積極的に見えますが”自分の考えに自信がなく、講師の顔色で合っているかどうか確かめたり、集中力が切れて手を動かす以外のことをしたい”ということです。
この40%は、誰かといっしょならできるけどテストで一人ではできない生徒に育ってしまいます。
なのでぼくはよくこう指導しています。
手を動かさない40%の生徒には例題をぼくが書いて「真似してみよう」
おしゃべりする40%の生徒には「書いて考えを教えて」
手を動かす20%には「これ解いてみて」

ただ教えるだけでは、その瞬間は気分が良いかもしれません。しかし、テストなど目に見える結果に出なければ、最終的にはその生徒にとって沼のようなもがいても出られない状況になってしまいます。

せっかく塾に来てくれていて、上記のような言葉をかけるときは自分もつらい気持ちになります。
しかし、テストという目標のために突き放し一人で手を動かさせることが重要だと考えています。

もし、これを見る学生がいれば、まずは手を動かしてみてください。
そこから少しずつ目標に向けて軌道修正していってほしいとぼくは思います。

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間違い直し

個別指導塾の学習空間、加古川南・飾磨西教室担当の渡井です。

今回は、自分の間違いをよく見てみよう、という話をします。

問題を解いてみて、間違ってしまうことは仕方ありません。
大切なのは、次に同じような間違いをしないことです。

ただ丸をつけて終わり、では次も間違ってしまいます。
だから、解説を読んで、それから自分の間違った答えをチェックして、どうして間違ったのかを探してみましょう。

例えば計算問題ならば、プラスとマイナスを逆にしていた、たし算なのにかけ算のルールで計算してしまった、など見つかると思います。
知識の問題ならば、ただ忘れていた、語句を違う意味で覚えていた、など分かると思います。

そこが分かれば、対策できるようになってきます。
例えば計算問題ならば、プラスとマイナスをチェックする、など気をつけるようになります。
知識の問題ならば、覚え直すところが分かります。

もちろん、突然すべて出来るようになる訳ではありません。
自分の間違いをよく見て、対策を見つけて、こつこつと問題を解いていく、の繰り返しなので大変です。
ただ、これを続けていけば、同じ間違いはだんだん少なくなっていくと思います。

自分でなぜ間違ったのかよく分からない時は、分かる人にどんどん聞いてください。
塾の先生でももちろん大丈夫です。

今回の話は本当に大切だと思うので、これまで何度も言われてきたことかもしれませんが、改めてお伝えしました。

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やる気は大切

個別指導塾の学習空間 兵庫エリア 加古川南・飾磨西教室の渡井です。

今回はある中学生についてお話をしたいと思います。

2年生の初めに塾に入って来た時は、学年平均点より各教科20点くらい低い成績でした。やる気は特別あるようにも感じられませんでしたが、塾で決められた内容をがんばってすすめていました。すると、入塾後はじめてのテストで5教科100点くらい上がりました。

ラッキーな面もあったのだと思いますが、結果が出たことで本人のやる気が変わったように感じました。やる気が出たその後は、すすめられるペースが少しずつ上がっていき、集中している時間が多くなってきました。以前より学習する習慣がついていき、テスト結果についても、中学校を卒業するまで入塾前より高い点数をとり続けました。

忙しい時や、苦手な単元の時はやる気が下がってしまい、結果が悪い時もありました。
そんな時でも、入塾前より50点高い点数をとるくらい頑張っていました。

彼女はいつもすべてのカリキュラムをこなせる訳ではありませんでした。しかし、やる気を持って、自分が出来るだけがんばったから、いい結果につながったのだと思います。
やる気を持つことは、何かを取り組む時にとても大切なものだと改めて感じました。

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自分で考えて動くということ

個別指導塾の学習空間、兵庫エリア、姫路灘・飾磨西教室の谷口です!

今回は私の担当する教室に現在も在籍している生徒についてのエピソードを書いていきたいと思います。
彼は中2の4月に学習空間に入塾しました。
入塾当時は5教科の点数を合わせると300点くらいで、
志望校は入塾後しばらくは姫路市でそれなりの学力レベル(5教科合計360点が合格目安)でそこそこ人気な高校でした。
その頃から真面目かつ実直に取り組んでくれてはいましたが、
当時は数学でいう計算力や各教科の単語力は飛び抜けているわけではなかったので
こちらの提示するカリキュラムをこなすことに初めは精一杯だったようです。

当然ではありますが、長らく反則行為(プリントの答えを見る等)を一切せずに、基本に忠実に、そして丁寧に学習に取り組んだこともあり、
計算力や単語力をメキメキと伸ばしていったのに始まり、
今となっては学区3番手の高校(5教科合計430点程度必要)が適正レベルになるくらいにまで成績が上昇しました。
学力は確かに必要ですがイベント事が地域でも1番多く盛大で楽しいと評判の高校で、
彼自身オープンハイスクールでその高校に行きたい気持ちが出てきたようです。

彼が何をしてここまで成績が伸びたのかというと、
彼自身が「自分で何をするか考えて動いた」だけで、
講師側の私からは特別なカリキュラムを組んだりしたわけではありません。
指導回数についても彼にたくさん教えた、というわけではなく
むしろ彼に対する指導回数は少ない方でもあります。
なので彼が彼自身で伸びるキッカケを掴んだのは断言できます。

私の担当する教室で成績上昇幅が大きい生徒に共通することとして
「カリキュラム終了後に自主的にワークを解いていく」
というものがあります。
また、彼に関しては「学校ワークは家でやるもの」という位置付けが出来上がっているので、
演習量そのものが相対的に他の生徒より多くなっているのも影響していると思います。
様々な問題を解いていく中で、知識を総導入しても理解しきれないものが出てきたときに
講師である私たちに頼る、という彼のなかでのポリシーも出来上がってきたのでしょう。

受講しているどの教科についても、こちらのカリキュラム後にkeyワークでその日やった単元の応用問題まで解いていったり、
英語に関してはそれに加えてさらにその日に和訳した単元の英訳までやってのけています。
正直私自身、彼のストイックさにびっくりしました。
他の誰よりも「今、自分がすべきことは何か」と考えて動いてきた結果が今の彼に繋がっています。

自分なりにしっかり考えて置かれた環境のなかでいかに結果を出すか。
これができれば成績も右肩上がりになるのでしょうが、これが難しい。
手探りで自分に合う学習法を見つけた彼に拍手を送りたいというのと、
これから受験本番に向けてさらに大変で頭を使う日々になりますが
持ち前の探求心で乗り越えて
最高の成功体験をしてもらえることを願ってやまないです。

将来的には自分で考えて動き、なおかつその責任は自分で負うことが多くなってきます。
今後のためにも、他の人に言われたことをただ実行するだけでなく
自分自身で考えて「+α」をしてみてはいかがでしょうか?
自分のことは自分が良く知っている。だからこそ出来ることだと私は考えています。

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難関校を目指して

個別指導塾の学習空間 兵庫エリア、飾磨西教室・加古川南教室の戸澤です。

今回は加古川南教室のU君について紹介させていただきたいと思います。
U君が入塾したのは中3の8月で、ちょうど加古川南教室がオープンしたばかりのときでした。

彼が目指していたのは、地域でもTOPの進学校。
入塾当初の成績は学校内で50番台と、けして低くはないのですが志望校を目指すにはかなりの努力が必要な状況でした。
これまで部活ばかりで、ほとんど受験勉強もしてこなかったという彼は、その夏から本当に頑張ってくれました。

地元でTOPの進学校を目指すには、学校配布の教材だけでは足りないので、数学・理科・社会に関しては旺文社の出版している『全国高校入試問題正解』の分野別過去問に取り組んでもらいました。
入試問題で高得点を取るには様々なパターンの問題に触れておく必要があると思ったので、全国の高校入試の過去問が掲載されているこの教材は最適でした。

まず数学の取り組み方ですが、解法パターンのインプットに力を入れてもらいました。
やはり高校入試の過去問は難易度の高い問題が多く、初見ではなかなか解けないので、
「5分考えてわからなければ答えを見てもいいよ。」とは伝えてありました。
その代わり「解説をよく読んで理解できたなら、もう一度自力で解答を再現するんだよ。」と約束し、必ず解き直しもしてもらいました。

解説を読んで理解できたからといって、その問題が解けるようになっているわけではありません。
かならず、何も見ずに解き直しをしなければ本当に自分がその問題を解けるようになっているかはわかりません。
解き直しをしていて、つまずいた箇所があればそこをもう一度見直す。
そういったプロセスが、受験勉強とって本当に重要になってきます。

理科と社会に関しては、基礎知識がある程度入っていたので、問題演習をしながらのインプットを意識してもらいました。理社は過去問から吸収できる知識がたくさんあります。

U君の頑張りもあり、学校内での順位は50番台⇒9位にまで上昇!
模試の偏差値も63⇒66へUPし、無事第一志望の高校に合格してくれました。

現在も塾に通い続けてくれており、部活動も頑張りながら、学業面でも優秀な成績を収めています。
とにかくストイックに部活動や学業に打ち込む、そんな彼を私は一人の人間として尊敬しています。

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自分の現状を把握すること

個別指導の学習空間、姫路灘・飾磨西教室の谷口です。

今回は私が指導していた、当時中学3年生の子の紹介をしたいと思います。
私はその子が在籍していた教室を途中から引き継いだ形だったのですが、その子ははモチベーションがかなり低く、課されていたカリキュラムを適当に済ませていたり、ぼーっとしていたりすることが多い子でした。

それもあって、前任の先生から教室を引き継いでからしばらくは、
「あ、この子はしゃーなしで勉強しとんやな」
という印象を受けていました。
その時点でのテストの点数は各教科20~30点台で、志望校はおろか公立高校の進学に手が届かない状況でした。

ただ、塾は全く休まずしっかり来てくれていたので勉強を拒絶してるわけではなく
加えて、好きな野球の話になると「俺、家帰ってからも毎日素振りしとんねん」等、生き生きと話をしてくれたりすることから、
他の原因で成績が伸びきってないのだろうな、と判断できたので

①カリキュラムの見直し
②フランクに絡む

ことに重点を置いて指導に当たりました。

①では、
「全て即答できそうな問題」のみ→「即答はできないが少し考えたら解ける問題」→「平均点を取るために落とせない(ちょっと難しい)問題」
というようにスモールステップで段階的に実施しました。

②については字の通り、勉強の話ばかりでなく色んな話をして、質問しやすい&勉強を「させられている」感をなくす関係作りを目標に動いていきました。

もちろん、こちらがこのような動き方をしたところでそんなに簡単に成績が上がるわけではないですが、
彼も夏休みを経て志望校へ向けて頑張りたいという意識が強まったのか、
時間をもて余していた初めの頃と違い、自分でやるべきことを考え、どんどんやってくれるようになっていきました。
9月時点で受講していた教科の点数が、合計で以前より70点くらい上昇したのもあって
以後さらに集中して取り組んでいってくれるように。

その頑張りをずっと持続でき、11月の期末試験では5教科の合計で300点以上取り、6月から5ヶ月で150点弱の点数upとなりました。
また、初の平均超えでもありました。
いつもは隠そうとする成績表をドヤ顔でこれ見よがしに見せつけてきたのは忘れられません(笑)
またこの結果、志望校の推薦入試にチャレンジすることも学校から認められました。

点数&内申点がupしたこと、以後の彼の推薦対策の頑張りもあって
無事、第1志望校に合格することができました。

彼が進学し、現在通っている高校は兵庫県内では野球の強豪校です。
中学時代に毎日やっていた素振りなどの自主練が生かされていることを願うばかりです。

読んでいただき、ありがとうございました!

兵庫の塾なら個別指導の学習空間

いろんな暗記法

個別指導の学習空間、兵庫エリアの戸澤です。

皆さんは暗記をするとき、どんな方法を使っていますか?
おそらく多くの方が、教科書を見ながら書いて覚えたり読んで覚えたりしていると思いますが、中々覚えられないという悩みをもっている人も大勢いると思います。

そこで今回は、効果的な暗記のテクニックを3つ紹介したいと思います。

『ステップ法』
ステップ法とは簡単に言ってしまえば3歩進んで2歩下がる暗記法です。
やり方は以下の通りです。

①最初に1を覚えます。
②1を覚えたら次に2を覚えます。
③2が覚えられたら、1と2を目をつぶって復唱します。
④1と2が覚えられたら3を覚え、1、2、3を目をつぶって復唱します。
⑤これを繰り返し覚えていき、最後に暗記したいことを声に出しながら1度だけ書きます。

これを繰り返していくと、前に覚えたことと併せて新しいことが覚えられるので、確実に暗記することが可能です。
ポイントはすぐに繰り返すこと。すぐに繰り返すことによって、暗記した情報に触れる時間が長くなり、記憶に定着しやすいというわけです。
そのため、1つ覚えたら間を空けず、すぐに次に覚えたことと併せて繰り返して暗記するのがよいでしょう。
ステップ法は、目で読むだけよりも声に出して繰り返すことがポイント。暗記したいことを何度も耳で聞くことができるので、暗記のスピードも上がります。

『ホールド法』
ホールド法というのは、記憶を15秒間持ち続ける(ホールドする)という暗記の方法です。
一昔前に話題になったビリギャルという本でも紹介されておりました。
やり方は以下の通りです。

①暗記したいものに意識を集中させます。
②15秒ぼーっとして、何も考えないようにします。
③暗記したことを思い出します。
③声に出したり紙に書いて暗記したことをアウトプットします。

たったこれだけのことですが、ポイントは15秒たったら暗記したことをアウトプットすること。これを多く繰り返すことで、より確実に短期記憶を長期記憶へと変えていくことができます。

『リマインドプッシュ暗記法』
最後にリマインドプッシュ暗記法を紹介します。
これは覚える作業よりも、思い出す作業を重視した暗記法になります。
「覚えよう」とすると情報を頭に入れる事にばかり気が行ってしまい、教科書を何回も読み込んだり、教科書を見ながら単語を書き写したりしてしまうものです。

しかし、黒板を見ながらノートを取っても授業が終わったらその内容を全然覚えていないように、「教科書を読みながら行う勉強」ではダメで、「教科書を見ずに思い出す勉強」でなければ効率よく暗記することはできません。
覚える作業は読めば終わりなので、1単語につき5秒で済みます。「覚える」作業はさっと済ませて「思い出す」作業に力を入れましょう。

①覚えたい情報を1つの文章にまとめます。
これは単純に語呂合わせでもいいですし、英単語と日本語をくっつけるだけでもOKです。
(例 「traditional=伝統的な」なら「トラディッショナルデントウテキナ」と読むようにします。)
②目を閉じて、まとめた情報を何度も唱えます。
目を開けてしまうと、つい単語が視界に入ってしまいます。それでは「読んでいる」だになってしまうので、必ず目を閉じて唱えてください。
③唱える速度を速くしていき、限界まで情報を圧縮します。
④思い出せないものはミスノートに書き、定期的に何回も思い出します。
勉強した1時間後・3日後・10日後に、少ないヒントから答えを思い出せるかチェックしてみましょう。
この3回のチェックで忘れている事が分かったら、「覚えたい単語を1回1秒で唱える」を60回繰り返した上で、ミスノートに書きます。

以上がおすすめの暗記法です!どのやり方も本質的には似ており「思い出す」という作業に重点が置かれていると個人的には思います。
みなさんに合った暗記法があればぜひ取り入れてみて下さい!

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過程を書く!

個別指導の学習空間、兵庫エリアの谷口です。

今回は主に数学(たまに理科も)の学習法を説明させていただきます。

題名にある通り、今回は過程を書くことの重要性について述べていきます。

まず確認事項としてですが、あなたが数学を苦手とされているなら、

・文章題を解くときに自分の考え方の過程を書いていますか?
・計算問題を解くときに途中式を書いていますか?
・図形問題を解くときに向きを揃えて書き並べたり(主に証明)、問われている図形を抜き出して書いていますか?

苦手な方はこの3点の少なくとも1つはできていないかと思いますし、得意でもミスがなかなか減らないという方は是非これを読んで実践してみてください。

なんでそんなんせなアカンねん、と結構めんどくさく感じるとは思いますが
この3点を実践することにより、式がたてられるようになる、考え方が分かる、計算ミスをしにくくなります。断言できます。

なぜかというと、
連立方程式を例に挙げて述べていきますが、
「1個140円のリンゴと1個40円のみかんを合わせて11個買いました。合計金額は940円でした。買ったリンゴの数とみかんの数を答えなさい。」
という問題があったとします。

まず何をxとyにするか、文章から考えます。
文末に「数を答えなさい」とあるので
リンゴの数→x
みかんの数→y とします。
リンゴとみかんを合わせて11個なので、
x+y=11…①
次に、リンゴx個の金額とみかんy個の金額を考えます。
リンゴx個の金額→140x
みかんy個の金額→40y
合わせて940円なので、
140x+40y=940…②
あとはこの①、②を連立方程式として解くだけです。

このように、リンゴの数をx、みかんの数をyと置き
かかる金額なども書き出すことによって
文章を見るだけで式を立てようとするよりも
格段に式を立てやすくなっているかと思います。
苦手と感じる人が多い道のりの問題でもこのように書きだしていけば解けます。

式を立ててから先は計算、ということになりますが、
この計算にも当然落とし穴があります。
特に、文字式&方程式を習いたての1年生や2年生以上で計算が苦手な方です。

3(2x-3)-4(3x-8)
のような文字式を例に挙げます。
①まず分配法則を使ってカッコをはずす「だけ」(分配法則等の説明は割愛します)
→6x-9-12x+32
②アルファベットが付いている項と数字だけの項に分ける
→6x-12x-9+32
③きまりに従って計算
→-6x+23

当たり前のようなことを当たり前にやっただけですが、この①・②を飛ばしていきなり答えだけを書こうとする人のミス率がかなり高いです。
数学が苦手な人ほど習った当初から飛ばしがちです。
飛ばす癖がついてしまっていると
3年生になってからの計算や、
計算量が急増する高校の数学Iでボロボロにやられます。

回りくどいやり方だとは思いますが、
過程を飛ばしてばかりだといつまでもミスは減らず、解き方も身に付かずな状態のままです。
丁寧にやっていくことが、確実に理解できるうえ点数を確保していくことができる近道です。

ひと言で言い表すと「急がば回れ」です。
ことわざって核心を突いてることが本当に多くてびっくりしますよ。

兵庫の塾なら個別指導の学習空間

GWに読書はいかが?

個別指導塾の学習空間 兵庫エリア 加古川野口教室・飾磨西教室の戸澤です。

今回は読書について書かせていただきます。
あまり勉強のやり方とは直接関わりがあるとは思えないかもしれませんが、語彙力や集中力の強化、また勉強の合間の息抜き、ストレス解消等さまざまな効果が期待できます。
せっかくの長期休暇。普段読書をしない人もこの機会に文学作品に触れてみてはいかがでしょうか。

とはいうものの、なかなか図書館や本屋に足を運ぶのはめんどくさい。文学作品って文字数が多そうで読む気になれない。
そんな人も多いはずです。

そこで今回は、インターネットで気軽に文学作品を読むことができる『青空文庫』を紹介します。

『青空文庫』というのは著作権が切れた文学作品を電子書籍化してインターネット上で無料公開しているサービスです。
PCからはもちろん、kindleやスマートフォンのアプリからでも気軽に読むことができます。

この『青空文庫』から特におすすめの作家や作品をいくつか紹介させていただきます。

【芥川 龍之介】
代表作
・羅生門
・蜘蛛の糸

難しい言葉が多く出てくるので少し対象年齢は高めですが、短編が多いのでちょっとした息抜きやスキマ時間に読みやすいです。
人の内面が生々しく描写されており、どちらかといえば暗い作品が多いですがとにかく引き込まれます。

【太宰 治】
代表作
・走れメロス
・人間失格

『人間失格』は太宰本人の自伝的小説とも言われてます。教科書で『走れメロス』しか読んだことのなかった私はその作風のギャップに衝撃を受けました。
読んだことのない人はぜひ一度読んでみてください。

【夏目 漱石】
代表作
・坊っちゃん
・吾輩は猫である
・こころ

夏目漱石の作品は特におすすめできます。彼のすごいところは芥川龍之介や、太宰治と同時代の作家であるにも関わらず、その文章の読みやすさにあります。
文学作品なんですが、漫画を読んでいるような感覚、その表現力は随一です。

今回、紹介させていただいたのはほんの一部ですが、この記事をきっかけに文学作品に興味を持っていただければと思います。
また以前、教科書で読んだことがある作品も、もう一度読み直してみてください。
当時とはまた違った視点で、その作品を楽しめると思います。

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「振り返り学習」の重要性

個別指導の学習空間 兵庫エリア 姫路灘教室・飾磨西教室の谷口です。
今回は、振り返ることの重要性について書いていこうと思います(最近習ったものの復習とは違います)。

これは、特に2年生以降の数学に適用できるかと思います。そのため、2年生の数学を例に話を進めていきます。

2年生での難単元としてよく挙げられるのが
「連立方程式(文章題)」「一次関数(文章題)」「合同の証明」です。
合同の証明については解き方そのものを習うのがその単元に入ってからなので省きます。
連立方程式と一次関数については答えを導くための計算は2年生になってから習うものの、
答えの核となる式の組み立てに関しては1年生で習う「文字式(数量を表す式)」を積極的に用いるのです。

計算だけならかなりの生徒が正解すると思いますが、難単元とされている理由としては「文章がややこしい」、「式が立てられない・思い浮かばない」からだと自身の経験や指導をしていて実感しました。実際に、文章題となると手が止まる生徒が本当に多いです。

そのため、ある程度の生徒がこの単元で復習ややり直しに時間を費やすことになります。
ただ、そのやり方についてですが連立方程式や一次関数の単元の初めからやり直す、というものは効果が薄いと感じます。
なぜなら、「計算の仕方は分かっている」からです。「文章がややこしい」、「式が立てられない・思い浮かばない」から解けないのに、単元の初めからやり直したとしても再び計算の仕方を再確認するだけに落ち着いてしまうだけです。

どこかの単元でつまづいた時、その単元をやり直すことによって解けるようになると考える人が多くいると思います。それが最有効の手段のものもあればそうでないものもあります。
そうでないものはどうすれば良いのか?
それは、「関係する単元をやり直すこと」です。

今回のような連立方程式や一次関数、3年で学習する「関数」の場合は1年で学習する文字式を、
また、「相似」の場合は2年で学習する平行線と角を、
といった形で単元をいくつかの部分に区切り、核となる単元を復習することによって連立方程式の文章題などが解けるようになるということが多々あります。

遠回りに感じるかもしれませんが、答えがたまたま合っただけで「分かった気になる」のではなく、
しっかりと「分かった」と自信を持って言えるようになるためには、
なぜそのような式を組み立てられたのかを説明できなくてはなりません。

この段階までたどり着くと、初めて見るような問題に手も足もでないというようなことは無くなるはずです。

何かの単元でつまづいてしまった時はこの手法を実践してみてはいかがでしょうか・・・?

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